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松浦亜弥2007秋ツアー「ダブルレインボウ」in座間 夜公演 ~トークで繋ぐステージと客席~

2007-10-14 22:04:55 | ライブ!2007
松浦亜弥座間公演夜の公演の話です。

夜は一階で観る事になりましたが、やはり盛り上がりが違う。客席も昼でセットリストがわかったためか、イントロで歓声が起きたりはないものの、心の余裕を持って曲を受け止める。

ステージに組まれたセットは割とシンプルなもので、モニタもなく後方にスクリーンがあるのと、中央に階段が設けられている程度だけど、ステージ手前両端から上方にかけて虹をイメージしたアーチが二本架けてあり、公演中はそのアーチに曲のイメージに合わせた七色の照明が映し出されて綺麗でした。

さて、コンサートの中身です。
やはり改めてあややシングル初期曲は、なんだかんだで会場盛り上がりますなあ。フリコピという、ベリキュー現場によく見られる観戦スタイルは、ハロプロに於いては亜弥コンが発祥ではないかと思われますが、シングルの曲ではフリコピしてる人が多数。もうお馴染すぎるナンバー達は、ステージの松浦さんを見て真似しなくても頭に入っているから余裕。そんなヲタ達の華麗なダンスに負けじと、「宇宙でLa Ta Ta」でダンサー登場。ミチヨとカオポンの二人の鮮やかなステップに客席も拍手。この曲は、ダンサー二人が単なるバックダンサーに終わらず、松浦さんと三人で連動したダイナミズムを表現していたと思います。

ダンサーがコンサートに華を添えるなら、途中から登場して中盤から後半を彩ったバンドの音の厚みは、やはりCDに使われている伴奏をただ流すのでは味わえない魅力があります。
それも、バラード曲を演奏するなら今までの松浦亜弥ツアーでもあった事ですが、「トロピカール恋して~る」のようなアップテンポ曲をバンドの音で演るのもまた新鮮。しかも、あまり違和感がない。原曲の良さを残しつつバンドサウンドで表現する試みはうまくいっていたのではないでしょうか。

そして、ダンスや歌だけでなく松浦亜弥コンサート名物「トーク」も快調。
昼は、一年ぶりのツアーだという話に始まり、「14歳でデビューして~」というところで客席から「ええ~っ?」という恒例のダメ出しが起き、「もうその(年齢詐称)ネタ飽きない?」と笑顔でやりかえした松浦さん。
夜は、家族がいきなり家にやってくるので困るという話題から始まり、客席の「ええ~っ?」を何度も浴びてはやり返し、しまいには「この、ええ~っ?を録音して目覚ましに使いたいよ」とまで言わしめたステージと客席のキャッチボール。夜は昼よりトークが明らかに長く、公演時間も比例して伸びて二時間近い公演になっていました。

トークと言えば、こんな事もありました。
いつも松浦亜弥コンサートは女性の姿がやけに多いのが特長で、この日も多かったのですが、途中の衣装替えでローズレッドのゴスロリ調で現れた松浦さん。衣装の感想をたまには女性に聞きたいと客席に振ると、「かわいい~」という女性ファンの歓声。これに気を良くした筈が、続けざまに聞こえてきた男からの「かわいい~」には冷たくピシャリ…なんてシーンもありました。

ハロプロ関連のコンサートでは、一番客層のコア度や雰囲気が薄いと言われる松浦亜弥コンサート。でも、ハロプロの他の人の公演では味わえないステージと客層による愉快でテンポ良いコミュニケーションがそこにはある!
それはかけがえのない財産として、松浦亜弥とヲタとの間に見えない絆として確立されつつある! トークにおけるヲタによる合いの手と言えそうな「ええ~っ?」を録音したいとまで言った松浦さんの言葉こそまさに、「貴重な瞬間」だったのではないでしょうか。
これから、今回のツアーに行かれる方。歌はもちろん、ダンサーやバンド、そして松浦亜弥トークも存分に楽しんできてください。様々な楽しみ方が出来る今回のツアー、まさに七色な楽しみに溢れています。

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