再見(サイツェン)のQだ。
前回でストーリーは知ってるので追うのはそこじゃない。
今回は絵やセリフの裏側の真意の深度を測ってみたい。
でもこう言ってはナンだが庵野監督自身は
「もっともそうな雰囲気があるだけで裏なぞない」
と公言しているwww
それでももう何十年に渡って議論され続けているのはある意味凄いわ。
だってそれだけ考察する謎や伏線等の余地があるって事。
他の映画やアニメにはないでしょう?こうゆうの・・・
その庵野発言を踏まえてでも我々は敢えて議論したい。
そしてどこかに必ずあると信じる整合性確かな一本の道を見極めたいと願っています。
***
14年間眠り続けた浦島太郎のシンジ君には昨日までの愛すべき人で
あるはずの葛城ミサトによってその首輪のトリガーが弾かれた。
これはカヲルの行為(好意)によって外され、自らの首に承知して付け替えたのだが
(付ける必要があったかは不明)フォースの発動を止めるべくミサトは弾いた?
だが暴走もしくは発動に対し自動滅殺機能だと思いたい。
しかし直接描写は無かったがベンダーがその可能レンジにいた事でありえる。
真実は知る由もないがどちらにせよ自分を殺す判断をした事実と
ようやく心を開ける唯一の存在であったカヲルを目の前で失ってしまった。
二重の意味でシンジの心は殺されたと思う。
エントリープラグに閉じこもる彼にどう生きる希望を持てというのだろうか・・・
***
「破」から登場したマリがこの新劇の鍵になりそうな雰囲気だ。
登場時は(確か)5thチルドレンとしてだがネルフ以外の組織の影を纏いながらも
ただの御陽気なキャラに描かれた。しかしどうやら奥が深い様・・・
今回の「Q」でのセリフに様々なヒントを残している。
例えばこうだ。
マーク9搭乗の仮称アヤナミレイに対して「君のオリジナルはもっと愛嬌があったよ?」
一連のエヴァ開発での事故や経緯を踏まえている?
つまり碇ユイ改め綾波ユイを直接知っている?
それを補足する様に「ゲンドウ君の狙いはそれかぁ~」
これは同世代っぽいセリフ回しだし過去にそう呼んでいた事がある?
ゲンドウの思考をトレースできる程情報があり重なる部分(時間?時代?)がある。
陽気さを出す様に昔の歌を口ずさむ辺りにその世代だという事を暗示しているかと。
そしてあの写真に写り込む右側の眼鏡・・・
エヴァの呪縛(意味不明)で身体的年齢を取らなくなったという奇妙な設定を
Qで初めて持ち出したがそれに合致させればマリもその過去に何らかの理由
(ユイが取り込まれたダイレクトエントリーに関する事故?)によって呪縛の
定めを背負っているのかもしれない。
仮説を肯定するのは「破」での弐号機裏コードの使用。
それを知りうる立場の人間・・・つまり開発者か?
敢えてかは知らないが「破」でも「Q」でもゲンドウとの直接的な絡みはないしね。
だが全く解らないのは彼女の目的だ。
「破」で「自分の目的の為に大人を巻き込むのは~」と発言しているが
それが何を示唆しているかが解らない。ただこうゆう説がある。
TVシリーズでは弐号機開発の際に取り込まれたのはアスカの母親という設定だった。
これがもしマリだったら?つまりアスカの母親がマリだったら?もしくは母親のクローンだったら?
とは言え彼女の性格は1ミリもアスカに継承されていないしこの仮説のソース的も弱い。
だが「せめて姫だけは助けろ!」と叫ぶ辺りにアスカに対する何かしらの感情があるのかも。
ゲンドウが初号機を通しての補完計画遂行ならマリは弐号機を通しての補完・・・
あまりそうゆう感じではないか。もしかして魂の一部を弐号機に取り込まれて
いるのかもしれません。でもこれもソースなしのただの推測。
そんな訳で目的も行動原理もいまだワカラン。
彼女にとって補完計画とかはどうでもよさそうだもんな~
でもそう言った視点ならユイに会いたいだけのゲンドウは全くブレないなwww
とりあえず2回目の鑑賞ではマリに注目してみたッス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/bf/a295176d022accc448e0eb25556de224.jpg)
この物語の中で唯一自由に動かせるキャラ。貴重だ
***
以前に(NOT)ありなしのフローチャートをお見せしたがそれに関連するネタだが
どうやらこの世界の時間はループしており出口のない状態らしい。
様々な選択肢を通過するものの結局最初に戻ってしまう。
破の最後でカヲル君が「今度こそは(シンジ)君だけは幸せにする」という言葉を呟くが
その願いは未だ叶わず繰り返している。月面に置いてあった棺のうち4つが開いているので
世界は4回転しているとか何とか・・・
なるほどその世界を打破すべくシンジがいてカヲルがいるのでしょうか?
