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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

修験道を歩く、大普賢岳

2018年11月03日 | 「山」のひきだし
秋の奈良に出かけてきました。大普賢岳。


佐和又ヒュッテから歩き始めます。
ヒュッテの前も、周辺も自然林に囲まれた絶好のキャンプ地です。








ここもキャンプ地。




見えているのが大普賢岳、でしょうか。


























修験道には、行者たちのための靡(なびき)と呼ばれる霊場があり、大峰には75か所あるそうです。
窟(いわや)と呼ばれ、本日のコースのは岩をくりぬいて作られています。他のコースのはただ道のわきに石碑があるだけというのもありました。




笙の窟、靡の中でも重要な窟で修験者が冬ごもりをしたらしいです。
役小角(えんのおずぬ)さん?が祭られています。














石の鼻に登ってみました。
ガスでちょっと視界は悪かったですが、大台ヶ原などが一望できます。


シンボルツリーだそうです。






奥駈道と合流。


とんがった大日山が見えます。


大普賢岳、頂上。
頂上は割と狭くて、低い灌木も繁っていますが、稲村が岳方面の視界が開けている場所でランチです。
お天気もいいので平日ですが、結構登山者が上がってきます。




ランチを済ませ、南に少し下り(周回コース方面)水太覗まで行ってみました。
これも修行場のひとつでしょうか。


覗いてみました。


反対側に目をやると、な~んてきれいな。


まるで絵本の1ページ、木こりの小人がそこらから顔をのぞかせそうな。




宿題として残しておいた小普賢岳に帰り登りました。
な~んにもないよ、と。


和佐又山にも登りました。


キャンプ場に降りてきました。

はしごやら金網の上を歩いたり、なかなかスリリングな修験道でした。
「今日のコースも面白いけど、周回コースはもっとおもしろいよ」って面白いの意味をよく考えないといけないと思うんですけど・・・

ちょっといつもの山と違うということで、日ごろの行いを振り返ったり、不平不満の気持ちを反省したり、
少しだけ修験者になったつもりの、大峰の一日でした。


ありがとうございました!!


平成30年10月17日(水)晴れ

大普賢岳・1780m  奈良・大峰山脈




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