闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

丸ポスト

2007年06月16日 23時20分51秒 | Weblog
今日は朝から事務処理をやって、午後から新しいアイデアの取材を兼ねて
祇園まで行ってきました。
夜に祇園界隈をうろうろする事はあっても、昼間にうろうろするのは実に久しぶり、
昼間にはさすがに、アルコールと加齢臭にまみれた千鳥足のスーツ姿は居ませんね
その代わりに、観光客の多い事。 着物を着せてもらった外国人やら
甘いお菓子目的の女性や、料理目的のおばさんの団体。

もちろん昼間なので、芸妓さんも舞妓さんも全然歩いていません。
芸妓さんも舞妓さんを見たければ、夕方にならないとダメです。

私が祇園まで来た目的は、ある郵便ポストに会うためです。
そんなの何処にでもあるじゃないないの?と思われるかもしれませんが
ここにあるのは、昭和時代、私がまだ幼かった頃から慣れ親しんだ
丸型のポスト(通称、丸ポスト)が祇園にあるからだ。
丸ポストは、京都市内では祇園と京都中央郵便局にしかありません。

丸いポストは本当に風情があって、郵便ポストらしいポストです。
まだ郵政と国民が信頼で結ばれていた古き良き時代の遺物ですが
様々な懐かしい思い出の中では、ポストといえば丸ポストが生き続けています。

最新型のポストには、それなりの良さがあるのでしょうが、親しみや優しさがない。
モノは機能さえ果たしていれば良い訳ではない、
親しみ易い形、受け入れ易いデザインという属性も必要だ。

しかし、現代では機能的なものばかり重視され
機能に良い影響が出ないデザインはコスト削減のためにカットされる。
丸ポストは、機能だけを重視されておらず、
丸を基調とした柔らかいフォルム、背の高さも圧迫感のない大きさ
ポストの上部も、まるで帽子をかぶっているような形も親しみ易い。

ここまで、丸ポストについていろいろ書いてきたが
まる深夜番組「タモリ倶楽部」のようになってきたので
このあたりでやめておくが、今日、久々に丸ポストに出会えて本当に良かった。
それで感じたのだが、今の日本も機能だけを追及するのではなく
もう少し心に余裕をもった遊び心あふれる製品、親しみ易い製品というのを考えて
世の中に出しても良いのではないだろうか。



今日目に付いた記事:
 ・赤ちゃんポストにまた男児、「育てられない」とメモ添えて
  育てられないなら何故産んだのか、納得できる説明を聞きたいものだ、全く!!

今日の気持ちステータス:

今日のオススメサイト:(独立サイトではないが・・・)
 ・郵便ポスト
  たかがポスト、されどポスト

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