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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

真野恵里菜 ハタチの乙女 801DAYS 東京公演 ①

2011-05-29 23:29:43 | ライブ!2011

 真野恵里菜ちゃんのコンサートに行ってきました。結論を先に書いてしまえば「素晴らしく楽しいコンサート」です。今はグループアイドル全盛時代で、ソロアイドルはなかなか売れない。質より量(人数がいた方が握手会効果で売りやすい)な時代ですが、そんな現在に二千人の会場を超満員にするソロアイドルがいる事。そして、その観客を満足させる力を持ってるアイドルがいる事。それがとても嬉しい。
 以下はそんな気持ちになったコンサートのレポートです。これから大阪公演に行かれる方はネタバレにご注意ください。



「観客」
 雨、やっぱり雨。真野ちゃんのイベントやコンサートではおなじみな天気。でも会場の前にはたくさんの人がいました。真野ちゃんも関係者の方々も「マノフレ」と呼ぶ人達です。
 マノフレは他のアイドルと比べて平均年齢が高いと言われていて実際そうなのですが、だからなのか現場の雰囲気が穏やか。この日も、明るい曲ではノリ、弾き語りは静かに聴くという事が自然に出来ていました。
 それは要するに、必要以上にがっついた目線で観る事はしないという大人な見方をしている人が多いのでしょうね。
 真野ちゃんのトークには笑い、ツッコミどころではツッコミをするマノフレ。
真野ちゃん「二十歳になって部屋を片付けられるようになりました」
マノフレ「ええええええ~」
 そんなエーイングにも愛がこもっています。

「グッズ」
 私は夜公演だけ入ったので夕方に到着したのですが、まあグッズは中で買えばいいかと安心しきっておりました。
 ところがグッズはほとんど売り切れ。赤サイリウムも売り切れ(苦笑)。写真セットやトレーディングピンナップ、パンフレットなどが残るのみ。今回はTシャツが欲しかった。真野ちゃんデザインによる
「We are MANO FRIENDS」という言葉が胸に書かれてあります。本人が出したアイデアである事が嬉しい。シンプルだけれど、一番共有意識が高まるフレーズ。ヲタTというものは、サッカーのサポーターが着るユニフォームと同様、応援する人との一体感を高めるために着るもの。真野ちゃんはさすがわかっているなと思いました。これを買って着る事が「私はマノフレ」、「私は真野恵里菜さんを応援しています」という気持ちの表現手段なのです。
 なので我々にとっては、真野ちゃんがマノフレの皆さんへという気持ちをデザインしてくれた物だから、どんなプロのデザイナーが手がけたものより素晴らしいデザインなのです。

 アイドルとヲタの気持ちの共有という点では、発売が開始されて会場でも販売されたネックレスもそうです。
 このネックレスは二十歳の記念に真野ちゃんがデザインのアイデアを出したものをスタッフが専門業者に発注し、作った物と同じデザインだそうです。つまり真野ちゃんが身に付けている物と同じデザイン。それを真野ちゃんのネックレスはゴールドなのをグッズとして販売するものはシルバーにして値段を買い求めやすくして発売した訳です。推しメンバーと同じ愛用品を持つ喜び、しかも本人デザインによる二十歳の記念の逸品。これもまた、アイドルとの心の共有と言えそうではないですか?

「演出」
 今回はステージ上のスクリーンが一工夫されていました。綺麗な画質なのは最近のコンサートでは当たり前になっていますが、(おそらく)わざとフレームレートを落として動きをカクカクさせた映像にしたり、フィルムムービーっぽくしたり、単にステージを映すだけではない工夫をしていると感じました。
 スクリーンだけでなく照明も天井に模様を作って映したりと、文字通り「演出」をしていました。

 こういう風にちょっとした細かいアイデアが盛り込まれていると、スタッフさん達も気持ちを込めて制作しているのだなと感じられて嬉しくなります。ただアイドルが歌って踊っているだけで良いだろう?というものではなく、観に来た人達はずっと前から楽しみにしているのだという想いを大切にしてくれている。これぞエンターテイメントなのだなと思いました。そして、スタッフの皆さんにもお疲れ様でしたと言いたいです。

~次回、楽曲編に続きます~

コメント (1)
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