闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

全く昔の人の知恵というのは、素晴らしいものですね

2016年08月14日 21時15分11秒 | Weblog
今日も京都は35度を超える暑さでしたが、夕方に夕立がありました。
夕立では、かなり雷が鳴り、数回瞬断が発生しました。



少し涼しくなりました、といっても今でも室温は30度ですが
外はもう少し涼しいでしょう、多分、28度位じゃないでしょうか。

うちの場合、瓦を通して天井と屋根の間の空間に熱が籠もり、
これがなかなか冷えないんですよね。
だから、外は涼しくとも、天井から熱が放出されて暑いです。

同じ家屋でも、京町家は涼しくなるように設計されていますね。
自然と風の流れを作り出し、涼しくなるようになっていて、
現代の家屋より優れています。

ポイントは、坪庭と呼ばれる家の中央にある陽の当たる小さな庭。
坪庭に陽が差すと、上昇気流が起こり、坪庭の周りの部屋には
外から風が自然とはいる仕組みになっています。
また走り庭は天井が高く、台所で発生した熱や煙が天井まで上がって
天窓から熱や煙がにげるような仕組みになっています。
全く昔の人の知恵というのは、素晴らしいものですね。

また最近見直されている打ち水も先人の知恵ですね。
打ち水をした直後は水が蒸発するので、一瞬蒸し暑くなりますが、
地面は気化熱が奪われるので確実に冷え、そこを通った風も冷えますからね。

昔、中学校から家に帰る途中に竹藪があって、
真夏でもそこの前を通ると、涼しい風が竹藪から吹いてきましたよ。
あれも多分、竹の葉や地面から水分が蒸発する時に冷え、
そこを通ってきた風が、ひんやりしていたのだと思います。
残念ながら、数年前、そこを通る事があったのですが
その竹藪は、マンションに変わっていました、いい竹藪だったのに・・・。

現代人は、自分達は先人よりすべて優れたものに囲まれていると思っていますが、
単に科学の力を借りて便利になっているだけで、自然を利用するという知恵は、
先人に比べたら随分退化しているように思いますね。


今日目に付いた記事:
 ・尖閣防衛、ミサイル開発へ…23年度の配備目標
  素晴らしい事だ、しかし中国の領海侵犯が頻発している今必要なのにね。
  何を暢気に23年度配備目標ってなトロい事言ってんだ?

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 先人の知恵には脱帽

今日読んだ本:
 今日は無し。