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ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

なんちゃって恋愛PVと道重さゆみの度胸

2009-07-23 21:30:06 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。の記念すべき40枚目のシングル「なんちゃって恋愛」のPVが公開されました。
http://www.dohhhup.com/movie/z4UbskIBdKFD0aLunKNkaFxswe8ZJQ8m/view.php

 既に曲の方はメンバーのラジオ番組などで流れていたので、「また暗い曲かよ!寺田!」みたいなガッカリな感想を、あちこちで見てきました。実際、そんなガッカリする曲なのかどうか? まだ曲を聴いていない方は、まずPVを見てみてください。携帯の方用に動画も貼り付けます。

モーニング娘。 - なんちゃって恋愛

 実は自分は気に入りました(苦笑)。聴く前に「また暗い歌」とか、「ラップをやっている」などの情報は聞いていたので、それなりに覚悟を決めて身構えていたのですが、これイイね!な気分です。
 何故か?メンバーの声に上手くマッチした曲作りが施されているという印象を受けたのが大きい。
 まず、出だしの愛ちゃんのボーカル。いつも以上に上手く聞こえる。これは愛ちゃんの得意な音域にメロディラインが巧くハマっているからなのではないかというのが一つ目。
 Bメロはれいな。また愛れなメインかよ!みたいなヲタ論争的な事を感じている人もいるかもしれませんが、それは置いておきます。そんな事が些細に思えるほど、この部分もれいなの声にフィットしています。
 れいなは上手いのですが、今までの曲を振り返ると時折聞き苦しい時があります。高音がちょっと綺麗に出ていない時にそれが顕著だと思っています。その辺を考慮したのかどうか、このBメロのれいなの歌声は低音を生かし、非常に自然に耳に入ってくる感じで、大げさに言えば「れいなのためのメロディライン」とも言えそうなほどです。今回の新曲で一番気に入った部分です。この部分が声とマッチしている箇所二つ目。
 そして、賛否ありそうなラップ部分。途中に入る亀ちゃんの「教えて欲しい」というメロディフレーズ。たった一言なのに「亀ボイス キター!」な感じの素晴らしい存在感。これが三つ目。

 曲的には私も「明るい曲」をそろそろシングルにお願いしたいと思っています。今回の新曲も最初タイトルを聞いた時は「なんちゃって」という響きに、「おちゃらけソング」なのか?小春メインで、小悪魔笑顔で「なんちゃってw」と歌う曲なのか?と、変な期待(?)をしたものです。今に思えばアホな期待でした(笑)。
 それでも、出来上がった曲はメンバーの歌声を巧く生かしたメロディ。その歌声を邪魔しない印象的なバックの音。実は結構良い曲なんじゃないか?と思いました…なんちゃって、などとは言いません。本気でそう思います。
 ただ、リリースタイミングが良くなかった。シリアス路線が続いたので、もうこういう路線に皆、飽き始めている。ヲタに人気のある「リゾナントブルー」も、今のタイミングで新曲として発売されていたら、「もうこういう曲はいいよ」と言われていたのではないかと思ったりします。

 それで、PVはどうなのさ?という事ですが、見ていただいた方はおわかりのとおり、まあ「踊っているね」というPVです。これこそ、「もうこういうPVはいいよ」と言いたいところです。それこそ、先日のPVコンテストの入選者にまかせれば良かったのにと言うのはナシですか? あの入選された方々の出番は、これから出る曲でしょうか。期待しています。

 などと、新曲で気分が盛り上がっているところ、火曜日はモーニング娘。の道重さゆみサマがテレビで活躍していました。
 お昼には「笑っていいとも」にOGから中澤姐さん、ヤスス、ヤグチ、よっすぃ~が出演して昔話に花を咲かせたのですが、現役メンバー代表としてさゆが出演。いきなり「うさちゃんピース」で登場するさゆがおかしく、どんな時でも、さゆはさゆだなと感心してしまった訳なのですが、観覧者の人達のさゆ登場への反応も悪くなく、レギュラーであるサトダに対するツッコミもキャラどおり。改めて、どんな時でも、さゆはさゆだと感心した次第でした。

