フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TIF2013レポート その3 ~温かさとNegicco~

2013-08-05 22:45:24 | アイドル etc

 TIFレポートの続きです。

Negicco
会場 HOT STAGE(Zeep Tokyo)
時間 12:15~12:45

 湾岸スタジオの屋上は暑いのがネックではあるけれど、その見晴らしの良さと吹いてくる風の心地よさで去り難き気分に襲われつつ、エレベーター待ちの列に加わる。下りエレベーターは上りの時よりは早く乗る事が出来た。ちなみに、列に並ぶ前にトイレに行ったけれど、ここは昨年は閉鎖していた。今年は使えるようになったのは良かったと思う。下に降りないとトイレがないというのは、ちょっと問題であったから改善されたわけだ。

 湾岸スタジオからゆりかもめのテレコムセンター駅は近い。ゆりかもめの一日乗車券を新橋駅で買ってあるので、それを利用して次の会場Zepp Tokyoのある青海に移動する。たった一駅だけど、暑い中を徒歩移動するよりはずっとラク。一日乗車券は800円で、新橋駅からテレコムセンター駅まで往復すると運賃合計は740円だから十分すぎるほどお得な切符だ。

 昨年のHOT STAGE(TIFにおけるメインステージの事)だったZepp ダイバーシティは入場規制に引っかかる事があったけれど、今回はすんなり入れた。場内ではCheeky Paradeが歌っている。途中からだけれど存分に堪能する。
 略称チキパと言われる彼女達のステージは、さすがエイベックスと思える安定感がある。お姉さん格のSUPER☆GiRLSよりは少しシリアスな雰囲気を漂わせながら、うまくアイドル成分もミックスしている。そのバランスは、メンバーの事や曲がわかってくると楽しいのだろうなとは思えた。半年ほど前にも観ているけど、その時より更に良くなっていると思える堂々たるステージング。
 ミックスと言えば、ここのヲタがやっているMIXはよそとは違うオリジナルであった。これは面白い。グループに関係のある言葉を叫ぶのであればMIXはアリだとは思う。

BUNBUN NINE9' / Cheeky Parade


 チキパのステージが終わり、スクリーン上にアイドル関連のCMが流れるインターバルを挟んで次はNegicco。Negiccoを観るためにZeppにやってきたのであります。若いヲタが多いチキパから雰囲気は一転、激しくノルよりも歌を楽しむというスタンスに感じられる空気に変わるNegicco現場。
 一曲目に最新シングル「アイドルばかり聴かないで」を持ってきてDD観客のハートを掴んだNegiccoは、あくまでゆったりとした鼓動でステージを進めていく。それがとても心地良い。私は激しくノルのも好きな方だけと、じっくりアイドルの姿を見ながら歌を聴くのもとても好きだ。緑と白で出来たネギサイリウム(公式グッズだそうだ)を振るヲタの人達もなんだか温かい。トークで間違いをしてしまったメンバーにも優しい笑いが起きる。
 これは聞いた話だけれど、Negiccoの常連ヲタさん達はライブでは、なるべく新規らしきファンを前に譲るそうだ。イマドキの他のアイドル現場ももっとこういう雰囲気になっていけば心地よい場になると思うし、Negiccoに於けるこういう雰囲気はいつまでも続いて欲しい。
 そんな現場の雰囲気を象徴するのが、Negiccoの代表曲「圧倒的なスタイル」の間奏でのラインダンスだ。みんなで肩を組みメンバーの「右、左」という合図に合わせて足を出す。なんともホノボノとしたその光景はまさにNegicco現場の空気が表れたお約束であり、そういう空気が客席の皆が歌をちゃんと堪能している事にも繋がっているのだと思えたのだった。それはなんとも言えない豊かな満足感で会場をあとに出来る、そんな爽やかな後味の良さにつながったのでした。

圧倒的なスタイル/Negicco ~@2012.11.04代官山LOOP~


コメント
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