フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TIKI BUN

2014-10-27 23:18:20 | ハロプロ(娘。)

 道重さゆみ、モーニング娘。メンバーとして最後のミュージックステーション出演。尺が短いという意見もあるようでしたが、私は十分楽しめました。一時期の状態を思えば、ゴールデンタイムの音楽番組に出られるだけでも御の字なのかもしれませんから、それを思えば今の状況がとても尊い。しかも、さゆ娘。としてのラスト出演なのだから。でも、そういう感傷ムードに流されない内容だったのがまた良かった。
 EDM路線を方向づけた「One・Two・Three」と新曲「TIKI BUN」を絡めたメドレーという選曲にも意味を感じたし、何よりメンバーの表情がとても良かった。自信に溢れた表情でした。

 時々、プラチナ期の頃を思い出す事があります。思い出した時にふと思うのは、歌っている時はともかく、トークの時なと皆どこか心が縮こまっているような、そんな表情に見えたものです。そういう空気って観てる側に伝わる。ファンなら見守るような視線だから良いものの、ファンではない人達にしてみれば、そういう縮こまった態度を見て華がないなと感じるでしょうから、今のモーニング娘。のハートはとても良いと思っています。私はプラチナ期のステージをもう一度味わってみたいと考えるくらいの思い入れのある者ですが、テレビに於けるパフォーマンスは断然今の方が素晴らしいと思っています。

 来年からのモーニング娘。は誰がエースとかセンターとか関係なく、キャリアの長さも関係なく、みんなが自分の良さを素直にアピール出来るグループであってほしく思います。そんな願望が実際のものとなる手応えのあるミュージックステーション出演でした。これを、さゆラスト出演で出来ている事が素晴らしく思えるのです。

モーニング娘。'14 『TIKI BUN』(Promotion Ver.)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする