Nonsection Radical

撮影と本の空間

変わってほしくないと思う気持ち

2017年01月06日 | Weblog
大晦日からの連日勤務も昨日やっと明けて、半休が与えられた。
咳止めの薬を飲んだら、薬効には逆らえず爆睡。
やらなければならないこと、やりたいことが夢の中。

今年はどんな一年になるのかと毎年想像してみるのだけど、想像が当たっていたかは想像したことを忘れているのでわからない。
今より悪くなってほしくない、と思う気持ちは誰もが持つ意識なんだけど、これって”保守”なんだよね。
さらに、悪くなってほしくないから余計なことは何もしない、という意識が働くのが多くの人の行動で、高齢化にそういう意識がプラスされて進歩しない社会になって久しいと感じているのは自分だけなんだろうか。
まあ”伝統”といえば伝統で、改革はつねに外からやってくる。
自ら望んで改革や変革、進化に進むのではなく、そういう動きに乗って気がつけば世の中が変わっている、というのがこの国の姿。
インターネットやスマホなんてそうでしょ。
そういうものを望んで生み出したわけではなく、外から取り入れていつの間にか日常になっているという世界。
でも内実は従来と変わらないので、していることはこれまでと一緒。
マンガとゲームが主流。
ずっと昔、電車内でマンガ雑誌を読みふける人たちの光景が揶揄的に取り上げられたが、それがスマホに代わっただけなので、きっとメンタル的には何も変化していないのだろうね。
”暇つぶし”や”息抜き”はマンガかゲーム。
これが近年のスタイルなのだろうね。
それと、「もう終わった」といわれて久しいテレビ。
この3つが日本人の生活スタイルなんだろう。
この3つを摂取して、そこから何か別の何かを生み出して革新につなげるというのは無理なので、やはり今年もムーブメントは海外からということになるのだろうな。
ただし意識は”保守”のままで。



日蓮宗 了法寺
東京都八王子市千人町1丁目,日吉町
撮影 2016年12月18日 日曜日 11時15分
コメント
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