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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

秋なので・・・

2013年09月05日 | 「暮らし」のひきだし

今朝の庭。

朝夕めっきり涼しくなり、日中の空の色、風の匂いに秋を感じる気持ちの良い季節になりました。
夏の疲れが出るころですが、皆様お元気でしょうか。

何の役にも立たない、拙いブログを今日も覗いてくださりありがとうございます。

うん?どうした改まって。
そうか~ とうとうネタに行き詰まり、あるいはやっぱり熱意がさめてとうとう閉鎖するのか?

そうではないのです。
季節の変わり目、ちょっとおセンチになっちゃいました。あるいは最近のちょっとした心境の変化など。

今年の春以降、2・3新しいことを始めまして、細々ながら続けています。
新しいことを始めると、新しい出会いがあって、ワタクシ近年にない交友関係の広がりを感じています。

そういうところに集まる人たちは、目的が同じだったり、感性が似ていたりして意気投合すると、何十年来の友達のように親しくなります。

親しくなりますって、昔の私だったらそうはいかなかったのですが、年を重ねるにつれ構えが無くなったというのか、渋皮が剥けたというのか、あるいは無防備というのか、いずれにせよいいことですよね?

初対面の人でも、声をかけてくださり私も自然に答えているんですねぇ。

何回か出会って、話をするうちに、みなさんそれぞれ目標なり夢を持って、それに向かって日々自分を磨いていらっしゃるんです。
胸の前で手を組んで、うっとり夢を語るその姿はキラキラ輝いています。10代や20代の女の子ではないんですよ、50過ぎの女性です。それでも美しい。
「夢は口にしてたら叶うんだよ」って。

わ~私すごい人たちと知り合いになれたな~って、出会うたびに刺激とパワーをもらっています。

あと、温泉地のマッサージで担当になった人とか、整体の先生とか、ほとんど偶然に出会った人たちにも、パワーをもらいました。
「5年後、10年後、私はこうなっていたい!そのために毎日頑張っているの、あなたも頑張って!」って言われて、その時期すごく嫌なことがあって落ち込んでいたので私思わず泣いてしまいました。
仰向けに寝てマッサージを受けながら、初対面の人の前で・・・後から思うと笑えるような構図ですが。
残り少ない人生、くよくよしてる時間なんかないやん、って感じでした。

「継続は力なり」今の私の座右の銘です。(ころころ変わりますが)
とりあえず今年始めたことを、頑張って続けてみようと思います。そして殻を破ってどんどん外に出ていきたいと思います。

あ~またまた、しょうもない決意表明みたいなものを読ませてしまい申し訳ありません。
なんのこっちゃ、て感じですね。どうもすみません。




最近変えました。7君です。[MADO IN TOKYO]結構気に入っていますが、目下ブログ更新の妨げになっております。

コメント (2)
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雨の京おどり

2013年04月08日 | 「暮らし」のひきだし



春になると京都では、あちこちの歌舞練場で、「おどり」が披露されます。

場所や流派によって呼び名が違い、「鴨川をどり」は尾上流、場所は先斗町歌舞練場
「都をどり」は井上流、場所は祇園甲部歌舞練場
「北野をどり」は花柳流、場所は上七軒
そして今回訪れたのが「京おどり」(ここだけおどりです)若柳流、場所は宮川町歌舞練場です。

京都に着くと発達した低気圧の関係で、予報通りの雨。私たちのお出かけはたいてい雨なんです、雨女だらけで。だから「またか・・・」という感じ。

鴨川沿いの桜も落花さかんで、花吹雪でした。
宮川町というのは、ちょうど南座の裏になります。祇園に比べると少しこじんまりしていますが、なかなか風情のある花街です。



夜には賑やかになる通り







界隈は、ポスターや提灯など、京おどり一色。


始めに芸妓さんによるお茶とお菓子のおもてなし。お手前を見ているうちに、後から別に立てたお茶が一斉に配られてきました。そりゃそうですね、全員立ててもらってたら時間が足りなくなってしまいます。

