劇団ゲキハロ第三回公演「リバース~私の体どこですか?」11/10夜公演を観てきました。その感想です。
事前に少しだけ関連スレを見たりした結果や、前日行った友人の話などを自分なりに整理した感じでは、「ストーリーはあまり期待するな(苦笑)」という事に落ち着いたので、ストーリーよりベリメンは勿論、ハロプロエッグのメンバーや、劇団の方、各出演者の演技や動きを楽しもう!という視点で開演を迎えました。
開演するといきなり流れて来たのは「Berryz工房行進曲」。そんなコンサートみたいなオープニングに苦笑。その後も、随所でベリの曲が流れてました。これはまさに、
「ベリによる ベリのための ベリの舞台」
という感じ。作演出の劇団側の狙いは、ベリに花を持たせようといったところでしょうか。劇団俳優さん達が前に出て来過ぎると批判が起こる事を危惧したのかなと推測。
まずは部活勧誘シーンから劇はスタート。バリボとバレエを混同している勘違いバレー部の雅。ピンクに決めてブリっ子全開なダンス部桃子。赤いジャージが不思議と似合う陸上部の競歩選手梨沙子。そして、カーリング部の千奈美。
その千奈美のカーリングユニフォーム姿が似合い過ぎで、軽く萌え(苦笑)。手足が長いって素晴らしい。そもそも、千奈美は色黒ショートでいかにも部活少女という雰囲気に溢れている。これはハマり役。
ハマり役と言えば、部活否定派三人組も優等生な感じが出てた。佐紀ちゃんの「オーッ、ホッ、ホッ」な嫌味キャラや茉麻の真面目キャラも捨てがたいが、なんと言っても生徒会長の熊井ちゃんだ。貫禄ありすぎ。勿論、背の話ではなく立ち居振舞いの話。
低く響く熊井ちゃんの声は、生徒会長の威厳たっぷりでございました。
話は、部活派VS優等生の戦いへと展開していく、学園物お約束の対立パターンへ。そして、競歩選手梨沙子と生徒会長熊井ちゃんが、部活存続か部活廃止を巡って相手の得意分野で対決する事になる。その流れから突然、この舞台のストーリーテーマである体の入れ替えが起きる。唐突過ぎ(苦笑)。
熊井ちゃんは校長(♀)と、梨沙子は部活の先生(オッサン)と入れ替わるのだけれど、実はここからがベリメン、特に梨沙子と熊井ちゃんの見せ場だった。
まず、コンサートの寸劇での印象から、正直あまり演技には期待していなかった熊井ちゃんが実にイイ!校長のお高くとまった感じを表現出来ている。期待度が低かった分、喜びは大きい。熊井ちゃん頑張ったなあ。
細かい事を言っていけば色々あるかもしれないけど、現時点での持っている力をフルに発揮したと思える熊井ちゃんに乾杯!
更に、ビックリしたのは梨沙子!菅谷梨沙子。
梨沙子は、実はハロプロ加入半年足らずでTVドラマ主演経験があるという演技派(?)。まあ、TVドラマと言っても例のテレ東深夜枠ですが。
でも、いくら自社枠ドラマの主演とは言え当時の梨沙子は小学二年!やるな菅谷。台詞は極端に無かったけどね。それでも、当時の梨沙子の存在感は凄かった。笑顔一つで空気を作り出していましたよ。
そんな梨沙子は、その後「ほたるの星」という映画にもメインキャストに近い立場で出演している。しかし、何故だか女優菅谷梨沙子の活動はそこで封印されてしまった。それは多分、Berryz工房の活動が始まったからだと思う。
ずっとずっと、梨沙子の女優活動再開を楽しみにしてきた私は、今まさにステージ上の梨沙子の演技に釘付けです。
その演技、部活の先生と入れ替わった梨沙子は、豪快なオッサンキャラをちゃんと演じていた。例えば立ち方。足の開き方が菅谷梨沙子ではなくオッサンしてた(苦笑)。台詞回しも当然オッサン口調になる訳だけど、うまくこなしていた。
何より、梨沙子は声がちゃんと出てる。コンサートでは、ひ弱な姿で不安定なボーカルの時もある梨沙子がだ。梨沙子は歌やダンスより芝居向きな子なのか?
