やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

駿河の海にレッドカードを突きつけられて唖然とする毒神のイエローアイテムとは如何に?

2012-11-02 07:29:56 | 日々の戯言
あ危ねぇ!マヂ倒れる


ギリギリの眠さで切り抜けた午前中のデスクワーク。見れば手書きの伝票がスネーキーな文字化け中。
「イカン!」と思った2秒後には眠りの暗雲が右脳を遮り何を書いてるのかわからない程だ。


途切れる意識を必死にくいとめているだけの木偶。これはちょっと身体の負担が大きいゾ!


***


琵琶湖ツアー以来の魚部正規活動。
お題目は先日宣言した「ヒラメ」ハントでございます♪





これについては暫く続きそうなネタなのでナンバリングしようかな?
えーと作戦コードはVF甲府にあやかって「MOVE」、今回のナンバーは1としよう(前回は0扱い)


では改めて♪


***


MOVE1


合流は朝3時半。なにより恐ろしいのは寝坊と言う名の寝台列車に乗ることだったがどうやら無事停車。
先程寝たばかりだがそれでもヒラメハンティングへの気合いが勝る。遊びにかけるマイナスの情熱は凄いwww


河口湖の外気は5℃。風は少し。このままいけば釣りのしやすそうな朝になるだろう。


部長を拾い未明のR139を赤いバルサを操り夜明けより速いスピードで西へ向かう。
目指すは70km先の富士川河口。果たして我が部にラックは訪れるのか?


とにかく経験値ゼロからの蓄積なのでどんな条件が釣れるのかわからない。
気象条件や潮周りはもちろんルアー一つとったって自分の中にはなにもない。


(たとえ釣れなくても)MOVE5くらいまでにはアイデアがまとまれば良いがね。


11月ってこんなに寒いっけ?


***


ファーストチョイスは揺るぎない信頼のワンダー80。


東京時代にベイエリアの立禁潜入捜査wwwで散々撃った超実績あるルアーだ。
もちろんヒラメじゃなくシーバスだがあの棒引きの全く泳がないアクションでなぜ釣れるのかは知らない。
何か魚にアピールするところがあるのだろう。下手にロールするルアーより確実に釣れたッス。


マイフェバリットはイワシカラーだが今回新しく買ったグリーンヘッド君を投入。
オヌマンカラーだそうだが・・・


影が出来るくらいの月光を浴びる


***


昔話。


ウン十年前に出会った頃の小沼君は確かまだ大学生だったと思う。いい年だったから留年してたのでは?と
今になって思うがなんとなく話が合ってバスだトラウトだシーバスだと幾度となく釣りに連れて行って貰いました。


当時から釣りでメシが喰いたいと公言していて、マヂでおはようからおやすみまでの本物の釣り○鹿でしたが
それが高じて今じゃシーバス界では有名な男だからねぇ。


もうとっくに疎遠になって連絡先も知らないが雑誌で見かける度にあの北浦近くの田んぼに突っ込んだ
サーフの惨劇をいまだに思い出しますwww


そんな小さいメモリを搭載させた緑頭のワンダー80をキャストしてゆく。


フルキャストしてラインをおくりいったん着底させる。水深は不明だが何メートルだってヒラメは間違いなく
ボトムにいるのだからそのすれすれをリトリーブするイメージ。もちろんロッドを下げてだ。


不思議なのだが皆ロッドを立て気味でかつ早巻きなのだがそれじゃルアーが浮いちゃわないのかしら?
ルアーは思っているよりも早く動くし波の中では浮くので沈みを特に意識してゆっくり巻く。


考え方は居れば喰うって事。回遊魚とは違って百回同じトコにキャストして百一回目に回ってくる筈もない。
だからルアーを通すコースは一度で十分。それで当たらなければ居ないと考える。


ヒラメにとってこのルアーが気に入らないと言われればそうかもしれないがそれは正直わからない。
だから全キャストに集中しなければならん。



ところが!



バイトでささくれた指が悪戯をする。


元来扱い注意のPEラインだが夜間は尚更。数本の繊維を編んであるPEはそうゆうささくれ等に
非常に敏感でありその対策として使用直前にボナンザを吹けば滑らかにバラけるのだがそんな基本的な
ケアすら覚えてもいなかった私。


3投目でバックラッシュ・・・PE特有の自我縛りのコブが出来てる。
それでも軽く解いて再開すれば案の定タカ切れ!