いよいよ会場へ、本日は初日ということもあり、あいにくのお天気にもかかわらず、満席でした。会場は小さめ、その分しっかり見えます。花道のすぐ横だったので、バッチリです。



歴史が感じられる舞台。


まあ、華やか、あでやか、きらびやか・・・竜宮城の浦島太郎のようなひとときでございました。

舞妓さんの初々しくて、かわいいこと。殿方でなくてもつい顔がほころんでしまいますね。
一方芸妓さん、今まで培ってきた芸が、自信や年輪になり貫禄のほどが感じられます。

どういうきっかけで、この世界に入られたのかわかりませんが、入ってみなければ窺い知れない厳しい鍛錬、苦労を経て今日の晴れ舞台となったわけです。
これも日本の良き文化として、後続の若い人たちに続いてもらいたいと思います。

終わったら、お花見を予定していたのですが、電車の運行状態が心配なので、早々に帰途につきました。
来年は違う、歌舞練場に行ってみたいな。





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中島みゆき ツアー 「縁会」

2013年01月18日 | 「暮らし」のひきだし


みゆきさんのコンサートツアーに出かけてきました。「縁会」2012~3です。

今回、地元での公演はなく一番近いところで大阪、う~ん大阪か~  公演が終わって家に着くとなんだかんだで12時近くになってしまいます。終わって会場の明かりがついた途端、はっと夢から覚めたように、余韻を楽しくまもなく駅もしくは、駐車場に急ぐという・・・あれ毎回イヤなんですね。遠ければ遠いほどイヤですね~

じゃあ近くに泊まっちゃおう、どうせ泊まるなら大阪じゃなくても、ということで今回は東京公演に行ってきました。
会場は「東京国際フォーラム・ホールA」です。東京駅から歩いていける大変便利な会場です。



お昼前に東京について、築地市場へお昼を食べに行きまして海鮮ひつまぶしなるものを食べました。
その後、銀ブラなどをしまして、思いっきりお上りさんです。
思いつきで入った、東急ハンズでは手のひらサイズの双眼鏡を購入して、準備万端。いざっ!!



ビルの合間にぽっかり月が


席が決まっているとはいえ、みゆきさんのコンサートは早めに入場しなくてはいけません。
何をするかといいますと、歌の合間に「お便りコーナー」なるものがありまして、みゆきさん宛に書いたメッセージをステージでみゆきさんが読んでくれるのです。今日もあらかじめ考えておいた文章を、係のお兄さんに見られながら丁寧に書きました。今まで読んでもらったためしはもちろんありませんが、一枚一枚読んで下さっていると信じて毎回書きます。

席は前から38番目のほぼ中央で、衰えかけた肉眼ではちょっと顔の判別がつかない、やっぱり双眼鏡は正解でした。
続々と入場してくる人を見ながら「すごいな~ たったひとりでこれだけの人を集めるなんてなぁ」とseikitiさんがしみじみとつぶやいていました。「うん、あんまり音楽に興味を示さないseikitiさんをも連れだすんやからなぁ」と心の中で同調しました。唯一みゆきさんのコンサートには同行してくれるseikitiさんなのです。

懐かしい歌から始まり、いつもは中程にあるお便りコーナーが随所随所にはさまれて、なんと15分の休憩があり、後半は新しいアルバム「常夜灯」をはさみながら、お色直しもしてぐっと大人の雰囲気、サックスとドラムのスイングで、まるでジャズバーにいるようです。
この間知らない曲が2曲ほど・・・聞いたこと無いなぁ。でも気にするまもなく進んでいくのです。
みゆきさんが言いました。「今回のツアーは、前回前々回で歌った曲を省いて選曲しました。ご心配なく、曲はまだまだあるのです、(で会場どっと沸く)でもあえて前回歌った曲を一曲入れました。」でイントロが始まった途端、前回もそうですがやっぱり、ぞわっと鳥肌が立って、じゅわっと涙が出ました。中島みゆきといえばこれですよ・・・
そしてコンサートで20年ぶりに歌うという曲、   私はこの2曲だけでも大満足。

