昨年2011年、SC相模原は、地域リーグ決勝大会・第一次ラウンドの初戦で福島ユナイテッドと対戦しました。この時はSC相模原が2-1で勝利しましたが、福島は不運にもGKが正もサブも2人とも足の故障で十分なパフォーマンスを発揮することができず、これが試合結果にも大きな影響を及ぼしたと思います。2012年8月21日、全社東北予選ブロック決勝戦「福島ユナイテッド vs FCガンジュ岩手」の試合は、私にとっては昨年の地域リーグ決勝以来の福島ユナイテッドのサッカー観戦となりました。まず主力選手の推移を、昨年の地域リーグ決勝でのSC相模原戦と、今年5月に行われたグルージャ盛岡との東北リーグ首位攻防戦、そしてこの日行われた全社東北予選ブロック決勝戦、FCガンジュ岩手戦とで比較してみましょう。この3試合は、福島ユナイテッドとして絶対に負けられない試合であり、監督は一番信頼を置いているメンバーを先発選手として起用している、と考えられます。

まず、この3試合に出場しているピンク色に色塗られた選手が、昨年と変わらず福島のサッカーの核となっている選手です。FWの久野、正確なクロスをあげる金功青、守備的なサイドバック岡田、ゴールキーパーの内藤の4人です。盛岡戦には先発していませんがエースストライカー小林も「核」となる選手といっていいのではないでしょうか。
これに対し、昨年のSC相模原戦には出場しておらず、今年のグルージャ盛岡戦、そして絶対に負けられない全社東北予選・FCガンジュ岩手に出場した選手が、今年戦力強化したポジションと選手です。まずボランチに元栃木SCの鴨志田・元東京ヴェルディの小野を入れ中盤戦を一層優位に進めようと強化を進めています。

この日の、FCガンジュ岩手戦を見て昨年のSC相模原戦と大きく変わったな、と感じたのがFW益子の存在です。守備の時は左サイドハーフのポジションにいますが、攻撃に転じると久野・小林の左に位置し3トップの形で攻撃を仕掛けてきます。特に右サイドで金功青が起点を作ると正確なクロスをどんどん中に入れ、これを中央で久野・小林がゴールを狙ってきますが、今年はさらにそのファーサイドで身長の高い益子がゴールハンターに加わってきます。今年の福島の攻撃は一層分厚くまたバリエーション豊富になっていました。


上の画像は、この日の福島ユナイテッドの同点ゴールのシーンです。右サイドから11番FW久野目がけて蹴り込まれたクロスを、ガンジュ岩手DFがヘッドでクリア(上の画像)しましたが、27番の益子がそのこぼれ玉を拾いシュート、(下の画像)これが決まって1-1の同点になりました。この日ガンジュ岩手も選手個々の力では負けていなかったのですが、チームとして選手層が薄かったのか、後半猛暑の中次々とガンジュ岩手の選手が足が止まってしまっているにも関わらず、交代選手を投入する事ができませんでした。ここを、福島ユナイテッドは後半セットプレーから次々と得点、終わってみれば5-1の大差で勝利しました。2列目・3列目の長身選手が飛び込んでくるこのセットプレーも福島ユナイテッドの強力な得点源です。

福島ユナイテッドの個々の選手の力量・経験、そしてチームとしての層の厚さ、チームプレーの熟成度を見て昨年より一層強化が進んでいると感じました。福島ユナイテッドが、地域リーグ決勝大会に進出するためにはまず東北リーグで、グルージャ盛岡に勝って優勝しなければなりません。だめなら全社で4強に入らなければなりません。しかしこうした試練に打ち勝って福島ユナイテッドは、地域リーグ決勝大会に進んでくる!と思います。今年、地域リーグ決勝大会一次ラウンド3会場の1つが福島です。こうした千載一遇の好機を福島ユナイテッドが逃すはずがありません。今年のJFL入りの争いを見ていく上で福島ユナイテッドの今後の試合結果から目が離せません。
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これに対し、昨年のSC相模原戦には出場しておらず、今年のグルージャ盛岡戦、そして絶対に負けられない全社東北予選・FCガンジュ岩手に出場した選手が、今年戦力強化したポジションと選手です。まずボランチに元栃木SCの鴨志田・元東京ヴェルディの小野を入れ中盤戦を一層優位に進めようと強化を進めています。

この日の、FCガンジュ岩手戦を見て昨年のSC相模原戦と大きく変わったな、と感じたのがFW益子の存在です。守備の時は左サイドハーフのポジションにいますが、攻撃に転じると久野・小林の左に位置し3トップの形で攻撃を仕掛けてきます。特に右サイドで金功青が起点を作ると正確なクロスをどんどん中に入れ、これを中央で久野・小林がゴールを狙ってきますが、今年はさらにそのファーサイドで身長の高い益子がゴールハンターに加わってきます。今年の福島の攻撃は一層分厚くまたバリエーション豊富になっていました。


上の画像は、この日の福島ユナイテッドの同点ゴールのシーンです。右サイドから11番FW久野目がけて蹴り込まれたクロスを、ガンジュ岩手DFがヘッドでクリア(上の画像)しましたが、27番の益子がそのこぼれ玉を拾いシュート、(下の画像)これが決まって1-1の同点になりました。この日ガンジュ岩手も選手個々の力では負けていなかったのですが、チームとして選手層が薄かったのか、後半猛暑の中次々とガンジュ岩手の選手が足が止まってしまっているにも関わらず、交代選手を投入する事ができませんでした。ここを、福島ユナイテッドは後半セットプレーから次々と得点、終わってみれば5-1の大差で勝利しました。2列目・3列目の長身選手が飛び込んでくるこのセットプレーも福島ユナイテッドの強力な得点源です。

福島ユナイテッドの個々の選手の力量・経験、そしてチームとしての層の厚さ、チームプレーの熟成度を見て昨年より一層強化が進んでいると感じました。福島ユナイテッドが、地域リーグ決勝大会に進出するためにはまず東北リーグで、グルージャ盛岡に勝って優勝しなければなりません。だめなら全社で4強に入らなければなりません。しかしこうした試練に打ち勝って福島ユナイテッドは、地域リーグ決勝大会に進んでくる!と思います。今年、地域リーグ決勝大会一次ラウンド3会場の1つが福島です。こうした千載一遇の好機を福島ユナイテッドが逃すはずがありません。今年のJFL入りの争いを見ていく上で福島ユナイテッドの今後の試合結果から目が離せません。
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