Nonsection Radical

撮影と本の空間

等価

2020年09月12日 | Weblog
一日中雨ということで、久しぶりに街へ買い物に。
秋物バーゲンのお知らせが届き、興味を引いたものがあったので出かける。
家人に知れると「どうせまた同じようなものばかり買うんだから、このろくでなし」と言われるのがオチなので黙ってコッソリとニャンコにだけ告げて出て行く。
欲しいなと思ったのは、はるか昔中学生の頃に着用していたアノラックが再びブームのようで、昨年来買うかどうか迷っていたのだけれど、ついに決断した次第。
というのも、そこそこのお値段がするので、実物を見て試着してと思っているうちに季節は過ぎるしコロナは騒ぐし。
そしてついでに秋冬用のシャツも1枚買うことにした。これもそこそこのお値段。
久しぶりに訪れたお店は人影が少しまばらで活気がない。
それでも多くが指名買い状態なので回転は早いようだ。
そういう中で一人のジジイがああでもない、こうでもないとブツブツ独り言を呟きながら品定め。
予定通り購入したが、サイズに関しては店員のおねいさんの意見に素直に従う従順ぶり。
店を出て駅ビルの手芸用品店に行き、アレコレ品定め。
この手のお店は男が出入りすると要注意されるのだが、さすがは専門店、多くのオッサンがウロついており、それぞれ専門知識を働かせていた模様。
別珍を買って冠布をつくろうかと思ったが、思った以上にお高くて素直に製品を買う事に。
他の生地の値段も調べて、来るべきミシン活躍時代に備える。
別の階に若者向きファストファッション店が入っていて、エスカレーターから気になるシャツが見えたので店舗へ。
おいおいこんなものを作っているのかいと驚きのチープファッションだが、まさしくオヤジが40年来着ているミリタリーファッションがミリタリー調として流行っているようだ。
本物の輸入品の1/5以下で売ってるが、まあ保って1シーズンのチープ作り。
それでも良いかと1枚購入するが、先ほど買ったお店のシャツの1/10の値段。
オヤジにとっては専門店もファストファッションも等価なのである。
一部にある「何を着ても一緒」という声は無視する。
コメント
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