やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

ニシヘヒガシヘミナミヘキタヘ!人生全方向流浪漫編 DAY20

2015-07-09 10:45:30 | 釣部
3週間に渡る旅もいよいよオシマイ。南湖だけに正に南4局オーラスでありんす。
長かった様な短かった様な不思議な気持ち。あぁ車中泊も今宵限りwww


でもただ同じ事を繰り返し追及するのではなくあちこち行って更に違う事をしてたので
飽きの悪魔には喰い潰されませんでした。いや単日では飽きてたか?そうだっけ?


それでもトラブルなくここまで来れた!だから今日一日だって大丈夫さ!


***


ガイドから入れたら4日目の琵琶湖の朝。


最後のランチングが始まる


大師匠と合流して3日目かつ最終日だが実は余り状況が見えていないwww


この2日間はサイズより数に重きを置いた行動で、釣り続けていればいつかは(大きいのが)混じるでしょ?
そんな思いで毎日10時間撃ち続けてきたが展開的に行き詰まりを感じる。


なぜならやはりと言うかビジブルストラクチャーからはデカバスの感触がない。
特に沖に幾つもある取水塔が駄目でバイトも取れない状態。


なので正直朝から打つ手に困っているが、とりあえず昨日良かった大橋東側詰所の方へバウを向ける。
しっかし平日だというのにボートが多い!今回土日の状況を見ていないのでどうなってるかは推測なのだが
たぶん相当量のアングラーとボートが広くて狭い南湖を撃ち尽くしているのだろう。


これじゃ幾ら広くて豊かな琵琶湖と言えども(魚への)プレッシャーは相当あるだろう。
だがそれでも私達関東バスアングラーはデカバスへの夢をいまだに見てしまうよ。


全開走行まであと5秒・・・


***


昨日大師匠がグッドフィッシュを釣った水門付近を撃ってゆく。
ここは岸近くなのだが水深が3m以上ありかつ近くにはマリーナもあるので魚がストックされそうな場所。


いわゆる雰囲気がある。そんなポイントからのファーストフィッシュは・・・


40UP!

グッドファイターでした


昨日取り損ねた魚ではあるまいがほぼ同じ様なトコから出ました~リグは弩関東流の
4lbラインダウンショットでルアーは前日に現地で購入した2インチリーパーwww


セコっ!と嘆くレベルの釣り方ですが結局は付け焼刃よりいつものスタイルがいいんス。
でも2インチは普段でも使わないケドねwww


これで前日のリベンジは果たした。無念もちょっと成仏


そのまま目に見えるモノにアプローチしてゆくがバイトはない。
あぁそう言えば本日は大雨マシマシの予報なのだがどうゆう訳だか空は泣くのを我慢している様子。


***


ポツリと釣れながらも目ぼしい釣果なく結局件の一文字に南下してきてしまった。
6時前からガチで撃ち込んでもバイトが遠いのでいつでもお相手してくれるギル達に癒されにさwww


だがチョト待て。


このままイージーなチョイスをすればチビは釣れるけど結果は目に見えている。
そうじゃないだろ?ここは琵琶湖だぜ?一撃を狙わなくてどうする!アンタ何しに来たのさ?


そんな心の叫びからか一文字堤防から2~30m沖でボートを止めた。
その根拠はこの2日間でその辺で釣っていた人を見たからと言う薄いもの。


イージーに釣れるんだよなぁ


遠目から見ても大したサイズではなかったがその沖で釣るという大師匠ノーコンフィデンスの
苦手な釣り方だがとりあえず実際に見ているのでしばらくお付き合い願おう。


思えばもうこの時に私のシックスセンスは発動していたのだろう。


2日間全くリグらなかったテキサス&ジャンボグラブをチョイスし一文字堤防と等距離を
とりながら南へ流して行く。


八郎でも組まなかったぞ?


数キャスト目にそれは来た。


前アタリの様な感触が手に「ん?ん?あれ


もう言葉に出ていたので大師匠も振り向いていたがその眼前で十分に送り込んで
ガツっ!という音がでそうなフルフッキングが決まりバスが掛かった!


ガボガボっと凶暴にファイトするが今度はスピニングではなく安心のフロロ14lb!
そう簡単には負けないぜ~!


とは言え慎重かつ大胆に寄せて無事ネットイン!


ドドーンの56cm!オラッ!獲ったどー!!オォォッ


これが欲しかったんだ!

サービスでもう一枚www


これが3日間追い求めていたバスだ!やっぱりデカいのは沖にいた!
ありがとう琵琶湖の神様!嬉しいッス!


***


Dreams Come True


ここではあのバンドの事ではなくバスマンの1つの願いは50UPと言う50cm以上のバスを釣る事だ。
ただし50UPは夢なんて大げさなものではなくて居る場所に行きちゃんと狙えばそう難しくもない。


もちろん簡単ではありませんが琵琶湖の様に懐深い湖には相当数の50UPは泳いでいるはずである。
ただそこから先の大きさはグッと少なくなり55UPに至っては非常にマレであろう。


私も人生2匹目の55UPだが両方とも琵琶湖でキャッチしています。
1匹目は4年前くらいですがその記憶はいまだに色褪せる事はありません。


それぐらい強く深く刻まれているのです。


ましてや60UP・・・これこそがバスマンの夢そのものであり。その手に掴めるのはチャンスの神様を
一網打尽にしても間に合わないかもしれません。


今回55UPという大勲章を掴めた私ですがもう気持ちは次の夢へ向かっています。
いつの日か60UPを!と


***





・・・


・・・


・・・ポエム風で終わるには早すぎマス


ひと流しして更に追加し、スピナーベイトでもポロポロと釣る私を尻目に大師匠は沈黙を続ける。
これがコンフィデンスの違い。釣れると知っているから迷いがない。だから結果やっぱり釣れる。


ここで大師匠はリグをセンコーから私と同じジャンボグラブのテキサスにチェンジ。
普段は余りリグを併せたりしない人だがこの瞬間は差を感じたのだろう。


でも誰でも普通ココで終わると思うよね?


だがしかしドラマは続いていた。






そして奇跡の2流し目に入る。



!!


バックシートの大師匠にビッグバイト!!


フッキング直後

凶暴ラン開始


テキサスなのにスピニングタックル8lbという微妙なセッティングだが
ドラグを鳴らしながらロッドが満月に曲がる!


ドボンっ!


と水面で跳ねて暴れるバスはどう見ても55UPどころの騒ぎではない!!
凶悪なまでの突っ込みをかわし船ベリまで寄せ差し出したネットより大きそうなその巨体!


これ以上飛ばさない為にロッドをいなす

苦節数分ようやく寄ってキタ!






獲ったどぉぉぉぉォォォ!オォォォォッ


どうだぁ!これがザ琵琶湖バスだ!

オッシャロクマル行ったぁぁ!


これこそが60UP
これこそが琵琶湖の真骨頂!




脱力で立てませんwww

半分コで祝杯

それぞれ釣れたのが何よりね

別れを惜しんでマスwww


***


大師匠30年間の夢が叶う瞬間に立ち会ってしまった。もう悔しいとかはナイねwww
ただただ茫然と感嘆。釣った本人も放心状態で笑っています。


でもデッキに上げた直後にフックが折れて正に間一髪でしたがそうゆう運も今回はあった。
っうか全てのピースがあの瞬間に揃ったから夢の実現化が叶ったのでしょう。


オメデトウ大師匠!やっぱアンタはワラクシの師匠だ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする