闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
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愛煙家が返す国の借金

2008年06月23日 12時13分06秒 | Weblog
昨日のワールドカップアジア地区3次予選の対バーレーン戦
勝つには勝ちましたが、内容はかなり悪かったですね。

昨日の勝利で一応グループ1位で3次予選通過ですけど、
ずっと予選を見てきた限り、ワールドカップ決勝出場までの道のりは
まだまだ遠いと思いますね。
最終予選には、どのようにチームを建て直して臨むか
岡田采配がキーポイントでしょう。


さてさて、日本財団会長の笹川氏の「タバコ値上げ運動」に端を発した
タバコ価格論議が方々で行われていますね。
価格を1000円に設定すれば、税収の増加と医療費の削減が同時にできるから
名案だという人もいれば、1000円にしたら喫煙者が大幅に減って
逆に税収が減るのだと主張する人もいます。

私は禁煙して久しいので、タバコが1000円になろうが10000円になろうが
いっこうに構わないし、こんな議論自体どーでもいいのですが
道路特定財源の一般財源化などとも関係してちょっと気になるのが税の問題。

そもそもタバコの価格の殆どは税金です。
よく知られている事実に、タバコ特別税は旧国鉄清算事業団や
国有林野事業の特別会計の負債を穴埋めするために課税されたものです。
いわば愛煙家が、国の借金の一部を返した形になっています。
これは「受益者負担の原則」の観点から考えると、実に変な話です。

そこに更に課税して税収の増加を図ろうとするのはどうかと思いますね。
「取りやすいところから取る」と批判されてもやむを得ないでしょう。
それに、喫煙者が減るから健康な人が増えるとか、医療費削減にもつながるとか
いろいろ屁理屈を並べたててるあたりが、如何にも官僚の考えそうな事で
何とも腹立たしいものがありますね。
はっきり「愛煙家の皆さん、税収が足らないので負担してください」って言え!

それでも他の先進国のタバコの価格や環境問題・健康問題への
関心の高まり等から、そう遠くない間に1箱500円程度にはなるでしょうね。
節税・健康・貯金などの観点から、禁煙するのが一番良い手だと思いますよ。
そうか私のように禁煙をしなくても、ニコチンを身体から全部排除して
喫煙するという気持ちを失くさせるかです。

道路特定財源、一般財源化、タバコ税、消費税値上げ論議など
税に目が向いている今ですから、私達も身の回りの税について
目を向ける良い機会だと思いますね。
納得できない税も身の回りには一杯ありますからね。


今日目に付いた記事:
 ・4―6月の大企業景況判断指数、マイナス15.2
  かなり景気が冷え込んできたという事でしょうか、それとも短期的現象?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 犬が歩けば棒に当るが、人は歩かなくても税金にあたる

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