前回の記事の続きです。菅谷梨沙子写真集ロケ地「ソレイユの丘」に遂に到着です。
回り道しながら、ソレイユの丘にようやく着いた。時刻は三時半。事務所やお土産屋の入ったゲートをくぐる。公園なので入園は無料だ。
広々とした駐車場に停まっていた僅かな車の数で察していたが、中に入ると「人がいない!」広い園内に10人もいるかどうか。まあ、平日だからこんなものなのでしょう。入口付近には花畑が広がるけど、シーズンオフなので花は咲いていない。ますます、淋しい気分に。
少し進むとレストランが営業していたが、客はいないようだ。今日は休園日?と思えるほど、遊技施設なども皆お休み。動物とのふれあいコーナーに行くと、羊達が休んでいた。カメラを向けたら、ちゃんとカメラ目線を送ってくる羊が何頭もいて楽しい。その近くには、馬が走るコースがあって、馬が散歩していた。この辺りは、休日なら子供達が集まってきそうなエリアだ。
更に進むと海が見える。崖の上から相模灘の風景が広がってきた。元・長井飛行場だったこの地。この場所から海に向かって飛び立っていった飛行機の事を思う。今のソレイユの丘の風景を見たら、当時の軍関係者は驚く事だろう。海は雲の切れ間から差し込む西日に照らされて黄金色。
海を眺めたあとは、展望台に登る。天気が良ければ、富士山から箱根から色々見えそうな眺めだけど、今日はあいにく見えない。北西の葉山の方角は既に空が暮れ始めている。大急ぎで写真を撮る(画像参照)。高い所から眺めると、ソレイユの丘が出来るまでは、海に向かって直線道路が数本伸びていた長井飛行場跡の面影がよくわかる。よく見れば、駐車場などで分断されているものの、滑走路の流用である直線はまだ残っていた。
展望台の一階にはホタル館という小さな部屋があった。梨沙子が出演した映画「ほたるの星」をこじつけで思い出す。
寒くなってきたので、帰る事にして出口に向かうと、途中にあった池の水面に赤い夕陽の筋が反射している。空はもう濃い青に染まり始めて、夜の入口だったので油断していた。出入口付近の花畑に戻ると、広々とした花畑の眺めの向こうに、今まさに海に沈む真っ赤な丸い太陽が見えた。
ソレイユの丘のHP
http://www.yokosuka-soleil.jp/
長井の町の地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/40/31.566&scl=70000&uc=1&grp=all&nl=35/16/40.919
今回のBGM Souvenir~スーヴェニール~ / 飯田圭織