フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Berryz工房2008ツアー「ベリコレ!」 10/11中野公演昼レポート

2008-10-12 19:40:38 | ライブ!2008
 昨日、東京は中野サンプラザで行われたBerryz工房2008ツアー「ベリコレ!」を観て来ました。今回はそのレポートです。

 今回のツアーは発売されて間もないアルバムの曲を軸にしたセットリストになっているのですが、実はまだそのアルバムを買っていません。セットリスト中、1/3は知らない曲になる訳ですが、どこまで楽しめるのか不安を抱きつつ、この2ヶ月間℃-uteコンサートばかり行っていたため、割と大人しいノリのBerryz工房コンサート会場の雰囲気に若干のとまどいを感じながらコンサートは開幕です。

 スタートして、一曲目と二曲目がいきなりアルバム曲です。予習して来なくてゴメンよBerryz工房のみんな…と済まない気持ちになりながら、サイリウムはしっかり振ります。初めて聴く曲ではあるけれど、作りがつんくそのものなんで二番に入る頃には馴染んでノレてしまいます(苦笑)。
 それでも、周りの客は既に何度か今ツアーを観ている、いわゆるリピーターなようで二曲目の「この指とまれ!」の腕の動かし方とか揃っています。ベリヲタは振りコピ派が多く、みんながメンバーに合わせて動いているので、それも揃っている理由でもあります。
 頑張ってついて行っているものの、少し疎外感を感じていたところに馴染みあるイントロが聞こえてきました。「行け!行け!モンキーダンス」です。この曲はメンバーの表情も見所なんで前の席で観たくなる曲ですが、今日のポジションは一階席のやや後ろ右端。でも、スクリーンでメンバーの表情を楽しみます。千奈美と茉麻は楽しんで歌っているのがわかり、こちらも楽しくなります。

 モンキーダンスが終わるとメンバー一旦退場。スクリーンでメンバー紹介。スクリーンに向かって推しメンに声援を送る人は減った感じで割と静か。ここは水分補給タイムなのかもしれません。

 再び現れたメンバーは色分けされたドレスを着てますが、ベリはイメージカラーが完全固定じゃないからかソロTと色が違います。メンバーの判別は色ではなく身長でする事にします。
 今回のセットリストは、アルバム曲以外ではC/W曲も色々歌っています。コンサート初披露の「ガキ大将」(VERY BEAUTYのC/W)は、佐紀ちゃんの歌唱力に目が行きます。ダンスの人というイメージの佐紀ちゃんですが、歌も実力アップ中。以前より声が通るようになった印象です。

 随時にアルバム曲やC/W曲が入るため、なかなかエンジンがかからない自分は、元々そんなに汗かかない体質なせいか汗が出てきません。半袖T(宮殿ツアーの梨沙子Tをこの日着用)がちょっと肌寒いぞ自分、振りコピするべきか?とか思っていたら「ジンギスカン」キタ!
 会場もテンション高めになり雰囲気一変。やっぱり破壊力ある曲だなと感心しながら、サビを一緒に踊り楽しみます。ジンギスカンは踊り推奨曲。観るより踊って楽しみたい一曲です。
 ジンギスカンでいい感じにエンジンかかってきた自分でしたが、ここから中盤に掛けては再びアルバム曲中心。初めて聴く曲なので、ノルというより曲を聴くスタンスになってしまいました。そんなアルバム曲の中では、スクリーンにモノクロのイメージVまで流す気合い入った演出だった菅谷梨沙子ソロ「REAL LOVE」が印象に残りました。ちょっと背伸びした感じの歌詞とシリアスな曲調を、梨沙子が大人びた表情で低い声で歌う。自分が観たい菅谷梨沙子とは違うけれど、インパクトは感じられる一曲。私的には、舞美愛理の「イメージカラー」みたいな爽やかアイドルポップスを梨沙子に歌ってほしいのですが。

