フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

910カラットのイベント

2011-07-09 23:25:21 | ハロプロ(℃)

 この前、℃-uteの「910の日イベント」が単なる新曲発売記念イベントにされて、尚且つ発売から締め切りまでが異様に短い事を皮肉った記事を書きました。
 どうやら事務所やスタッフ宛に苦情が殺到したのか(※)、イベントの日程や参加方法が大幅に変更になりました。新曲発売記念イベントは10月10日に延期になり、締め切りは9月19日まで延長。910の日イベントは有料イベントとして新曲発売とは直接関係のないイベントになったのです。
(※) 関係者がTwitterでたくさん意見をいただいていると発言

 とりあえず910の日イベントが独立したイベントとして開催される事になり安心したとともに、日程や参加方法などの変更に踏み切った関係者の努力にお礼を言いたい気持ちです。「ありがとうございました」
 いや、本来はこういう事でお礼を言ってる場合ではないとは思いますが。

 ℃-uteを応援している者にとって910の日は特別な一日です。一年に一度の大切な日。そんな大切な日を巡って関係者内部がゴタゴタしているのだろうか?もし本当にゴタゴタしているのなら、なぜそうなるのか?私は悲しい気持ちになりながら当初の発表を読んでいました。
 リリースイベントと一緒にされてしまうような「ただのイベント」だったのか?いや断じてそんな事はない!メンバーや担当スタッフだって深い思い入れがある日な筈。だからこそ、秋ツアーの最中であろうと、ツアーとはまったく違う内容で、というかむしろツアーで歌っていない人気曲をセットリストに加えたりしながら、910の日はスペシャルライブイベントとして存在してきました。

 今回の予定変更に関する対応は嬉しかったですが、一度は910の日イベントがただのリリースイベントになりかけた事実は残りました。今年は土曜日だから、規模を変えて大勢の人が参加出来るイベントになるだろうという予測は一度は裏切られたという事実が残りました。
 ℃-uteの今後が不安です。今のハロプロでは唯一、売上が落ちず横ばいであるグループ℃-ute。なぜそれを活かして盛り上げていかないのだろうと、ずっと疑問に思っていましたが、今回の件で色々疑ってしまう自分がいます。℃-uteを盛り上げたいと頑張っているスタッフの方々と、そうは思っていない人達。うまく活動をしていけないものなのでしょうか?

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アイドル四組の苦難と健闘

2011-07-07 23:08:54 | ハロプロ(ベリ)

 HEY! HEY! HEY!でアイドルグループ祭(プチ祭かな)が行われた訳ですが、見終えた寸評を。(歌った順番)

 ぱすぽ☆

 自らをクルーと呼び、ファンをパッセンジャーと呼ぶ面白いコンセプトの子達と視聴者に伝わったかなと。短い時間で個性を出すなら特異性を見せるのは有効。
 歌はカメラワークの問題かダンスの迫力今ひとつ伝わらず。

 Berryz工房

 紹介者のフットボールアワー岩尾氏が好きな歌と前置きして「付き合ってるのに片思い」を歌う。なぜ「愛の弾丸」ではないのか?あれは衣装が変だから?
 それはともかく、四組の中では一番おいしい扱い。七年前に出演した時のVTRも流してもらえ、しかもタブーと思われていた梨沙子の昔と今の比較をMCがしてしまう大胆さ。続いては熊井ちゃん身長いじりのタブー破りが来るか!と思わせて、桃子がぶりっこでボケて頭を叩いてほしいとMCに突き出して試合終了。MCは桃子ではなくバカリズム升野氏を叩いて、それが終了のゴングであるかのようであった。
 とりあえず歌っている時の雅ちゃんのドヤ顔がすてき。

 アイドリング!!!

 フジテレビが作り、フジテレビが提供しているアイドル。それがアイドリング!!!。しかし、実態はフジテレビはフジテレビでもCSである。この番組でもお客様扱い。
 バカリズム升野氏との阿吽(あうん)の呼吸なトークは封印され、個人には誰もスポットを当てず。まるで「アイドリング!!!が目立つのは好ましくない」と番組制作サイドが言っているみたいな雰囲気。
 五年やって最高4位という自虐ネタは、隣のBerryz工房への嫌味にも聞こえなくもないが(苦笑)、アイドルヲタは「チューしようぜ」がベスト3入っていると指摘し、アイドリング!!!ヲタは「そこには触れるな」と過去の忌まわしきコラボレートを封印するのであった。
 とりあえずフジテレビは衣装にもっと予算をかけて上げるべきである。

 NMB48

 MCと同じ事務所だからメンバーとフレンドリーなトークをするのかと思いきや、メンバーは喋らずに芸人同士の漫才で紹介が終わる。吉本が会社として、芸人として、女性アイドルを軽く見ている本音がチラリ。
 曲は昭和歌謡テイストに、意味深な歌詞を乗せて歌う作りで、AKBが以前にやっていた路線に近い。今やアイドルというより、一つの巨大芸能勢力になってしまったAKBの正当後継者と言えそう。
 歌の最後の三つ指に土下座はあらぬ方向を連想させて波紋を呼ぶか。まあ、歌詞に「石鹸の泡」などと入れている秋元氏だから、それも計算の内か。

