フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TOKYO IDOL FESTIVALレポート6 ~物販エリアで感じた事~

2010-08-17 23:06:01 | アイドル etc

 先日、某掲示板に握手会で受けた嫌な事を語るスレがあり、少し読んでいました。やはり、ハロプロの場合は係員の強い剥がし、一部メンバーの素っ気ない対応などが挙がります。スタッフについては言うまでもないですが、問題なのはメンバーの対応。

 TIFレポート二日目。今回の記事は、アイドルによるファンサービスを綴っていきます。

 8/8。TIF二日目はチケットは買わずに、チケット無しでも入場出来る物販エリアを楽しんでみました。
 ステージを観る訳ではないので来場時間は適当な時間にと思いましたが、タイムテーブルを見ると握手会の時間がきちんと設定されています。アイドリング!!!とももいろクローバーの握手会の時間を念頭に置き、3時前に現地到着。品川ステラボール脇の駐車場に作られた物販エリアに向かいました。ハロプロが品川ステラボールでイベントをやる時に入場者を整列させるのが、まさにこの駐車場の場所なので馴染みの場所です。

 物販エリアにはテントが並んでいて、各事務所がスタッフやメンバーを動員してCDやグッズを売っています。買った人はメンバーと握手。自らが店頭に立ちCDを売るアイドルもいれば、テントの奥で握手会を開くメンバーもいます。バニラビーンズがちょうど握手会をやっていました。
 ライブの告知やプロフィールなどのチラシを自ら配るアイドルもいます。名刺交換会ならぬチラシ配布会。皆さん笑顔ですが、必死で動いています。自分が歩いていたところにちょうど立っていた子からチラシを貰いました。パソコンのワープロソフトで作った単色刷りのコピーですが、チラシの豪華さでアイドルとしての中身の面白さが決まるわけではないのは勿論です。

 少し歩くと、あの被りものアイドル「桃知みなみ」さんがいました。

 桃知さんのブースの前に行くと、水月桃子さんというアイドルがなんと「無料握手会」を行なっていました。つまり、何も買わなくても握手が出来ますというもの。この方、昨日「ぱんだれこーず」として桃知さんとステージに上がって電波ソングを歌っていた子だと思いますが、非常に気さくに対応をしていました。さすがに、誰かよくわかっていない子と握手をするのは気が引けたので握手はしませんでしたが、その好対応に敬意を表して、ここに紹介させていただきました。

 それにしても凄いのは、桃知さんの筆談力。ファンの言葉を聞くや、あっという間にミニホワイトボードにコメントを書いていきます。プロですね。「ももち」という名前はアイドルプロの証。そんな事を思い浮かべるハロプロヲタな自分。

 桃知みなみブログ
http://ameblo.jp/mmc373/

 テントの先に、ももクロちゃんのスターダストプロモーションのブースがありました。握手会参加券付き映画前売券は完売。それでもスタッフは元気に声を上げて、ももいろクローバー私立恵比寿中学みにちあ☆ベアーズのグッズを宣伝します。今回の物販エリアで一番スタッフが元気な事務所は、スターダストプロモーションのスタッフであった事は間違いありません。そのスタッフの元気さは、そのままももクロちゃんのパワフルな元気さに繋がっているような気がしました。

 握手会参加券を配布していたアイドリング!!!のシングルは無事入手しました。まだ買っていなかった新曲「プールサイド大作戦」のDVD付き初回限定盤。CDはC/Wが二曲。DVDはPVとPVメイキングです。

 とりあえずアイドリング!!!握手会までまだ時間があるので一旦物販エリアを離れ、友人とプリンスシアターの脇にあるコンビニに飲み物を買いに行きました。前日土曜日はこのコンビニで、バニラビーンズがあの衣装で買い物をしていたという目撃情報もあるというそのコンビニ。自分も誰かと遭遇しないかな?と思いながらレジ待ちをしていたら、ピンクと黒のドレス。その衣装はアイドリング!!!メンバー。そして、頭に赤いリボン。谷澤恵里香さんでした。