 しかし、感心はそれだけでは終わらず、夜のゴールデンタイムでも存在感を示しました。「ロンドンハーツ」に出演したさゆ。今回の格付けは「一緒にいて楽しくない女」。
 まあ、ランキング結果は別に対して意味はなく、そんな事よりさゆのインパクトの強さがポイント。クセ者揃い(失礼)な出演者に囲まれて、さゆはまさに四面楚歌。しかし、さゆのブリッコキャラをウザく思う国生さゆりさん、misonoさんとバトル状態になっても、さゆはさゆでした。この度胸は凄い。
 さゆは頭の回転の速さでも存在感抜群で、会話の相手をしていたはるな愛さんがついていけないほど、さゆの会話がテンポ良く面白い。個人的には、以前に「音楽戦士」でやりあった事のある青木さやかさんとバトルしてほしかったところですが、とりあえず出演女性タレントみんなを敵に回し(苦笑)、さゆは「うさちゃんキャラ」を全開で頑張ったのでした。

 以前、さゆが「うさちゃんピース」を始めた頃、これを流行らせたい!流行語大賞にしたい!と言っていた事があります。でも、さゆヲタの自分でも「それは、さすがに無理だろう」と思っていました。さゆも冗談半分で言っていたのかもしれません。
 しかし、夢は信じ続ければ叶うもの。このまま行くと、ひょっとして「うさちゃんピース」「うさちゃんキャラ道重さゆみ」は時の人な存在になるかもしれません。misinosさんが「ピョンピョンとうさぎキャラがウザイんだよ」とさゆをバッシングするのを見て、そんな手応えを確信したのでした。

 でも、さゆがウザイかはともかく、ウサギは可愛いし、瞳も草食動物ならではの優しい目、つまり癒し系。そんな本来癒し系であるウサギをキャラに使用しているさゆが癒し系ではなく、ウザい系になってしまうのは不思議。これもまた「なんちゃって」な魅力なのかもしれません。


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5 コメント

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記念すべき曲 (Jasmine029)
2009-07-24 04:32:20
こんばんは。
なんちゃって の評価としては非常に自分としては難しい感じです。ただ タイミングが悪かったということは確実でしょう(苦笑
メンバーの声を生かしきれていることは認めますが せっかくの40th。はたしてこれ良いものか。

さゆみんは頑張っていますね。メディアで自分の個性をアピールすることはとても難易度が高いと思います。他の娘。メンバーにしても個性はみんないいのでからもう少し メディアに出たときに発揮できればと思ってます。ただ 最近はメディア出演も貴重ですからねー(苦笑
返信する
ポップアート (ベリこはキュー)
2009-07-24 23:45:23
さゆや桃子のキャラはもう立派なポップ・アートだと思う。非ヲタな人もその独特な世界観にやがてハマって行くようになる。彼女達はアートの形を保ったまま進化しなければならない。娘のプロはさゆ、ベリのプロは桃子、では゜C-uteのプロは?…舞美かな?愛理かな?
返信する
さゆ (管理人)
2009-07-26 22:49:55
コメントありがとうございます。

さゆは、昔から結構アウェイ番組に強いところがありました。「音楽戦士」で青木さやかさんとやりあっていたりした姿は特に印象的でした。
現状、ハロプロメンバーでバラエティ展開するには、さゆが一番適任であり、これが上手くいけば他のハロプロメンバーも後に続きやすいであろうと思っています。さゆガンバレ。
返信する
最近の… (にゃび)
2009-08-06 00:23:50
モー娘。の曲は女の子を対象にシフトしてると思う。
私は女なのですが、ハロプロってオタクなイメージが強くてファンだと宣言しにくい…よって売れにくい。
ブリッコだと批判する友達も多いし


暗い曲というよりかっこいい曲と歌詞で、女の子の共感をよびファンを増やすことで
人気を全盛期のように!っていうつんくさんなりの戦略なんじゃないかな~
みんなが好きだと自分もって心理になるし


可愛いさ&男の人受けはベリキューにまかせて★

女の子のファンが増えたら注目度が上がって
モー娘。はもちろんベリキューも今より人気が出るかもしれないし
その方が努力しているハロプロのみんなの為になると思う。

頑張ってほしい!!
返信する
はじめまして (管理人)
2009-08-06 22:26:49
>にゃびさん コメントありがとうございます。

自分もカッコいい曲路線って、女の子ファン獲得作戦のひとつだと思っています。
今までの世間でのモーニング娘。のイメージは下手すると色物扱いですから、こういうカッコイイ事をやっていますよ~というアピールは大事ですよね。
実は、8/14にモーニング娘。が久々にミュージックステーションに出演します。カッコよくアピールしてほしいですね。楽しみです。
ちなみに女性ファンの数ですが、℃-uteは結構多く、ベリも増えてきています。

(コメント、二つあったので先に送信された方は消しておきました)
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