闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

本当のプロのエンジニアがいない今の日本

2011年12月25日 17時53分09秒 | Weblog
サイバーエージェントが運営するSNSサイト・アメーバが不正アクセスを受け
一部のユーザーのIDが退会状態になっているとニュースが流れたので
すぐさまログインしましたが、私は影響を受けていませんでした。
でも危険ですね~、一度攻撃されたサイトは再度狙われる可能性が高いので
大事な情報は登録削除するようにしようと思います。

さて、今日のMSNトピックスに「心にしみる...スティーブ・ジョブズ名言集」が
掲載されておりました。
まぁ私に言わせれば、彼のすべての言葉が名言だと思いますがね

そこで掲載されている名言の中に、特にジョブスさんの製品に対する
姿勢がよく感じられる言葉がこれ、
「もし君が家具のデザイナーでとても美しい箪笥を作っていたら、
 背面で誰も見ないからと言って後ろにベニヤ板をはったりするだろうか。
 背面でもそこに存在すると感じれば、後ろにも美しい木材を使うだろう。
 それは、夜よく眠るために、本物の証のために、品質のために。
 全てが一貫された出来映えのために、きっとそうするだろう。」
これは世界中のモノ作りに従事しているすべての人々に送りたい言葉ですね。

多分、昔は日本も同じ精神でモノづくりをやっていたと思いますが、
コスト競争の中で、日本人エンジニアはこの精神を忘れてしまったと思います。
そして、私は一部のエンジニアを除いて、今の日本のエンジニアに言いたい!
この名言の行間には、最新技術をたゆまぬ努力で獲得する事はもちろん
製品のすべてを知り、理解して、それを活かすモノづくりをしなさい!!
が含まれていることを肝に銘じなさい。

すべてを知る...例えばコンピュータのエンジニアなら、CPUの内部の
構造、動作の原理、製造過程のすべてを知識として持つ事を意味します。
現在では、コンピュータ&ソフトウェアは複雑化していますから
例えそこまで詳しく知っていなくても、せめてパーツがすべて揃ったら
一人でコンピュータを組立てられる位の知識を最低限持つべきです。
それでこそ、一人前のプロフェッショナルなエンジニアだと思いますけどね。

今の日本のエンジニアの多くは、手を抜くことしか考えていない!
まぁエンジニアだけの責任ではありません、じっくりモノつくりをさせない
企業側の問題もあるとは思いますがけど。
しかし日々、自分の技術を磨く事を忘れているエンジニアが五万といます。
それでは、韓国や中国のエンジニアと同じじゃないですか、
そこで競争しても、向こうの方がコストが安いんだから勝ち目がないに
決まっていますよ、こちらはもっと高度な知識で勝負しなくっちゃ。

まぁいずれにしても、過去には日本製の素晴らしい製品が世界中に
広まったのですが、現状を鑑みると、今後日本からアップル社の製品のような
素晴らしい製品が世界中に広まる可能性は、殆ど無いに等しいでしょう。
日本の企業もエンジニアも政府も行政も、考えを改めるべきでしょう。
一時期、私は技術立国日本をもう一度と思っておりましたが
私の周りの若いエンジニア達をみて、それは不可能だと悟りましたよ。


今日目に付いた記事:
 ・無駄削減より「ばらまき」…民主も「自民党化」
  まったくその通りです、否、もっと悪い!!何故なら無駄削減を公約し
  政権を奪取したワケですから、明らかに詐欺です。

今日の気持ちステータス: どうも不調で・・・

今日の一言:
 今の日本には、一部のエンジニアと大多数の偽エンジニアしか居ない

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