闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

京言葉

2009年03月24日 10時54分59秒 | Weblog
昨日、東京の旧友から、4月に京都観光に来たいので
観光スポットを教えて欲しいと電話がありました。
休日なら私がガイドを買って出ても良いのですが、平日に来るという事で
とりあえず有名所を何箇所かと、隠れスポットを何箇所かを教えてあげました。

その説明の最中、こちらは普段使っている言葉で説明しているのですが
そこは関東と関西の違い、少々分かりづらい単語もあったようです。
「え~っと、そこに行くには、東大路通りを上がって・・・」
「?上がる?」
ははは、京都では『上がる』は『北上する』の意味ですが
東京の人にはわからなかったようです。

「南禅寺の参道をドンツキまで行ったら、山門が見えますわ」
「?ドンツキ?」
『ドンツキ』は....『突き当たり』ですな、そうそう。
その友人、『ドンツキ』という単語がいたく気に入ったようで
その後、何度も『ドンツキ』を連発していましたよ

去年、沖縄に行った時、お年寄り同士が会話されていたのを聞いたら
琉球語だったので、全然意味不明でしたが、東京と京都では全部が全部
琉球語のように意味不明とまでは行かずとも、単語単位くらいでは
意思疎通ができないものが、まだまだありますね。

現在では、地方格差に加えて、年代格差が加わりますから更に多様です。
例えば『おくどさん』という単語、この単語は京都特有のもののようですが
京都でも若い人達には殆どなじみが無く死語でしょう。
『おくどさん』とは、「へっつい」即ち、土でできた「かまど」の事です。
現代では、電気釜を使いますから、まず『おくどさん』でご飯を炊く事は
ないでしょうから、若い人達は全然知りません。

関西というくくりでも面白いのが、「~ちゃん」とか「~さん」という接尾語、
これらの接尾語は実に多くの単語で多用されます。
よく知られているのが「飴ちゃん」や「お豆さん
これは、元々言霊信仰がベースにあったものが、次第に単語として
習慣化したのではないかと思われます。

関西以外に在住されている方にはわからないでしょうが、
俗に関西弁といわれますけど、京都、大阪、兵庫、滋賀、奈良、和歌山と
それぞれ方言はかなり異なります。
これは多分、私達が例えば東北各県の違いが分からないのと同じでしょう。
狭い国土なのに、これだけ言葉に多様性があるのですから
もっとその多様性を大切すべきだと思いますね。


今日目に付いた記事:
 ・米国株、ダウ497ドル高 上げ幅4カ月ぶり大きさ 資産買い取り好感
  ちょっと過熱気味ですが、まぁまぁ傾向としては良い方向でしょう

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 京都へおこしやす!

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