 コンビニ店内にはヲタもそれなりにいましたが、誰も騒がす、誰も近づかず、やざーさんは携帯をいじりながら店を出ていきました。

 コンビニを出て、品川ステラボール入口前の坂道にあるベンチで涼んでいました。物販エリアの方から、握手会を終えたらしいエイベックスの新人アイドルグループ「SUPER GIRLS」が歩いてきました。すれ違う人達や、自分達のような立ち止まって見ている人々にも笑顔で手を振っていきます。こういう気さくな一コマがファンを増やすきっかけになります。間違いない。少なくとも、見ていて悪い気はしませんでした。
 そんな時、坂道の下の方からピンクと黒のドレスのアイドリング!!!メンバーが歩いてきました。小柄な体で大きなカバンを担いでいるその人は、すぅちゃんことアイドリング!!!11号森田凉花さん。

 すぅちゃんは同行するスタッフも無しに、一人で暑そうに坂道を登りながら、こちらのすぐ近くを歩いてきました。こちらが軽く手を振ったところ、すぅちゃんはそれに気づいて笑顔で会釈をしてきました。思わず「すぅちゃん頑張って」と声をかけてしまうのでした。

 アイドリング!!!の握手会の時間になったので様子見に行きました。奥のテントではももクロちゃんが握手会をしています。人の隙間から、れにちゃん、あかりん、しおりんが見えました。笑顔で相変わらずゆったりした速度の握手をしています。思えば、この物販エリアでは握手の剥がしなどという仕事をしているスタッフは誰もいません。
 そういえば、物販エリア入口の所にホリプロのブースがあり、そこでアイドリング!!!メンバーも参加しているホリプロユニットのCD握手会が行われていました。テーブルの後ろに立つアイドリング!!!の新人の一人、24号野元愛(まなみ)さんも笑顔で一人に対して長々と会話と握手をしていました。

 アイドリング!!!握手会は他ステージへの出演の関係などで、在籍者の半数に満たない参加人数の握手会でしたが、ゆったりとした速度。一人ずつ会話を色々しながら進んで行きます。何人目かにすぅちゃんがいました。
 笑顔で立っていたすぅちゃんに挨拶的な言葉をかけた後、「先ほどそこの坂道で会いましたね?」と振ると、「えっ、そうやったっけ?」と考え始めるすぅちゃん。数秒後、思い出したように目を丸くしながら、「ああっ!」と言ってこちらを見るのでした。

 物販エリアを後にして、色々考えました。メジャーもマイナーもなく、アイドル達が笑顔を見せて握手をして、品物を売る。人気とはどうやって構成されているのか?売上とは誰が作っていくのか?それがわかっている事が、これからのアイドルのスタンダードな気がするのでした。みんなそれがわかっているとも感じたのでした。

 <今回でTIFのレポートは終わりです。長々と綴ったレポートをお読みいただきありがとうございました。>


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5 コメント

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長期レポート、ご苦労様 (森のクマさん)
2010-08-18 00:46:15
このイベント、行けなかったのですがとても興味があったので
数回に渡ってのレポートをとても楽しみに読ませていただき
ました。
様々なアイドルの在り方、売り出し方があるということを
実感できるイベントだったようですね。

自分は、今月末のアイドルユニットサマーフェスティバルを
見に行く予定です。
単純に各グループのパフォーマンスを楽しむほかに何かを感じ
られればいいなと思います。
握手会経験無しです。 (通りすがりのA-CHANファン)
2010-08-18 02:46:51
そういえば20年以上前アイドル時代の菊池桃子さんが20万人との握手会をした事がありました
。(年がばれる!笑)
それは歌番組の生中継で放送されかなり高速だった記憶があります。
これだけ大規模の握手会を開催したのはレコードの売り上げが下がってきたからとも言われていました。

今もそうかも知れませんが歌手がテレビ番組に出れる条件(昔で言えばザ・ベストテンやトップテン)はオリコン20位以内という最低ラインがあったようです。ようするに曲の出来がうんぬんより枚数を示さないとテレビなどの大手メディアに鼻も引っ掛けてもらえない状態なんでしょう。

