Nonsection Radical

撮影と本の空間

履き道楽ではない

2010年03月11日 | Weblog
某月某日
静電シューズをネット通販で注文しました。
会社用です。
支給の靴もあるのですが、これがどうも馴染まなくて、立ち仕事が多いとすぐに脚の裏が痛くなってきます。
satoboは足底腱膜炎になってから、足のアーチが下がってくると痛くなるのです。
で、自分で勝手に買いました。
もちろん自腹です。
アシックスの静電シューズ351です。

これまでにいろいろと靴を試して、具合のいいものはあまりありませんが、勉強になった事もあります。
アーチを保つ靴を作る思想というのがあって、だいたい2通りになりそうです。
自然派と矯正派です。
ひとつが、足の締め付けをなくして足本来の力でアーチを復元しようとするもの。これはつま先が広がった形の靴です。なんとかシュトックみたいな。
そして足をガッチリ固めて横へ広がるのを防ぎ、それによってアーチを保とうとするもの。
アーチが下がるというのは横へ広がるからです。

satoboは後者の考えで靴を選んでいますが、困ったのは靴がないこと。
最初に足を計測したのですが、24センチでDかEの中間というお上品な足でした。
長さはともかくEEEやEEEEが主流の世の中でDやEなど一般には売っていません。
仕方ないのでEEを探してきてインソールを入れ替えて履いています。
このインソールもオーダーで自分の足の形に成形してあります。
お値段は約1万円ですが、すこぶる調子がイイです。
疲れも少ないのですが、クッションがほとんどないので柔かいソールの靴でないとアスファルトでは痛いです。
それでも現在はロックポート・ワールド・ツアー・ウォーカーのEEにインソールを入れて毎日歩いています。
この靴は何年も履き続け、底がすり減ってしまいました。
でも普通の靴だと1年も保たない歩き方をするので、長持ちシューズだと言えます。
次の買い替えはと探しているとL.L.BeanにDサイズがあるのですね。
これでキマリです。

カラダのどこかが悪いと製品の善し悪しが判断出来て「便利」です。
足だと靴の善し悪し。
やはり西洋の靴の方が足を考えて作られています。
腰も悪いので椅子にもうるさい。
まともな国産車のシートに座った事がありません。
やはり西洋のシートの方が腰を考えて作られています。

贅沢ではなく必要としての性能が確保されている製品がもっと沢山あるとイイのにと思うのですけど、デザインだけのものが多すぎます。
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