フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

亀井絵里さんの夢を見た日に思うこと

2014-10-02 21:24:03 | ハロプロ(娘。)

 今朝、夢に亀井絵里さんが出てきました。亀井さんは何かの取材を行っていて、私が一緒に同行して町を回るという夢でしたが、亀井さんはとても優しく、細かい事に気がつく人でした。
 一通りの取材が終わり、亀井さんと意気投合して、またの再会を約束して、後日テレビをつけたら亀井さんが歌を歌っているシーンが流れてきた。曲は「赤いスイートピー」だった。
 という夢でした。夢の中の笑顔が素敵な亀井さんは、「プラチナ」と呼ばれていた頃に過ごしていた時より、ナチュラルないい感じの美人さんでした。

 亀井さんは六期メンバーとして2003年にモーニング娘。に加入した。加入当初は新メンバーは要らないという意見を持つファンも少なくなく、六期メンバーは大歓迎の中でアイドルとしてのスタートを切った訳ではなかったけれど、活動を重ねていくにつれ、六期それぞれの個性が浸透していくにつれ、少しずつファンが増えていき、気付けば「六期は娘。史上最高の当たり新人」なんていう意見も出るようになったのでした。確かに、六期の三人がもし加入していなかったら、おそらくプラチナ期でモーニング娘。は終了していたかもしれない。なんて事は思います。そのくらい大事なポジションで活躍してきた。
 そのプラチナ期に於いて、亀井絵里はとても重要な存在でした。ステージトークではボケ役に徹して、メンバーから、観客からも、ひたすら笑われる役割に徹した。同期のれいなは愛ちゃんと並ぶグループの顔と呼べる存在。笑われ役はさせられない。もう一人の同期であるさゆは可愛い系だから、笑いにもっていくにしても方向性が違う。亀井絵里さんだってアイドル性は高いのに、彼女は二枚目的な立回りはとらなかった。
 そんな亀井絵里さんだけれど、曲が始まるとひたむきにダンスをキメ、ファニーなボーカルで歌に味を添える。亀井絵里さんは一度もセンターにはなれなかった(ポジション的に良かった曲ならあるけれど)。その人気を考えると、これはモーニング娘。七不思議のひとつと言っても良いかもしれない。

晴れ 雨 のち スキ ?(亀井絵里ソロver.)


 でも、未だに語り草になっているプラチナ期のステージを構築していく上で、亀井絵里的ポジションを全うする人が居るという事はかなり意味のある事であったと私は思います。
 誰だって真ん中で目立ちたい。でも、それが叶うメンバーは限られている。しかし、ちゃんとファンは見ている。そういう大切な存在に心からエールを送っている人が少なからず存在している。それがとても尊いのです。
 横浜アリーナのステージに立ち、旅立ちの挨拶をする亀井絵里さんに向けられた大歓声を私は忘れません。彼女の歩んできた道は間違いではなかったからこその、それはとても大きな歓声でありました。

 新しくこの場所にやってきた四人の花が、それぞれの魅力で、それぞれの色で輝く事を期待しています。

コメント (4)
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