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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ミライボウルがやってきた

2011-02-14 22:46:06 | アイドル etc
 少し前からももいろクローバーの新曲「ミライボウル」のPVが公開されています。まだ見ていない方はまずご覧あれ。

ももいろクローバー「ミライボウル」Music Video (Short ver.)

 今回は古きよきアメリカのミュージカルや映画をモチーフにしたミニミュージカル仕立て。ももクロちゃんのPVはどれも躍動感に溢れていますが、今回のも曲の転調に合わせて映像のリズム感も変わるという、動きにメリハリある作りになっています。
 曲の転調については、つなぎ方が強引過ぎるという意見と、いやこういう転調はジャズの世界では珍しくない、映像も含めてアメリカンな世界観を目指したのではという意見など、賛否両論です。私は後者の意見です。スタンダードな曲の作りにした方が耳に馴染みやすいし、カラオケでも歌いやすく幅広い支持を得やすいのは確かで、AKBのシングルはそういう狙いで作られているのがわかります。でも、ももクロちゃんは国民的でもないのですから、シングルでこういう多少の冒険は大いに有りだと私は思います。
 初めて聴いた時から大好きな曲です。「ミライボウル」。

 映像を見ていて印象に残るのが、男役を演じているメンバー。私はももクロは全員大好きで特にれにちゃんが好きなので、「ああ、れにちゃんが少しふっくらとしてきた。良かった良かった」と胸をなでおろしつつ、カッコイイなれにちゃん!と画面に釘付けになるのですが、そんな推しメンの輝きだけでなくあかりんのカッコ良さにも目が行きます。カッコ良すぎだろ早見君!と画面に釘付けになるのでした。

 他のメンバーは可愛い。被りものがおかしな雰囲気を醸し出していて可愛い。特にももかが愛らしい。彼女は小さいからこういう風に被りものをするとマスコットみたいな雰囲気に拍車がかかります。
 マスコットと言えば、存在自体がグループのマスコット、いやグループの妹なしおりんは被りもの違和感ナシ。子役としてミュージカルの舞台に上がった経験があるのか?と思うくらい、ミュージカルチックな映像に溶け込んでます。被りものと共に(笑)。
 可愛さなら私も負けない!なのは、グループのラブリー部門担当あーりんですが、彼女の放つ「ヒロインオーラ」は一体なんなんだ?と、私はまた画面に釘付けになるのです。ヒロインオーラが出まくっているけれど真ん中には置かない事で、映像的には「隅々まで華やか」になって効果は絶大。
 そろそろリーダーにも触れますか(笑)。かなこぉはサスガですよ。これだけ演出をお膳立てしてもらって、コスプレで変身しても、百田夏菜子そのものなんですよ。画面の真ん中でいつものかなこぉがキラキラ輝いているんですよ。これは一種の才能です。何をやってもかなこぉになってしまうのですから。

 そんな「ミライボウル」です。画面はずっと楽しい映像が続きます。アメリカンでミュージカルな映像に心躍ります。でも、なんかサビのあたりで胸が苦しくなる。泣ける曲ではないのにそうなるのは、あまりに早見あかりちゃんが輝いているから。あまりにジャストフィットでグループに存在しているから。やっぱりあかりんの代わりはあかりんしかいません。それだけは真実。四月からは彼女がそこに居ないという事も真実。
コメント (6)
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