やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

寒い夜に呑む薩摩焼酎お湯割りに潜む孤独とアンビバレンツな思考は如何に?

2012-12-07 09:00:56 | 日々の戯言
しどろもどろで店員さんに聞いてみた。


「えーと数年前の邦画でユースケと塚地君と小出ナントカが出てる奴って何でしたっけ?」


5秒考え込む研修中名札を胸に付けた店員さん。






・・・キサラギ?


それだっ!!


***





どうしてそれが気になっていたのかは私自身判らないのだがいつか見たかった映画の一つ。
先日のハルヒを返却しに行ったときにまた借りてきた。変なルーチンが成立しつつある?


まぁいい、決して悪い流れじゃないし何と言っても100円だしなwww 
借りた私が言うのもナンだが余りにも安すぎやしませんか?ゲオさん。


買ったばかりのレンチンユタンポモドキを肩に乗せて深夜に鑑賞開始。
あー当然だが真っ暗しかもヘッドフォンでな。


***


さて見終わったッス。いざどう書こうか?


上記の3名に小栗旬(主役みたいだが出てる事すら知らなかった)と
香川照之の合計5名の登場人物だけで話は進行する。


とあるB級アイドルのファンとしてネット上で知り合ったそれぞれハンドルネームを持つ人々。
誰も本名なんか知らない。家元、安男、スネーク、オダユージそしていちご娘。


実はそのアイドルは一年前に「自殺」をしており
その一周忌を偲ぶオフ会として初めてその5名が集う。


しかし和やかな会になる筈が「あの子は自殺なんかする筈ない!殺されたんだ!」と
発言した事から追悼会は不穏な雰囲気のままあらぬ方向へ暴走し始めた。


それぞれの持つ一つ一つの小さな接点がだんだん繋がりやがて一本の線になる。
・・・さて手繰り寄せたその真相はいかに?


***


まず褒める


アニメとホラー専な私が邦画を見る事すら珍しいが褒めるのはもっと珍しい。
※ヒューマン系は洋邦問わず見ない


この原作が小説か漫画かはたまたオリジナル脚本かは知らないが
とにかく良~く練られた話だと感心した。


99%を同じ部屋でのカットなので映像で魅せる映画ではない。
つまり前記した様にひたすらストーリーで魅せる映画だ。


そしてそのストーリーを支えるのは手練れの役者達。
この方々が期待を裏切らず見事に演じている。


表情や仕草、セリフ回しや間合いなど大袈裟でもなく控えめでもなく
それぞれのキャラをジャストなテンションで捉えている。


編集が上手いのかどーかは知らないがまるで長回しのワンカットみたい。
いわば舞台的な映画だったと思う。


特に良かったのはスネークこと小出恵介君だな。
ちょいチャラ系のキャラを非常に面白く演じていました。


言葉の端々にヒントを埋めてありそれを回収しながら
そしてその一本すらも残さず纏めたのは凄いと思いました。


まぁ日本の映画は市場のせいでもあるがTVタレント=役者となっている。
しかもバラエティは出るは私生活は露出するはで正にタレントだ。


どうしてもTVでの印象が強くてその人の持つ役者力を見誤ってしまうが
どうしてどうして皆さん凄いな~と改めて感心。小栗旬なぞ興味もなかったが
今回ので見直しました。正に家元風で凄く◎でしたわ。


大ヒットまでは行く要素は無いがこれはこれで佳作良作だったと評します。
強いて言えばスクリーンと言うよりDVD的な映画でしたネ!


よって☆☆+!


***


例えば子役上がりでないイケメンコンテストから出てきた子。
いわゆるポッと出とかでも主役に抜擢される事があるがどうして演技なんてできるんだろうね?


学芸会じゃなくてお客さんからお金を取る画像だよ?もちろんひたすらの練習で
技術的な事は習得するのだろうが大勢の前で照れたり上がったりしないのかな?


そうなったらちょっとイイ男顔なんか関係ない実力の世界だもんな。


私だったら3分も凌げない 
大根役者なんてレッテルじゃ済まなくて速攻干されるわwww


敬愛する神、エガちゃんも実は大川興行の役者なんだよな


***


最近映画をチョロチョロ見ているがやっぱり鑑賞後にはあーだこーだ言える人が欲しいと思う。
感動を分かち合うのも怒りをぶつけ合うのも良し。映画に限った事ではなく旅行や音楽、本とかもな。



ついでにお酒もな!



お前さん寒いから人恋しくなってね?
う~んマヂイラネwww



なぜなら



嫁はまに合っていますから!



んじゃま長門さんと今宵も一杯酌み交わすかぁ


白波桜バージョンがお気に入り♪
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