フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

2014年の世界のプレイ

2014-07-06 22:59:23 | サッカー

 ワールドカップ2014ブラジル大会もいよいよ決勝トーナメントに突入し、ベスト4が決定しました。今大会はグループリーグから面白い試合が多く、地上波で全試合生放送されているのをセレクトして観たり、夜にNHK BSやっている再放送を観たりしています。

 今大会を観ていて感じるのは中南米の健闘と欧州勢の不振。ドイツはさすがの安定感ですが、他の欧州勢は南米の気候に苦戦しているのか、本来の実力が発揮出来ているとは言い難い状況。
 そういう状況になっているのも、中南米勢のチームが単に個人技任せてはなく、組織的な戦術を見さてくれているというのもあるのではと思います。ベスト8に入ったコスタリカの統率された守備力を見ていると、組織力の欧州、個人技の中南米と一言で言い表せる時代ではなくなったと感じます。

 今、世界の舞台で戦っていくには、正確に速くというプレイがより求められるようになり、高い位置からのショートカウンターも今大会よく決まっている。優勝を狙う、あるいはベスト4を狙うくらいの実力の位置につけるには、各国を唸らせるようなエースが必要で、その点はまだ日本は及ばないところでもありますが、ベスト8を狙うという手が届きそうな目標(これも本当はとても大変なこと)であれば、大エースいなくとも、その分を攻守ともきちんとした一体感あるチームでなくては無理だなと、決勝トーナメントを観て改めて感じている次第です。
 日本は今回残念な結果に終わりましたが、次の大会に向けて、世界基準なプレイスタイルの確立に期待したいところです。そして、自国のリーグの盛り上がりと発展にも期待したいです。祭りとしての勢いだけでは長期的に強くなるのは難しい。文化としての部分で国に根付かなければならないと思います。

※4年前も、8年前も、このブログで「ワールドカップとサッカー文化」という切り口で記事を書いてきましたが、今回も少しの間、感じた事を書かせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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