 この梨沙子ソロの前に「高校生漫才」というコーナーがあり、佐紀桃子雅茉麻の四人で山手線ゲームをやります。この日のお題は、赤いもの~アルファベット~喜怒哀楽~山手線~アジアの国でした。
 赤いものでは、途中から「赤い○○」という回答が続いてアウトになり、アルファベットを答えていく簡単なお題も回答出来ずストップし、喜怒哀楽は文字通りに四人答えたら終了だしと、多少滑りながら展開していきましたが、山手線というお題にいきなり茉麻が駅名ではなく「E231系」とマニアックな回答して笑いが湧き起こり、アジアの国では「東ティモール」とかマニアック回答も出て漫才終了。
 台本とは言え、茉麻が電車の形式を口にしたという事実に、鉄ヲタ兼ベリヲタな人達は満足した事でしょう。
 漫才では茉麻と一緒にボケた味を出していた桃子でしたが、久しぶりに歌ったC/W曲「恋してる時はいつも」でシリアスな歌唱を披露。私はこの曲での桃子の「ほとんど寝なくて平気」というフレーズが好きで、感情の入った切なげな歌い方が気に入っているのですが、この日は少し力強い歌い方に変化していました。スペジェネのC/W曲ですから、三年半も経てば歌い方が変わっていても不思議ではないですが、CDの歌い方の方が好きです。でも、この曲の見せ場は、やはり普段は見られないシリアスな桃子に尽きると改めて感じました。

 歌に変化と言えば、普段はあまり歌の人のイメージがない熊井ちゃんと千奈美のコンビによる「21時までのシンデレラ」。舞波ヲタだった自分にとって8人ベリーズのラストシングルを、全員ではなく二人で歌うなどという企画コーナー扱いは納得いかなかったのは公演前までの話。いざステージングを観たら、意外にも歌えていたので楽しめました。熊井ちゃんが特に頑張ったなと感じました。
 振り付けを若干変えていたため、振りコピしているヲタはそれを観ながら新しい振り付けで踊る中、自分は元々の振り付けで振りコピです。このシングルまでは多少振りコピ出来るのは、三年前のツアーに臨む時に振り付けを少し覚えた成果(苦笑)。
 そんな懐かしさに浸りながら観ていた自分が嬉しかったのは、デレシンからそのC/Wである「秘密のウ・タ・ヒ・メ」へと続くという展開。今回のセットリストで一番良かった箇所です。
 でも、この曲で「L・O・V・E」を叫ぶのは「ちょっと違うんじゃないか?」と思うのでした。そんな三年前のこの曲へのノスタルジーなんて知らないというヲタも少なくないのかもしれないですが。

 そんな私ですが、懐古にばかり生きてる訳ではないので、今日初めて聴いた「CLAP!」では、メンバーと周りに合わせてクラップ入れます。この曲はベリ曲的な雰囲気に満ちた作りで、初期曲みたいだなと、結局懐古趣味で気に入ってしまう訳ですが。

 アンコールは、去年から行われている「ベリーズ行くべ!」コールです。しかし、昼公演だからか今一つ揃わない。声が出ていない。これはBerryz工房コンサートの特徴とは言え、少し淋しい感じ。

 アンコールは、アルバム曲の「BE」と「スッペシャル・ジェネレーション」。スペジェネは改めて雅ちゃんの曲だなと思いました。雅ちゃんのダンスが一番映える曲に思えます。他のメンバーも勿論良いですが、やはりセンターで踊る雅ちゃんの印象が強すぎるからでしょうか。振りコピは、梨沙子を着ているので梨沙子でやりましたが。

 公演終了後、会場内には開演前もかかっていた女性オールディーズが流れ始めました。シルヴィ・バルタンの「アイドルをさがせ!」が流れる会場を後にしつつ、ハロプロでは「アイドル的雰囲気を強く持っているグループ」であるBerryz工房に相応しいBGMだなあと感心する私でした。

 セットリスト
01 HAPPY!Stand Up
MC
02 この指とまれ!
03 行け 行け モンキーダンス
メンバー紹介VTR
04 笑っちゃおうよ BOYFRIEND
MC プチ情報
05 ガキ大将
06 ジンギスカン
MC 新アルバムについて
07 バカにしないで 清水夏焼熊井菅谷
08 Ah Merry-go-round 清水嗣永
09 恋の呪縛
10 夢を一粒~Berryz仮面 Endingテーマ~
ベリーズ高校生漫才(清水嗣永夏焼須藤)
11 REAL LOVE 菅谷
12 恋してる時はいつも 清水嗣永夏焼須藤菅谷
MC(徳永熊井)
13 21時までのシンデレラ 徳永熊井
14 秘密のウ・タ・ヒ・メ
15 CLAP!
MC
16 素肌ピチピチ
17 付き合ってるのに片思い
18 友情 純情 oh 青春
EN01 BE
MC
EN02 スッペシャル ジェネレ~ション
コメント (3)
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