こうして、梨沙子と熊井ちゃんは先生方と体が入れ替わってからは出番多し。二人とも大したもんだ。ハラハラさせられる事なく観ていられた。頼もしいよ。
そんな二人の奮闘を見ていると、人には向き不向きがある以上、そろそろベリメンも各人が得意分野で個別の活動をやるのも、たまには良いんでないかい?と思う。熊井ちゃんはハッキリ言って歌は下手だが、こうして舞台でいい味出せた。舞台向いているかもしれない。
明るい千奈美や、この日の最後の挨拶でひょうきんな面を見せてくれた茉麻あたりはバラエティ活動、雅や桃子はアイドルとしての活動を更に突き進み、ダンスの得意な佐紀ちゃんは他のハロメンのライブにダンサーとして出演するとか、そして梨沙子はやっぱり女優活動。
得意そうな分野で輝く姿、普段のグループ活動と違った魅力が見られそう。
梨沙子の奮闘や各メンバーの輝きを見ていたら、今この時期しかない輝きを最良な形の仕事で残してほしいなと感じ、上記のような考えに至ったのであった。
ちゃんと舞台観ていたのか?と問われそうだけど大丈夫。噂どおりストーリーはとても簡素でしたので(苦笑)。ちゃんとストーリーを楽しみながら、妄想も同時進行(苦笑)。
結局ストーリーは、梨沙子と部活の先生の体は元に戻ったものの、熊井ちゃんと校長は戻らずエンディング。対決の方は、部活存続でハッピーエンドだっただけに、全てを大団円で終わらせない作演出のこだわり(?)を微妙に感じつつ、幕は下りました。
終演後は、改めてDVDで梨沙子やみんなの演技を観てみたくなる気分になったので、楽しい舞台だったという事になるのかな。良いステージはまた観てみたくなるものだけにね。
ほとんどエキストラ状態だったエッグメンバーの動きも改めて観てみたいし、DVDは楽しみです。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
そして、チケット提供者のべ。さんありがとうございました。
事前に少しだけ関連スレを見たりした結果や、前日行った友人の話などを自分なりに整理した感じでは、「ストーリーはあまり期待するな(苦笑)」という事に落ち着いたので、ストーリーよりベリメンは勿論、ハロプロエッグのメンバーや、劇団の方、各出演者の演技や動きを楽しもう!という視点で開演を迎えました。
開演するといきなり流れて来たのは「Berryz工房行進曲」。そんなコンサートみたいなオープニングに苦笑。その後も、随所でベリの曲が流れてました。これはまさに、
「ベリによる ベリのための ベリの舞台」
という感じ。作演出の劇団側の狙いは、ベリに花を持たせようといったところでしょうか。劇団俳優さん達が前に出て来過ぎると批判が起こる事を危惧したのかなと推測。
まずは部活勧誘シーンから劇はスタート。バリボとバレエを混同している勘違いバレー部の雅。ピンクに決めてブリっ子全開なダンス部桃子。赤いジャージが不思議と似合う陸上部の競歩選手梨沙子。そして、カーリング部の千奈美。
その千奈美のカーリングユニフォーム姿が似合い過ぎで、軽く萌え(苦笑)。手足が長いって素晴らしい。そもそも、千奈美は色黒ショートでいかにも部活少女という雰囲気に溢れている。これはハマり役。
ハマり役と言えば、部活否定派三人組も優等生な感じが出てた。佐紀ちゃんの「オーッ、ホッ、ホッ」な嫌味キャラや茉麻の真面目キャラも捨てがたいが、なんと言っても生徒会長の熊井ちゃんだ。貫禄ありすぎ。勿論、背の話ではなく立ち居振舞いの話。
低く響く熊井ちゃんの声は、生徒会長の威厳たっぷりでございました。
話は、部活派VS優等生の戦いへと展開していく、学園物お約束の対立パターンへ。そして、競歩選手梨沙子と生徒会長熊井ちゃんが、部活存続か部活廃止を巡って相手の得意分野で対決する事になる。その流れから突然、この舞台のストーリーテーマである体の入れ替えが起きる。唐突過ぎ(苦笑)。
熊井ちゃんは校長(♀)と、梨沙子は部活の先生(オッサン)と入れ替わるのだけれど、実はここからがベリメン、特に梨沙子と熊井ちゃんの見せ場だった。
まず、コンサートの寸劇での印象から、正直あまり演技には期待していなかった熊井ちゃんが実にイイ!校長のお高くとまった感じを表現出来ている。期待度が低かった分、喜びは大きい。熊井ちゃん頑張ったなあ。
細かい事を言っていけば色々あるかもしれないけど、現時点での持っている力をフルに発揮したと思える熊井ちゃんに乾杯!
