闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

世に盗人の 種は尽きまじ

2009年02月05日 12時02分33秒 | Weblog
円天のおっさん、逮捕されましたね、当然の事と思います。
しかし、この手の詐欺は昔からある手法なのに、未だに被害者が出るのですね。
「元本保証、高配当」常識で考えて、こんな上手い話があるはずが無い。

投資は、ハイリスク・ハイリターンかローリスク・ローリターン、
ハイリスク・ローリターンのいずれかです、ローリスクハイリターンなんて
夢のまた夢、もしそんなのがあれば、そこに皆が殺到しますよ。
そりゃぁ詐欺をする側に弁解の余地はありませんけど、
騙される側にも、脇の甘さがあるのではないでしょうかね・・・。

先日、高配当を約束して結局行き詰まり、ドロンした大阪の主婦、
これも出資した人を気の毒には思いますが、甘言に乗せられて
ホイホイと出資した側の甘さを感じざるを得ません。

振り込め詐欺でも、これだけ皆さんが警告したり、手口に乗らないように
マスメディアも含めて宣伝しているにもかかわらず、
先日、振り込め詐欺かもしれないので確認してから振込みするように制止した
銀行員を振り切ってまで、振り込んでしまった方がおられたとか。
これなどは、被害に遭われた方には申し訳ないですが、犯人側の思うツボ。

本当にいつも感心するのが、詐欺を働く側の誘導術。
最近は役割分担をして、劇場型で騙す手口が主流のようですが、
言葉巧みに相手を完全に信じ込ませるのですから
そのノウハウをうちの会社の販促のために教えて欲しいくらいです。
心を誘導するだけで、金品を巻き上げさえしなければ詐欺にはならず、
逆に営業マンとしてなら、トップセールスマンになれそうですよ。

私が起業家塾に言っていた時、ある講師の方が仰っていましたが、
詐欺師は最初、とっても親切な人で完全に相手を信用させ、
ある時突然、良い人から詐欺師に変わります。
その詐欺師に騙された人に中には、まわから騙されたという事を教えられても
なお、騙されたと分からない人もいたのだとか。

即ち、金品を巻き上げてしまった時点で詐欺師になってしまうのですが、
それまでの行動というのは、客商売をするもののある種ノウハウや
教訓みたいなものが、含まれているという話です。

振り込め詐欺を一番最初に考えた人や劇場型振り込め詐欺を考えた人は
どういうきっかけでそれらを思いついたのか分かりませんが、
それらを思いつくくらいのアイデアがあるのなら、
気質の仕事でも、一流になれると思いますけどね。

それにしてもいろいろな手口が出てくるという事は、石川五右衛門さんのご辞世
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」は
真理をついているとも言えますな。


今日目に付いた記事:
 ・バイアメリカン条項 米上院が一部修正
  あまりにも保護主義に方に走られると、それはそれで弊害が出てきます

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 泥棒にも三分の理

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