フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

意地と模範とプロ意識

2011-05-20 23:19:02 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の光井愛佳さんが中野公演のあと足の不調を訴えて、診断の結果「疲労骨折」と発表された。医師は絶対安静を言い渡したが、光井さんはその後のツアーも参加を希望、椅子に座っての参加という形でツアーに参加している。

 光井さんは以前から足腰を痛めていた経緯もあり、またツアー日程もゴールデンウィークに入って過密になっており、メンバーの疲労もピークに達していたと思われる。

 問題なのは、そういう日程、そういうコンディションとわかっていて、何故このような事態になってしまったのか?公演後のメンバーの体へのケア、公演前の体調チェックなど、防ぐ方法はいくつもある筈だ。
 モーニング娘。のステージがダンスパフォーマンスを売りにしている以上、身体へのダメージは残る。だからこそ、管理体制をしっかりしないと今後もこういう事が起きる可能性がある。我々はもう有原栞菜さんの悲劇を見たくはないのだ。

 体調管理だけでなく、ステージで使用するシューズも踊りやすいものに変えていくべきであり、取り組んでいかなくてはいけない問題は色々ありそうだ。

 光井さんがこのような状態にありながらもステージに立つ事を希望した事はいかがなものだろう?
 「プロは万全なパフォーマンスが出来ない状態でステージに立ってはいけない」
 これは一理ある意見だ。お客さんはお金を払ってプロならではのステージを観に来ている。
 「アイドルのプロとして、会える事を楽しみにしているファンのためにステージに立つ」
 これも素晴らしい考えである。お客さんは何日も前から大好きなアイドルに会える事を楽しみにしている。大好きなアイドルに会えるからお金を払って観に来ている。だから欠席は出来ない。プロな考え方である。

 光井さんは後者を選択した。それはアイドルとして素晴らしく、立派な態度であると言える。今回のツアーは9期の新人達が加入して初めてのツアー。新人達にプロの姿勢を教えたいという心意気もあるのだろう。だからこそ、スタッフもタレントのそういう姿勢を見習い、アイドルを預かるプロであってほしい。日夜ハロプロのために汗を流して頑張るスタッフを中傷するつもりはないが、今回のような事は二度とあってはならない。アイドルにとっても、ファンにとっても悲しい出来事だから。

コメント (7)
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