オーマイヘッド？！三途の川とそこで結ぶべきルアーとは如何に？入院生活①

構想１年準備半年。待ちに待った楽しい楽しい琵琶湖遠征が～




何故こうなった？

　
ここはどこだ？


地面にはFUJIYOSHIDAHOSPITALとある。
つまり私はスタート地点にいるではないか？


***


時間は戻り月曜日。出発まであと２日。ワクワクが止まらない。


だがその考えるべきワクワクヘッドに異変あり。


ちょい前に頭痛が酷いと書いたがその日も朝からガンガンと煩いので市内のクリニックへ。
しかし本人的な緊急度は低く一応念の為程度。


だがＣＴを撮ったとこ右脳がパンパンだと判明。


画像によると脳には隙間があり正常なら左右同様の模様が出るのだが右の膨張が左まで圧縮してまんがな！！
センセ曰く「こりゃイカん！」って事で即市立病院の紹介状を貰いそのまま緊急入院（自分で運転して）


勿論着の身着のままケータイと小銭しか持っとらんｴｰ


んで受付すればあれよあれよでストレッチャーで運ばれてからの脳切開手術と相成りました。


事態の重大さを理解してないので緊急オペなんてまるで大門未知子の世界やな～と呑気な感想でしたが
お医者さんは２～３時間に渡るオペをやってくれたそうであります。自慢のロン毛は毟り取られましたが


何でも血抜きと脳洗浄・・・つまり洗脳されたらしくもしかしたら今後思想が偏ってくるかもしれませんｗ
そして残念ながら未来が見える等の特殊能力は授かっていませんでした。


そんな訳で全ての楽しい予定は突入直前に跡形もなく消し飛びました。
遠征予告編を煽っておきながら毒者の皆様申し訳ございません。


がこれはこれで決して悪くなかったのはと思うのであります。


第一に元来１０日間の休暇中で仕事に大穴を開けたわけでもない（２日フライングしましたが）


第二にそもそも強行してたどり着いたとしても炎天下で遮るものもない湖上で１日立ってたら
どう考えても初日で脳がオーバーヒートして倒れるのは確実。
一人乗船からの気絶～漂流なんて洒落にならない。（琵琶湖は広すぎるだろ）


アウェイでトラブルは本人も家族も数倍大変なのでそれが未然に防止出来たのは僥倖。


だから中止は残念だったけどまぁ琵琶湖は何億年もそこにあるんだ。来年もたぶんあるだろうさ。


そんな訳で遠征記は闘病日記としてしばらく連載します～


名前をやんごとと加工する気力もない