闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

賢い利用者になる

2007年05月09日 00時04分38秒 | Weblog
今日は、かねてより従業員から出ていたオンラインタイムレコーダーの
バージョンアップの作業を行った。
昨日、6割くらいのコーディングが終わっていたので、
今日は残りの改造と動作確認。 それで改造はほぼ終了だ。

その業務管理システム、今月は気が抜けない。
何故なら、4月は年度変わりの特別な処理が入るので
いくら動作確認では上手く行っていても、
本番で正常に年度変わりの処理をしてくれるか心配だ。

処理が止まるというくらいならまだ良いのだが
処理はあたかも正常に終わったように見えて
実はデータベースに矛盾が生じた!なんて事になると
プログラムの不具合を治すだけでなく
手作業でデータベースを修復しなければならなず大変手間がかかる。
今月の給与計算時には、本当に祈るような気持である。

システムのトラブルの一つの大きな原因は、
このように基準となるものが変化する場合に多く発生する。
設計時に漏れなく変化されるものを把握しておればよいのだが
悲しいかな人間の場合、「抜け」や「勘違い」がよく起こる。
特に1人の人間が、設計からコーチング・デバッグ~動作確認まで行うと
必ずと言っていいほどトラブルが残ってしまう。

所詮、1つの脳では1つの思考パターンが印象付けられてしまって
それ以外のパターンには目が行き届かない。
もちろん設計段階で、様々な手法で抜けや勘違いが発生しないようにするのだが
現在のように短納期を求められると、進捗を優先してしまいトラブルが発生する。

少し話は違うのだが、先日TVの特集番組で長距離バスの実情について特集していた。
自由化のよって長距離バス業界に多くの企業が参入して、様々な事柄、
例えばサービスや価格を競争するようになったので
利用者もメリットを感じ、利用者が増えているという。

ところがその一方で、無理な合理化や無理な低価格競争の結果
運転手の過酷な労働を強いて大事故につながっているケースも多い。
確かに、合理化したり効率よくしたり、アイデアでコストダウンする事は
利用者にはメリットではあるが、安全を無視した低コスト競争は本末転倒だ。

最低限の安全を守るには、必ずそれなりの費用がかかる。
利用者ももっと賢くなって、低価格に飛びつくのではなく
安全やサービスを見極めた上で選択するようにすべきではないだろうか。
事故が発生して賠償を求めるのもいいが、死んでしまっては元もこもない。
他の業界でも同様である。

利用者は、破格に安くても安全性や耐久性や高品質を維持できると考えているのか?
自分自身を守るためにも、利用者はもう少し賢くなる必要があるのではないか。
というと努力が足りないと言われるかもしれないが
安全性や耐久性や高品質は、努力という精神論だけでは立ち行かない。


今日目に付いた記事:
 ・ふるさと納税で総務相「首相が検討指示」
  政府には「知恵伊豆」がいるらしい、よくまぁこんな手を思いつくなぁ。

今日の気持ステータス:

今日のオススメサイト:
 ・外務省ODAのページ
  我々の税金がODAという名目のためにどのように使われているか
  納税者として知る必要があるでしょう。

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