アイドルを聴く上での楽しみの一つが歌声。特にグループアイドルだと、色んなタイプの歌声が織りなすハーモニーは上手い下手関係なく楽しめます。
ハロプロの曲はソロパートがふんだんに用意されていて、ハモる箇所もあったりするので楽しみはたくさんあります。個々の歌声が聴き分けられるようになってくれば更に楽しい。
モーニング娘。にしても、℃-uteにしても、各人の歌声が割と特徴的でわかりやすいのも良いです。何度も聴いて、ライブ動画と照らし合わせてみたりすれば、声だけで大体誰の歌声がわかってくるようになります。
そのハロプロの中でも、Berryz工房は更にわかりやすく、アルトもソプラノもハスキーも色々な個性がパッケージされています。Berryz工房は歌唱力を売りにしているグループではありませんが、一人一人の個性的な歌声を堪能出来るグループだと思います。
そんな歌声個性派アイドルグループBerryz工房の熊井友理奈ちゃん。誕生日おめでとうございます。
昔フジテレビで「カルトQ」というクイズ番組をやっていました。昨今のおバカ度を競うクイズ番組とは真逆な、誰もわからないような問題を解答出来る猛者を集めた番組でした。大抵の視聴者は、30分の番組時間の間に出題される問題は一問も答えがわからないようなマニアックな問題ばかり。毎回テーマを決めて、そのテーマに強い一般参加者が出演していました。
その中でも私が印象に残っている回が「マッキントッシュ」の回でした。つまり、Macに詳しいヲタを集めた回です。
その回は、Macに詳しい人がMacに関する問題にチャレンジする内容で、Mac本体からMac OSに関する問題。更には、アップルコンピュータ社に関する問題まで出題されていました。例えばこんな問題です。わかりますでしょうか?
Q1. スティーブ・ジョブズ(アップルの創設者の一人。現在も最高責任者である)が経営強化のためにペプシ社からヘッドハンティングしてきたジョン・スカリーを口説く時に言ったセリフは何か?
Q2. Mac OSがそれまでのパソコンの主流OSであったマイクロソフト社のMS-DOSと違い、アイコンやマウスポインタによる「グラフィカル・ユーザー・インターフェース」を採用した際に、基本コンセプトとして掲げた「WYSIWYG(ウィジィウィグ)」とは何の略か?
Macに詳しい人なら、それほど難しい問題ではないんですが(苦笑)、大抵の人は答えを想像する事すら難しいと思います。
A1. 「一生、砂糖水を売って暮らすのかい?」 (ペプシコーラを砂糖水と言い切り、ジョブズはスカリーに、アップルで一緒に新しい未来を作ってみないかと口説いた)
A2. 「What You See It What You Get」 (面倒なコマンド入力は無しに、見たままに操作出来るOSを作ろうというコンセプト)
更に「実技問題」?とでも言えそうな問題が用意されました。
Macを使った事がある人ならご存知だと思いますが、Mac OSは電源を入れると「ジャーン」という起動音がなります。
どのマシンでも同じような音階なので同じ音が聴ける筈ですが、実は機種によって微妙に音色が違う。搭載されているスピーカーの種類や本体ケースのデザインなどによる違いもあるのでしょうか。かつては、ウーハー内蔵Macなんてのもありましたし、スピーカーブランドのBOSEやJBLのスピーカーを内蔵したMacもありました。
さらには、機種によっては少しコード(和音)を変えている場合もあるみたいです。
その機種別に微妙に違うという起動音を、出演者達は音を聴いただけで機種名を当てていきます。私はテレビを見ながら、このMacオタクさん達スゴイと、大いに感心したのでした。
機種別の起動音が聴けるサイト
http://harumac.client.jp/sound/start_mac.html
Macintosh startup sounds (色んな機種の起動音のメドレー)
ハロプロのグループの歌声も、ヲタじゃない人からすれば聴き分けるなんて信じられないワザに思える事かもしれません。でも、わかってくるとこれが面白い。歌が上手くないメンバーでも、声を気に入っていると心地よく聴けるし、その大好きな声ガハモリやユニゾンの隙間から聞えてくるのを確認出来ると、ちょっとした嬉しさです。
グループアイドルの醍醐味、歌声の聴き分け。ソロパートやハモリはこれからも大事にしてほしいものです