更に、ビックリしたのは梨沙子!菅谷梨沙子。
梨沙子は、実はハロプロ加入半年足らずでTVドラマ主演経験があるという演技派(?)。まあ、TVドラマと言っても例のテレ東深夜枠ですが。
でも、いくら自社枠ドラマの主演とは言え当時の梨沙子は小学二年!やるな菅谷。台詞は極端に無かったけどね。それでも、当時の梨沙子の存在感は凄かった。笑顔一つで空気を作り出していましたよ。
そんな梨沙子は、その後「ほたるの星」という映画にもメインキャストに近い立場で出演している。しかし、何故だか女優菅谷梨沙子の活動はそこで封印されてしまった。それは多分、Berryz工房の活動が始まったからだと思う。
ずっとずっと、梨沙子の女優活動再開を楽しみにしてきた私は、今まさにステージ上の梨沙子の演技に釘付けです。
その演技、部活の先生と入れ替わった梨沙子は、豪快なオッサンキャラをちゃんと演じていた。例えば立ち方。足の開き方が菅谷梨沙子ではなくオッサンしてた(苦笑)。台詞回しも当然オッサン口調になる訳だけど、うまくこなしていた。
何より、梨沙子は声がちゃんと出てる。コンサートでは、ひ弱な姿で不安定なボーカルの時もある梨沙子がだ。梨沙子は歌やダンスより芝居向きな子なのか?
こうして、梨沙子と熊井ちゃんは先生方と体が入れ替わってからは出番多し。二人とも大したもんだ。ハラハラさせられる事なく観ていられた。頼もしいよ。
そんな二人の奮闘を見ていると、人には向き不向きがある以上、そろそろベリメンも各人が得意分野で個別の活動をやるのも、たまには良いんでないかい?と思う。熊井ちゃんはハッキリ言って歌は下手だが、こうして舞台でいい味出せた。舞台向いているかもしれない。
明るい千奈美や、この日の最後の挨拶でひょうきんな面を見せてくれた茉麻あたりはバラエティ活動、雅や桃子はアイドルとしての活動を更に突き進み、ダンスの得意な佐紀ちゃんは他のハロメンのライブにダンサーとして出演するとか、そして梨沙子はやっぱり女優活動。
得意そうな分野で輝く姿、普段のグループ活動と違った魅力が見られそう。
梨沙子の奮闘や各メンバーの輝きを見ていたら、今この時期しかない輝きを最良な形の仕事で残してほしいなと感じ、上記のような考えに至ったのであった。
ちゃんと舞台観ていたのか?と問われそうだけど大丈夫。噂どおりストーリーはとても簡素でしたので(苦笑)。ちゃんとストーリーを楽しみながら、妄想も同時進行(苦笑)。
結局ストーリーは、梨沙子と部活の先生の体は元に戻ったものの、熊井ちゃんと校長は戻らずエンディング。対決の方は、部活存続でハッピーエンドだっただけに、全てを大団円で終わらせない作演出のこだわり(?)を微妙に感じつつ、幕は下りました。
終演後は、改めてDVDで梨沙子やみんなの演技を観てみたくなる気分になったので、楽しい舞台だったという事になるのかな。良いステージはまた観てみたくなるものだけにね。
ほとんどエキストラ状態だったエッグメンバーの動きも改めて観てみたいし、DVDは楽しみです。
出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
そして、チケット提供者のべ。さんありがとうございました。