闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

商都復活のポイント

2008年04月21日 11時21分03秒 | Weblog
今日もとってもいい天気ですね。こういう気持ちのいい日は仕事を止めて
郊外へでも出かけたい気持ちも起こりますが、室内で仕事をしていても
ここちより風が入ってくるので、気持ちよく仕事ができます。

さて、私がいつも見るビジネス関連番組、NHKの「ルソンの壺」という番組ですが
私が大変興味を持って企業の一つであるエレコム社の葉田社長さんが
ご出演されていました。

エレコム社は、ユニークなパソコン関連グッズのメーカーで、
独創的なデザインと比較的廉価な価格設定で人気があります。
私がパソコンの周辺機器を購入する際、
同社の製品は、必ず候補の一つとして最後まで残ります。

私が同社に興味を持っている点は、独自のアイデアにこだわっている点が一つ。
もちろん形にしたアイデア製品が全てヒット商品になるわけではありません。
その多くは売れないか鳴かず飛ばずです。
それにもめげず、次々とアイデアを製品化するエネルギーが素晴らしい。

それと本物の大阪商人の魂があると思えるからです。
かつての商都大阪は、現在、その繁栄の陰もなく、
完全に東京にエネルギーを奪われてしまっています。
元々、大阪に本社があった企業でも、少し大きくなると本社を東京に
移転する企業も多いものですが、エレコム社は大阪にこだわっています。

しかも、義理、人情、浪花節という今時としては古臭い信条。
しかし、それらはかつての大阪商人の精神ではなかったでしょうか。
機能的、合理的な路線が主流になった東京方式に迎合した結果が
現在の状況を生み出しているように思えます。
大阪には、伝統的な大阪の商売の仕方があるはずです。

大阪以外の地方でも成功している企業は沢山あります。
いや、日本の全ての企業の数から言えば少ないかもしれませんが。
しかし、地方で成功している企業は、社独自の強いこだわりと
地元独自のカラーを持っていると思いますね。

グローバル化が叫ばれる中、猫も杓子もグローバル化をめざしています。
その中では、逆にローカル色を出す事が差別化につながる事もある。
グローバル化は大企業に任せておいて、中小は逆に日本独自の
そして地元独自の色を出しつつ、
世界にアピールしても良いのではないのでしょうか。

世界から見て、日本の全ての企業が自分達とかわりなければ面白味がない。
日本の地元独自のモノややり方は、世界のどこを探してもないわけですから
いわば独占状態。そこをアピールできれば、地方企業も復活できると思います。
所詮、鵜の真似をする烏は烏、烏は烏として成功すればいい。


今朝目に付いた記事:
 ・平成19年「通信利用動向調査」の結果
  インフラは確実に静止画から動画へ移行して来ていますね

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 鵜に真似される烏になりたい