今日はサッカー天皇杯三回戦を観てきました。
天皇杯というのは、町の草サッカーチームからＪクラブ、または大学や高校チームまで、プロ・アマ問わず入り乱れて戦う大会です。今年で８６回目という大変歴史のある大会で、参加チームも今大会は6,390チーム（プログラムより）という大規模な大会です。
毎年元日に東京・国立競技場で行われる決勝に足を運んでいる私ですが、天皇杯で一番面白いのは普段は対戦しないカード、特にＪクラブ対アマチュアチームが実現する序盤戦だと思っています。
そこで、今回の三回戦で一番面白そうなカードを選んで、東京ヴェルディ1969対栃木ＳＣを観てきました。Ｊ２チーム対ＪＦＬ（Ｊ２の下のリーグ）の対戦です。場所は、東京・調布は味の素スタジアム（東京スタジアム）。
栃木に住んだ経験もなければ、親戚もいない自分ですが、このブログに以前書いたように、７年前に栃木サポとの小さな交流があって以来、気にかけているチームです。その７年前にサポから購入したタオルマフラーを持って出発！
京王線の駅に着くと、早速ヴェルディユニフォーム来た人発見。対抗（？）して、マフラーをバッグに縛って応戦(^^;)
ふと思いましたが、娘。メンバーの名前の入ったシャツ着ていると、ハンバーガー屋の店員に中傷されるのに、サッカーのユニ着ているのは何も言われないのは、やはり市民権得ているかどうか？の違いなのでしょうね。やっている事は同じような事に思えますが（それぞれ、着る事の意味合いや動機は異なりますが）。
スタジアム最寄りの飛田給駅に着くと、相変わらず駅前は（ＦＣ東京カラーの）青赤だらけ。歩道からハンバーガー屋から倉庫の壁まで、そこにはヴェルディの（ホームでもあるという）町の匂いはしてこない。ＦＣ東京の旗は結構色々な町で掲げられているけど、調布は特に凄い。調布駅前なんか青赤いっぱいです。ヴェルディもう少しガンバレ。ちなみに、飛田給駅は両方の旗が掲げられています。
スタジアムに入ると、またまたビックリ「ヒトイネ」。しかも、アウェーの栃木ゴール裏の方が人多い雰囲気。黄色の栃木のシャツが目立つ。
それもそのはず、栃木は200人がバスツアーでやってきたのだそうだ。他にも、車や電車で各自やってきた人もいるから、結構な人数です。老若男女、栃木人のパワーで選手を後押しだ。
試合が始まると、予想より互角ペース。もっと栃木が守り一辺倒になるかと思ったら、落ち着いてボール捌けている。東京Ｖのパスは巧いけどスピードに欠け、栃木が奪うと素早く縦に展開、という流れが目立ちます。
栃木は、学校の教員やっている選手もいるというアマチュアチームですが、プレイが落ち着いていて、何より「大勢来てくれた観客の前で勝利を決めたい！」という思いが伝わる試合運びでした。「いい試合をしよう！」ではなく「勝ちたい！」です。このモチベーションが、後半活きてきます。
前半は0-0で折り返し。後半も、東京Ｖがまずボールをキープするも、栃木が奪うと速い展開で攻撃、という流れが続きます。しかし、徐々にチャンスが訪れる間隔が短くなっていた栃木が、遂に先制点！沸き返るスタンド。
こういう展開は、強い方がこれで目を覚まし後は猛攻、という流れになりやすいのですが、その後も栃木はペースを乱さずプレイ。ロスタイム３分が長く感じられ、ついにタイムアップ。番狂わせ完成！
試合後の挨拶、選手、スタッフ嬉しそうです。サッカーの試合後の恒例、サポの前での一列バンザイ（娘。やベリあたりが、終演前にやるのと同じです）。サポが奏でる勝利の歌に合わせて選手も跳ねています。サポーターの皆さんも、ツアー組んで来た甲斐がありましたね。そして、そういう熱狂はやはり選手にも伝わるものです。この日の栃木勝利は決して「運」だけではないと。
余談。栃木がボールを奪いチャンスになり、相手ゴールに迫ってくると歌われる歌、「オウオウオー、栃木！オウオウオー、ゲットゴール！～」という歌が、どこかで聴いたようなメロディ。何かな？と考えた結果出た結論「友情 純情 Oh!青春」by Berryz工房だ！ 「オウオウオー友情！オウオウオー青春！～」の部分です。このフレーズだけなら、他にもありそうですが、締めの「ゴールを決めろ！」の部分が、ベリの「Everyday & Night」の部分に似てるから、半分確定という事で（＾＾；）まあ勝手な妄想ですが。
栃木SCスレKEEP ON FIGHTING 栃木SC ＜一枚岩の17＞
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今日のBGM KEEP ON LOVING YOU / プリンセスプリンセス
