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「過去記事を振り返る」 文化祭に咲いた「道重さゆみ」という名の花

2013-09-25 23:17:21 | ライブ!2006

 この記事は2005年10月18日に書かれたものです。
※元記事URL
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/37e81a155d67c9abf5bae72e4a447461


 今回の文化祭ステージは、娘。+飯田圭織さんによる環境問題寸劇、ハロメン各3名×5チームによって争われる環境クイズ、マジックショーなどによる構成だった。
 まずは声を大にして言いたい結論
「道重グッジョブ!」
 環境ユニットエコモニ。の一員として、寸劇でも人三倍くらい台詞があって、しかもクライマックスでは長台詞あり。それをトチらずに格好良くキメてくれたのが、我らが道重さゆみん

 実際のところは、寸劇とあってどこかお手軽感が伝わるステージだった。未来の横浜が環境破壊によって気温が異常上昇し、水位が上がって生活が脅か されている、というストーリーはありがちで、しかも短い時間で主張を盛り込まないといけないから、どうしても台詞が説明調になる。
 娘。メンバーも手抜きはしてないだろうけど、ミュージカルの時とはモチベーション違います感が見え隠れする。
 そんな中、さゆは真剣だった。ハロプロ環境大使である自分に、精一杯の責任感を感じてやっていたのだろう。
 クイズコーナーの時も、エコモニ。でコンビを組んでいる石川さんが資料あるいはアンチョコともいうべき秘密(?)のファイルを手に喋っていたのに対して、さゆは手ぶらで環境問題の事を喋っていた。プロだ。

 さゆは真面目で責任感ある子なんだろうな。だからこそ、ミラクル小春ちゃんの教育係に任命されたんだろう。ちなみに、ミラクルちゃんはクイズの時も物怖じせず楽しんでいました。

 楽屋で一人、台本を入念にチェックしているさゆを想像したら、なんか嬉しくなってしまう。元々ヤル気が伝わる子で、娘。ライブなんかで動きなどを観察していると、真剣っぷりを感じて好感持っていたけど、小春の面倒見始めた辺りから更に良い変化をしてきている気がする。

 ステージは真剣勝負であることを改めて実感した文化祭ステージ。こういう場でも何かを出せる子はやっぱりプロやね。
 クイズコーナーの漫才で、あやごまコンビの息の合いっぷりも、ごとーさんは隠れ亜弥ヲタだから息が合うのは当然としても、二人の姿にはやはりプロを感じましたですハイ。
 そして、寸劇の通行人役として出演したBerryz工房&℃-uteの方々の中で、一人キラキラしたカチューシャを付けて「台詞なんてなくても目立てる」を実践してみせた桃子もプロだ。


 <2013年の追記>

 何となくこのブログを始めた頃の記事を見ていたら、この記事が目に留まった。まだ当時はそれほど大きな注目をヲタからも浴びていたわけではない道重さゆみにスポットライトを当てて書いている。
 このハロプロ文化祭は環境問題がテーマだったので、その内容は少し堅めなものでした。でも、アイドルイベントだから、それなりに緩い空気はあった。文中にもあるように寸劇も、演者も観客もそんなに真剣ではないフシがあった。でも、さゆは違った!というより、さゆだけが違う空気を発していた。彼女は与えられた役目に大きな使命感を感じながら寸劇に臨んでいたのだと、当時は思ったし今もそう思う。
 興味深いのは、そんな寸劇でも手を抜かず一人シリアスな演技で臨んださゆと、通行人A的なその他大勢の役柄を与えられたベリキューメンバーの中で、唯一目立つための工夫をしてきた桃子という風に、この寸劇を余興で終わらせなかった二人がその後ハロメンで一番テレビで活躍するメンバーになったという事。

 心構え、見ている人は見ている。心構え、それはいつしか実となり力になっている。集団において、みんなと同じ事をやっていたり、みんなと同じスタンスで臨んでいるだけでは抜きん出た存在にはなれない。それを歴史が示しているという面白い事実がここにありました。

 
 

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