しかし最近はオリコン10位以内に入っても必ずテレビに出れるわけでも無くなってきているように思います。
まだももクロちゃんやスマイレージもМステに出れてませんしハロプロ自体もホント出なくなりましたよね。

ファンとの交流を深める低速での握手会も素晴らしいと思う反面、ふれあいが無くても買ってもらえたりテレビに出れたり出来るようなアイドルポップスの地位向上も同時にやっていかなくてはと思います。
Unknown (きんや)
2010-08-18 02:47:51
他のファンブログの感想を含めると安定感がないって言った感じですね。
まぁ、ハロプロの場合、ファンもファンだしどっちもどっち的な部分も有るんですがね。
Unknown (あき)
2010-08-19 11:41:55
レポートとても楽しく、そしていろいろと考えながら読ませていただきました。盛りだくさんの内容で、現場にいないのに行ったかのような楽しさ。ありがとうございました。
読ませていただいて思ったのは「ファンの方が握手に慣れている」ということ。
それは、単純に握手をすれば喜んでもらえた時代とは違うということです。ファンにも余裕があり、相手のアイドルが、疲れているのか嫌々なのか自分をきちんと見ているか、など握手の際に見られているということ。なので「握手すればいい」というものじゃなくなっているんだなあ・・と感じました。
ということは、そういうことが苦手なアイドルさんだっているわけで。それも含めて、「握手」の次が本当に大切になるのだろうなあと思いました。
「触れ合えるアイドルからステージングだけで満足させられるアイドルへ」・・・なかなか難しいステップだなあ・・と感じました。でも絶対必要なステップですよね。

そしてたくさんのグループ見るのも大切かなと感じました。地方の私は予算と時間の関係で他のグループを楽しむのは控えているのですが「他を見たからこそわかる自分の好きなグループのよさ」等々わかる事もあるんだなあ・・と。

桃知さん、暑い中、頑張ってますねーやっぱりツボです。
すぅちゃんの「おめめまん丸」がすぐ想像できて、ちょっと笑ってしまいました。こんな素の姿をゲットできるのもいいですね。
暑い中、小さな体でカバンをもって歩いてたすぅちゃん。私もお盆休みがないとか愚痴ってないで頑張らなくては~と反省です~
職業:アイドルな握手 (アルファ@管理人)
2010-08-21 00:44:22
コメントありがとうございます。

>森のクマさんさん
イベントに行けなかった方々へ届けたいと思いながら、力を込めてレポートしましたので、楽しんでいただけて嬉しいです。
売れているかどうかと面白さは関係ないと改めて感じたイベントでした。皆さん個性溢れていまして、アイドルって楽しいなと思えるイベントでした。エイベックス勢が土曜日は出なかったのでステージを観られなかったのが残念ではあります。
自分も8/31は参加します。それぞれの持ち味を楽しみたいですね。

>通りすがりのA-CHANファンさん
スゴいですね。初めて知った話ですが、その後は無事だったのか気になります。
今は握手がないと女性アイドルは人気が上がらない世の中になりました。AKBがそのようなスタイルを作ってしまい、他も対抗上握手会をせざるを得ません。
みんながみんな握手会やらなくてもいいのにとは、自分も思います。

>きんやさん
確かにファンがメンバーに非常識な行為をしてきた事への成れの果てが、今のハロプロ握手会ですからね。メンバーの態度も責めてばかりもいられないのも確かです。

>あきさん
イベントを観に行けなかった方々のために、少しでも臨場感が伝わればと思いながらレポートを書きました。楽しんでいただけて嬉しいです。
握手会に要求されるレベルが上がってきているのは、まさにAKBの影響もあるのです。握手を楽しむ側も期待をして臨むので、時には握手での対応一つでアンチが生まれたりもします。
握手会での対応でアイドルとしての評価を決めつけるのはアイドルにとって酷だと思うのですが、そういうコミュニケーションを楽しみ入れ込む人が少なくありません。理想は握手会もステージも両方素晴らしい事だとは思います。
すぅちゃん可愛く楽しいですね。フジテレビのアイドリング!!!日記を見ていてそう思います。私事ですが、先日ようやくCSフジテレビが観られるようになりました。これでアイドリング!!!の番組もマッチリです。

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