Nonsection Radical

撮影と本の空間

本歌取り

2013年06月08日 | Weblog
satoboの写真って、ブラブラ街を歩いて気がついたものをパチリと撮る、いわゆる「ブラパチ写真」じゃないですか。
まあ何でも撮るようでいて何でも撮っているんですけど(笑)、他人の意匠には尊敬の念を抱いて撮影しているわけです。
鉢植えの花でも、玄関先の飾りつけでも、お店のデコレーションでも、創意工夫が感じられるものに反応するんですね。
そこに愛とセンスを感じるのですよ。
だから、そして、敬意を込めてパチリと写すんですね。
でも、とりあえず一応は写真を撮っている者としては、ただ単に写し取るだけではクヤシイわけですよ。
そこで”工夫”を凝らして創り出そうとするわけね。
自分だけのオリジナルな写真をね。
もちろん敬意を込めてね。
といいつつ、そんなことは”現場”では考えない。
常に日頃からそう思っておくのね。
現場ではほんのわずかな時間で多くが1枚、時々2枚シャッターを切るだけ。
あれこれ迷っても最初の1枚より上手く撮れる事はないのは実証済みだから。
だから一瞬だけの真剣勝負。
負ければオジャン。
上手く撮れたというのは、本歌取り出来た時ね。
すらばしい被写体を自分なりに取り込めたら「ブラパチ写真」の完成なのです。
そういうことがスゴく楽しく感じられるから写真を撮っているんだと思うのよ。



和歌山県東牟婁郡串本町串本1520から


小西さくら通り商店街 奈良市小西町
コメント
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