闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

失敗から学ばない日本人

2011年06月17日 23時40分15秒 | Weblog
私は知る人ぞ知るアメリカ嫌い!ビッグマウスが多いし「世界の警察だ」と平気で言うし
おまけに自分たちの民主主義を押し付け、世界中で戦争をしてまわる最悪の人種だと思いますね。
未だに根強い人種差別が残っている地域もあるし、何よりアメリカ原住民を虐待してきた歴史がある。
大体、奴らの傲慢な態度には、本当に頭にきます。

しかしその反面、大変すばらしいところもありますね。
日本のように子供を甘やかない点や、合理的な考え方、それに根本原因を追求する姿勢などです。
もちろんすべてのアメリカ人がそうであるとは思っていませんが、比率にして日本人より遥かに多い。

例えば、今日のCNNのニュースでは、福島原発の事故を受けて、想定に完全はないという前提で
安全基準の見直しを行うとの報道が掲載されていました。こういうところが流石アメリカ人。
スリーマイル島の原発事故やチェルノブイリの事故が起こった時、
日本人は、自国の原発の安全性の見直しをやりましたか?
否、それどころか日本の原発では、それらの事故が発生しないと傲慢になって
顧みるどころかむしろ、エネルギー政策をさらに進めてきました。

他人の失敗を分析して、自分たちの明日につなげるという姿勢は本当に素晴らしいものです。
今、原発の事故検証委員長をされている東大名誉教授の畑村さんの失敗学の本を
私も何冊か読ませて頂きましたが、その著書の中で「対岸の火事だと思っていると
必ずもっと酷い事故が起こる」と書かれています。

日本人の場合、他人の失敗を笑ったり嘲ったりしても、次には自分がそうなると注意する事もないし
また、たとえ事故が起こっても反省はするが根本原因を追求しないし、
そういう態度だからこそ、失われた20年といわれる長期の経済不況からも脱出できないんですよ。
失敗を恐れ責任は取らない、またしっかり責任を取った人の復活の機会を与えない。
有力者が右と言ったら、少々変だと思っていても迎合する・・・全く馬鹿げていますよ。

私がそういう考えだから、集団の中では往々にして浮いた存在になるばかりでなく
空気読めよと思われる事も多いと思っています。
しかし自分の主張は自分の主張、おかしい事はおかしい、それを言ってどこが悪い?
もし間違っている事が判明したら、謝ればいいじゃないですか。
人間誰しも間違いはあるし、失敗もあるじゃないですか。

それを許さない日本社会は、私にとっては少々住みにくい社会ではありますね。
だから、できれば海外で仕事ができる事を希望するのです。


今日目についた記事:
 ・「第一印象は意外に正しい」という研究結果
  これは興味深い研究ですな。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 成熟しないジメジメ社会では、性格もジメジメだ。

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