闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

今日から8年目に入ります

2009年04月01日 10時38分43秒 | Weblog
今朝のニッケイオンラインのトップ記事で「大企業製造業景況感マイナス58、
過去最悪に 3月の日銀短観
」と出ていました。
まぁ「勝っている!勝っている!」と言っていて、その実負けているいるような
虚偽ニュースよりはマシとしても、暗いニュースがトップに来ると
暗い気持ちがもっと暗くなるので、少々怪しいニュースでも、
明るいニュースをトップに持ってきてほしいものですな


さて今日から新年度、うちの会社も8年目に入ります。
過去に一度大きな危機がありましたが何とか乗り越え今日まで来ましたが
8期目にして、またまた大きな危機がやってきます。
前回の危機では、何とか仕事さえすれば売り上げを確保できたのですが
今回は仕事自体が無いので、本当に厳しい状況です。
しかしその反面、自社開発した製品へ大口の引き合いがくる可能性があり
何としてでも、そのチャンスを掴みたいと思っています。
まぁそういう意味では、会社にとって博打のような年になるでしょうね。
結果は、天国か地獄です、中間はありません。

出来ているか否かは別として、例年、しっかりした事業計画書を書いて
それに則って仕事を進めていましたが、この激変の時代、計画を立てても
明日は世界自体が変貌している可能性があるので、
今期は、とりあえず目標や意義だけ掲げておいて、
そのスケジュールは予め考えておくのではなく、時々に応じて臨機応変に対応し、
リスクヘッジはTPOに応じて最善の手段を考える方向にしました。
従いまして、例年数十ページもある事業計画書ですが、
今年は数ページで済んでしまっています、ちょっと心配ですけどね。

今回の100年に一度と言われている世界同時不況で
従来の事業計画立案方式ではダメだという事を実感しました。
従来の事業計画を立案する際、もちろん考えられるリスクは全て洗い出し
その場合に応じてどのように対処するかを考えますけど、
そのようなリスクヘッジの殆どは、実際にリスクが発生した時に考えても
十分対処できるようなもので、考えも及ばない大きなリスクが生じた時には
結局、なすすべもなく受け入れるしか手がないという事を学びましたね。

もちろん事業計画自体を否定するものではありませんが、
状況に応じて頻繁に事業計画を見直すか、ごく大まかに決めておいて
詳細は事象が発生した時に考える方が柔軟に対応できます。

それから事業のあり方にも考えさせられました。
とりあえず現状のような、半ば他力本願である下請けでの日銭稼ぎは
危険だという事で、ユニクロ式に新しい技術やアイデアを次々と投入していくか
はたまた事業を多角化するという事を考えなければなりません。
と言うのは簡単ですけど、様々な資源が必要ですから、すぐにというのは無理。
まぁ出来るだけ早急に実現させるという方向で頑張るしかありませんね。

以前、NHKで放送された「ハゲタカ」に出てくる大空電機じゃないですけど
「フェニックス計画」とでも命名して、今の会社を不況に対しても強い企業に
していかなくてはなりませんね。


今日目に付いた記事:
 ・レゴジャパン、パソコン操作で動くブロック
  製品コンセプトは分かるが、ブロックを動かす必然性があるのか?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 一寸先は闇とは、全く先人の知恵には敬服しますな。

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