 総評

 桃子(笑)。

コメント (3)
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上手いとか下手とかだけではない事

2011-07-04 21:46:19 | アイドル etc

 6/26に中野サンプラザにて行われたアイドリング!!!のコンサートに行ってきました。
 アイドリング!!!の定期ライブ活動は大雑把に言って三つに分かれていて、毎週末に品川よしもとプリンスシアターにて行われている「品はちライブ」。夏にお台場フジテレビ前にて平日に毎日行われている「お台場合衆国ライブ」。そして、年に二回くらいのペースで行われている「ナンバリングライブ」。このナンバリングライブの10回目となるステージが、この日行われた公演でした。

 アイドリング!!!のナンバリングライブは生バンドによる演奏が売りの一つで、また進行に普段番組のMCを務めているフジテレビアナウンサーが就きます。
 ハロプロのコンサートと決定的に違うのはこの二点。特に生バンドは羨ましいと感じる方もいるのではないでしょうか。生バンドだと楽器の音の響きが全然違う。ドラムやベースといったリズム系の楽器は尚更。その音に負けないよう頑張って歌うメンバー達。

 毎度感心するのはオープニングムービー。今回は各メンバーが成功してバラバラになってしまったアイドリング!!!メンバーを集めて、もう一度コンサートをやりたい!と23号伊藤祐奈ちゃんが立ち上がるというストーリー。メンバー紹介であるオープニングムービーを凝った作りにするのが、さすがテレビ局がプロデュースするアイドルというところでしょう。

アイドリング 8thライブ(2010年) オープニング


 コンサートは最新アルバムの曲+シングルを中心とした構成。バラエティアイドルとカテゴライズされるアイドリング!!!ですが、歌の合間にコントやお笑い企画をやったりはせず、歌以外のコーナーはトークのみ。このシンプルさが、「音楽に対する気持ち」を作り手から感じられて清々しい。
 いくら歌やダンスが上手くても、構成がダメなら後味の悪い公演になります。歌やダンスをストレートに見せず、そこに余計なものを付随させる事は見せたいものをほやけて提供させてしまう結果になる訳です。
 この日もアイドリング!!!メンバーは決して上手いという意味での素晴らしいステージングではなかったかもしれません。でも、何よりメンバーが歌う事、踊る事を楽しんでいた。演者が楽しめていなければ、観客に楽しさは伝わらない。そんな基本を思い出させてくれるステージング。

 今時のアイドルグループの歌やダンス(特にダンス)はとてもしっかりしたものです。でも、全体的なレベルが上がった今だからこそ、アイドルとしての一番大切なものは何かを理解していく事が重要になってきた。それをちゃんとわかっているアイドルグループが人気を掴んでいく時代だと思うのです。

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九月最初の水曜日

2011-07-01 21:43:14 | ハロプロ(℃)

 月曜日
 明日は℃-uteの新曲のフラゲ日。ネット通販で予約はしたけれど、やっぱり店頭でも押さえておくかな。ウチは地方だから通販はいつ到着するかわからないし。でも明日は仕事が忙しくて買いに行けないし。

 火曜日
 今日は℃-ute新曲フラゲ日。仕事から帰宅してメールチェックしたけれど、まだネット通販からは発送メールが来てない。910の日イベントの申し込み締め切りが木曜だから間に合わなかったらシャレにならないな。明日は仕事終わるの早いからCDショップに行ってとりあえずキープして来よう。

 水曜日
 ない…。どこにもない。探しているうちに夜になり閉店時間になってしまった。意気消沈しながら帰宅してメールをチェックしたら発送メール来ていた。でも田舎だから到着は明後日くらいかな。明日は隣町に探しに行こう。隣町は県内最大の町だから地元より品揃えいいだろう。有名チェーン店もあるし。とりあえずヲタ友に都内在住大学生がいるから、明日都内の店で見かけたら買っておいてくれないかと依頼する。

 木曜日
 仕事帰りに隣町まで車を飛ばし、有名チェーン店を中心に探したがなかった。帰りに繁華街から外れた国道沿いにある有名チェーン店Tに行ったが、やはりなかった。店員によると予約分だけで販売終了らしい。他の店も店頭に並んだ品数は少なそう。ヲタ友も都内の何店かに行ってくれたがなかったそうだ。今日はイベント申し込み締め切り日だ。呆然としながら夜空を見上げる。

 金曜日
 帰宅したらネット通販からCDが届いていた。イベント申し込み用のID用紙が虚しい。悔しくて開封する気分にもならない。いつもなら夕食も後回しにして聴くのに。

 土曜日
 今日は910の日イベントだ。2006年の第一回目から毎年参加していたから在宅でいるのが辛い。まだCDは未開封だ。イベントの内容をネットで確認する気も起きない。こうやって推しから少しずつ冷めていくのかなとふと思った。熱狂的に応援してきたという事は、それだけコンプリート欲も強かった訳で、それが崩れると脆いなとも思った。ああ、地方在住者は辛い。

 (これは二ヶ月後どこかで起こり得る話をシミュレーションしてみたものです)

コメント (4)
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