今のところ成功していない様ですが。
でも面白いよねこうゆう考察は。
んでホンの少しのピースを吟味解釈し上手につなぎ合わせるわ~本当に感心する。
私自身にオリジナルな意見なぞ皆無だがそれでも一つ思いついた。
今回の冒頭の初号機回収シーン。見方を変えればは14年前、
つまりニアサード直後のネルフ時代の出来事と思えないだろうか?
あの回収作戦後に組織が分裂して今の形になったのかも。
だから初号機S2機関の空中戦艦への流用が現実になったのでは?と思う。
だって機関もないものを開発する訳ないしその為には長久な時間が必要だからね。
でも一説にはマーク6があの戦艦の機関になるはずだったともあるがな。そんな裏設定シラネ。
シンジ君は初号機に取り込まれたままでいたり、身体はサルベージされたが
14年間眠り続けていたって設定でどう?駄目?www
でもYOUTUBEに置いてある冒頭6分を見ると何度でもワクワクできる。
だって今回のクライマックスと言って良い程のスピード感なんだもの♪
アスカがマリを「コネメガネ!」って呼ぶのがようやく聞き取れた!
つまり旧作からの流れでレイには「えこひいき」、シンジには「ななひかり」だもんね。
ネルフはどんな組織よwww
しっかし投げっぱなしの設定に振り回されている私達ではあるがさて次で本当に終わるのかな?
詳細はわかんないが大筋的にはシンジ君が自我(自信)を取り戻し
ベンダーに使用されている初号機(だってシンジにはコレしかないでしょ?)を
使ってこの世界をどう導くのか?ってストーリーになるでしょう。
TV版で使った皆が融合し、心の壁を取り除いた理想の世界が構築できるのか?
それともEOEで絶望の果てにシンジとアスカだけを残した世界を構築するのか?
いや、当然この新劇用のエンドがあるはずである。
この幕引きは2013?それとも2014か?
どちらになるにしてもこの同じ思いを抱いたまま
大人になりきれない大人がまた増加してゆくだけだ。
なるほど、これこそがエヴァのリアル呪縛かもしれませんwww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/df/d375de66881e484b58536f0fb39339b7.jpg)
今回でとりあえずエヴァネタはおしまいッス。ありがとうござんした!
前回でストーリーは知ってるので追うのはそこじゃない。
今回は絵やセリフの裏側の真意の深度を測ってみたい。
でもこう言ってはナンだが庵野監督自身は
「もっともそうな雰囲気があるだけで裏なぞない」
と公言しているwww
それでももう何十年に渡って議論され続けているのはある意味凄いわ。
だってそれだけ考察する謎や伏線等の余地があるって事。
他の映画やアニメにはないでしょう?こうゆうの・・・
その庵野発言を踏まえてでも我々は敢えて議論したい。
そしてどこかに必ずあると信じる整合性確かな一本の道を見極めたいと願っています。
***
14年間眠り続けた浦島太郎のシンジ君には昨日までの愛すべき人で
あるはずの葛城ミサトによってその首輪のトリガーが弾かれた。
これはカヲルの行為(好意)によって外され、自らの首に承知して付け替えたのだが
(付ける必要があったかは不明)フォースの発動を止めるべくミサトは弾いた?
だが暴走もしくは発動に対し自動滅殺機能だと思いたい。
しかし直接描写は無かったがベンダーがその可能レンジにいた事でありえる。
真実は知る由もないがどちらにせよ自分を殺す判断をした事実と
ようやく心を開ける唯一の存在であったカヲルを目の前で失ってしまった。
二重の意味でシンジの心は殺されたと思う。
エントリープラグに閉じこもる彼にどう生きる希望を持てというのだろうか・・・
***
「破」から登場したマリがこの新劇の鍵になりそうな雰囲気だ。
登場時は(確か)5thチルドレンとしてだがネルフ以外の組織の影を纏いながらも
ただの御陽気なキャラに描かれた。しかしどうやら奥が深い様・・・
今回の「Q」でのセリフに様々なヒントを残している。
例えばこうだ。
マーク9搭乗の仮称アヤナミレイに対して「君のオリジナルはもっと愛嬌があったよ?」
一連のエヴァ開発での事故や経緯を踏まえている?
つまり碇ユイ改め綾波ユイを直接知っている?
それを補足する様に「ゲンドウ君の狙いはそれかぁ~」
これは同世代っぽいセリフ回しだし過去にそう呼んでいた事がある?