アンコールは3曲だけ、いつもあるバックコーラスの持ち時間もなく、なんだかあっけなく終わってしまいましたが、今夜は急いで帰らなくてもいい、うふふ。


赤い煉瓦の今夜のお宿。

昨年10月にリニューアルしたステーションホテルです。部屋は3タイプありまして、皇居側の景色が見られるという部屋を選びました。ホテル側に手違いがあり、予約していたのより広い部屋に案内してもらいました。こういう手違いなら歓迎ですね。



部屋から見える景色。 オリンピック誘致の看板も見えます。


外観通り、なが~く部屋が伸びています。


レストラン

本当にまだ新しくて、ホテル特有の染みついたにおいが無くてとても気持ちが良かったです。

翌日は、皇居のあたりをぶらぶら、なんと中国人ばかり。どうして?日本人ももっと見学しましょうよ。
予約しておいたら中も見学できたのでした、が段取りが悪く・・・


二重橋だと思ってたら、違うそうな。



白砂青松ならぬ白雪青松、3日前に降った大雪がまだこんなに残っていました。

東京駅もずいぶん変わって、新しいお店やブースができています。もっともっと見て歩きたかったけど、時間と体力が足りませんでした。
また今度ねって、いつになることやら。







コメント (6)
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あけまして 2013年。

2013年01月01日 | 「暮らし」のひきだし


新年あけましておめでとうございます。

ばたばたっとまた新しい年が来てしまいました。
毎年何かやり残して、ゆっくり余裕を持って年越しができた試しがありません。
何をしてもきりがなくて、もうこのへんにしとこうとテレビの前に座ったら、もうどこかのお寺の除夜の鐘の音が・・・

でも慌ただしくても、一年を無事に過ごすことができて、「しんどいしんどい」と言いながらも年越しの準備をできることに感謝したいと思います。

さて、今年はどんな年になるのでしょうか?
干支にあやかって・・・ぶるぶるっ ちょっと苦手なのです。

平凡ですが、みんなが健康で元気に過ごせるのが一番です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コメント (4)
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映画「大丈夫」

2012年12月17日 | 「暮らし」のひきだし



先日(イヤッ! 先日だと思ってたのにもう先週のこと)近くの図書館で行われた、映画の上映会に行ってきました。

細谷亮太先生の現場を追ったドキュメンタリーです。
細谷先生について少し説明しますと、聖路加国際病院で40年来、主に小児ガンの治療にあたっておられる小児科医です。
勤務の傍ら、病気の子供達とのキャンプや、野外活動に尽力され、週末には先生の故郷である山形へ帰り、実家の診療所で診療をされるという、超人のような方です。

本作品は「風のかたち」という映画の続編にあたり、伊勢真一監督がずっと細谷先生と二人三脚で長年撮り続けてこられました。

小児ガンは不治の病では無くなったと言われますが、やはり難病です。
副作用に苦しむ子供達や、先が見えない子供達に、先生は「大丈夫、大丈夫」と声を掛けます。おまじないのように。
それは細谷先生がおっしゃるのだからおまじないなのであって、他の誰が言っても上滑りの言葉になるでしょう。

「大丈夫、神様は君が越えられるだけの苦しみしかお与えにならないのだよ」

映像の合間、合間に細谷喨々という俳号をもたれる俳人でもある先生の俳句が効果的に登場します。毎日毎日、死と隣り合わせにいる心の叫びのような句に映像よりも心打たれます。

細谷先生は、「自分は医療に携わっていて、泣けなくなったら医者をやめよう」常々そう思いながら治療にあたってこられたそうです。
病気が完治した子供達、残念ながら治らなかった子供達、でも細谷先生に出会えて幸せだったな、と思います。

先生は今年定年で長年勤務された病院を辞められるそうです。
ゆっくり体を休めていただいて、今後も病気の子供達の力になってあげて欲しいです。

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