オヌマンカラー5投目で殉職www



しゃねぇーなぁと暗闇で本格的にラインチェックを始めたが解けど解けど直らない。
ついに下糸がコンニチワと見えてオペ断念しましたwww







ピピーっ!!!







バ、バカなっ!!




長年釣りしているが現場でラインがゼロになったのは初めてだよ・・・


資源枯渇!一発退場!


***


それでは釣りは任せて、ワラクシは周りを見渡しながらのカメラマン(←重要)に徹するべ。
右の二人が小さいがダブルヒットをしてリリースしている。いいなぁ~


まぁとりあえずバイトはない。そんなに即結果がでるほど甘くもないだろう。
もちろん回数の問題ではないのは承知しているがビギナーズラックもないかもね。


その部長。月曜に意気込んで新ロッドを買おうとしていたが私がドウドウドウと留めたwww 
気持ちはわかるがこれは結果が非常に遠くて向き不向きがある釣りだからまだ突っ込まない方がいーッス。


超真剣!でもラックは来ない。来たれ甘き・・・

平日なのにオマイラときたら(私達含まず)・・・


***


えーと言いわすれたが私は8時半から仕事だwww
だから夜明け(6時)で撤収しないとゼムゼム間に合わないの~ゴメンねwww


もちろん間に合っても眠くて仕事にならないけど身体がそこに座っている事が重要


開始から30分。空の色が変わり始める。何度見ても心洗われる再現しがたい不思議な色彩。
太陽が昇ればゲームは終わってしまうがそれでもいーや。


この圧倒的なグラデーションの前では何の縛りも効力を保てないッス。


私は現状で何も出来ないがそれでもどうすれば?どうやって?と疑問符が頭を駆け巡る。
がこればっかりはバイトがないと全てが曖昧な不正解になってしまう。
ムムムさすがは一筋縄ではいかないのう。


でも未知の魚を狙うときはいつだってこんな感じだな。


アオリイカしかり雷魚しかりと何度も何度も駄目を踏んだ先にようやく自力で答えを発見したものです。
不思議な事に一匹釣れると二匹目は嘘みたいに簡単に釣れる。
この0と1の間にある溝を飛び越えたら・・・どうだろうか。


「さて帰りましょう」


マンとして)維持していた集中力がスイッチをオフにする様に一瞬で切れた。ふぅ
残念ながら結果は出なかったけどまぁまだ第一章ですから落胆せずに次回また頑張りましょう。


付き合ってくれてありがとう部長。帰還したらゆっくり寝てくれ。アタシャ仕事じゃwww


年賀状にでもしたい美しさ

静岡側の富士山もいいね

今朝はシャンプーハットを被ってました


***


6時半前か。予定より少し遅いけど仕事には間に合うなコリャ♪
ところが車に戻ってウェーダーを脱いだ時に175gの違和感あり。





あれ?カメラがにゃい・・・首からぶる下げたはずのイエローIXYがストラップの上部を残して忽然と姿を消した。


??


各ポケットにもなければウェーダー内部にも落ちていない。・・・えーと落とした?マママヂ?
調べたが持ってないって事はやはり落下したか。砂に落ちたから足跡と同調して無音だったと推測される。


半信半疑で再び今来た砂浜を歩きだす。車の轍が縦横無尽にありどこをどう歩いてきたか実に定かではない。
無意識に見ていた川や車との距離感のデジャブだけを頼りに重い足取りで黄色い対象物を探す。


アングラーにすれ違うが私たちのラインとはズレてるので拾われた可能性は・・・否めないな。
釣りしていた場所まであと200m・・・ちょっと厳しい状況か?



ところがGODは我を見放さなかった。


一応海なのでポセイドン(誰の僕かわかるなら40代)


モニター側を上にして黒光りしながら砂にめり込んでるイエロ君を発見&回収できました!あぁ良かったザンス
もし発見できなければ頭来て「ブログ閉鎖宣言」するトコだったよwww


パチリとストラップと合体したイエロ君。そう君の居場所はココなんだから勝手に行方不明にならないよーに!


***


うーんトラブルのお陰?で会社間に合わないやwww・・・アパートに到着したのが8時50分。
30分の遅刻なら余裕(嘘)でアリアリ。


さてどんな言い訳をしようかしら?
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