Nonsection Radical

撮影と本の空間

ジョシ達の時間

2017年04月25日 | Weblog
電車内で向かいに座るジョシ高生が化粧をするのをボッと眺めていたのを、ジョシ高生が降車することで視点を変えた。
4人のジョシ中学生が部活なのか同じユニフォームを着て並んで座っている。
それぞれの手には文庫本が。
背表紙には番号が書いたラベルが貼ってあるので、どこかの図書館で借りたものか。
一人は森絵都、隣は三浦しをん、そして加藤シゲアキ、最後は誰か読み取れなかった。
この年代のジョシが読むものとして適当なものであるのかは、年老いた偏屈ジジイにはわからない。
文庫本に少し目を向けてはすぐにお喋りを始めるのは、この年代のジョシとしては当然の行動だろう。
かといって、それぞれが手に持つ本に関して話すわけではない。
単なるお喋り。
楽しい時間だろう。
本人は気付かないだろうが、こうした時間が、こうして読んだ本が、あとあと想い出の時間となって人生の一ページに記されるのだ。
ジジイには、はたしてどれほど今後新しいページが加えられていくのだろうか。
昔のページを読み返すことばかり増える今日この頃である。



拝島駅前商店街 2
東京都昭島市松原町4丁目,福生市熊川
撮影 2017年4月14日 金曜日 11時35分
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一人歩きを楽しめば | トップ |  反省しました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事