ゲンドウの思考をトレースできる程情報があり重なる部分(時間?時代?)がある。
陽気さを出す様に昔の歌を口ずさむ辺りにその世代だという事を暗示しているかと。
そしてあの写真に写り込む右側の眼鏡・・・
エヴァの呪縛(意味不明)で身体的年齢を取らなくなったという奇妙な設定を
Qで初めて持ち出したがそれに合致させればマリもその過去に何らかの理由
(ユイが取り込まれたダイレクトエントリーに関する事故?)によって呪縛の
定めを背負っているのかもしれない。
仮説を肯定するのは「破」での弐号機裏コードの使用。
それを知りうる立場の人間・・・つまり開発者か?
敢えてかは知らないが「破」でも「Q」でもゲンドウとの直接的な絡みはないしね。
だが全く解らないのは彼女の目的だ。
「破」で「自分の目的の為に大人を巻き込むのは~」と発言しているが
それが何を示唆しているかが解らない。ただこうゆう説がある。
TVシリーズでは弐号機開発の際に取り込まれたのはアスカの母親という設定だった。
これがもしマリだったら?つまりアスカの母親がマリだったら?もしくは母親のクローンだったら?
とは言え彼女の性格は1ミリもアスカに継承されていないしこの仮説のソース的も弱い。
だが「せめて姫だけは助けろ!」と叫ぶ辺りにアスカに対する何かしらの感情があるのかも。
ゲンドウが初号機を通しての補完計画遂行ならマリは弐号機を通しての補完・・・
あまりそうゆう感じではないか。もしかして魂の一部を弐号機に取り込まれて
いるのかもしれません。でもこれもソースなしのただの推測。
そんな訳で目的も行動原理もいまだワカラン。
彼女にとって補完計画とかはどうでもよさそうだもんな~
でもそう言った視点ならユイに会いたいだけのゲンドウは全くブレないなwww
とりあえず2回目の鑑賞ではマリに注目してみたッス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/bf/a295176d022accc448e0eb25556de224.jpg)
この物語の中で唯一自由に動かせるキャラ。貴重だ
***
以前に(NOT)ありなしのフローチャートをお見せしたがそれに関連するネタだが
どうやらこの世界の時間はループしており出口のない状態らしい。
様々な選択肢を通過するものの結局最初に戻ってしまう。
破の最後でカヲル君が「今度こそは(シンジ)君だけは幸せにする」という言葉を呟くが
その願いは未だ叶わず繰り返している。月面に置いてあった棺のうち4つが開いているので
世界は4回転しているとか何とか・・・
なるほどその世界を打破すべくシンジがいてカヲルがいるのでしょうか?
今のところ成功していない様ですが。
でも面白いよねこうゆう考察は。
んでホンの少しのピースを吟味解釈し上手につなぎ合わせるわ~本当に感心する。
私自身にオリジナルな意見なぞ皆無だがそれでも一つ思いついた。
今回の冒頭の初号機回収シーン。見方を変えればは14年前、
つまりニアサード直後のネルフ時代の出来事と思えないだろうか?
あの回収作戦後に組織が分裂して今の形になったのかも。
だから初号機S2機関の空中戦艦への流用が現実になったのでは?と思う。
だって機関もないものを開発する訳ないしその為には長久な時間が必要だからね。
でも一説にはマーク6があの戦艦の機関になるはずだったともあるがな。そんな裏設定シラネ。
シンジ君は初号機に取り込まれたままでいたり、身体はサルベージされたが
14年間眠り続けていたって設定でどう?駄目?www
でもYOUTUBEに置いてある冒頭6分を見ると何度でもワクワクできる。
だって今回のクライマックスと言って良い程のスピード感なんだもの♪
アスカがマリを「コネメガネ!」って呼ぶのがようやく聞き取れた!
つまり旧作からの流れでレイには「えこひいき」、シンジには「ななひかり」だもんね。
ネルフはどんな組織よwww
しっかし投げっぱなしの設定に振り回されている私達ではあるがさて次で本当に終わるのかな?
詳細はわかんないが大筋的にはシンジ君が自我(自信)を取り戻し
ベンダーに使用されている初号機(だってシンジにはコレしかないでしょ?)を
使ってこの世界をどう導くのか?ってストーリーになるでしょう。
TV版で使った皆が融合し、心の壁を取り除いた理想の世界が構築できるのか?
それともEOEで絶望の果てにシンジとアスカだけを残した世界を構築するのか?
いや、当然この新劇用のエンドがあるはずである。
この幕引きは2013?それとも2014か?
どちらになるにしてもこの同じ思いを抱いたまま
大人になりきれない大人がまた増加してゆくだけだ。
なるほど、これこそがエヴァのリアル呪縛かもしれませんwww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/df/d375de66881e484b58536f0fb39339b7.jpg)
今回でとりあえずエヴァネタはおしまいッス。ありがとうござんした!