闘う社長の再起編

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「公国」って何だ?

2013年01月14日 18時44分50秒 | Weblog
今日は休日なので、下らない話を書きます。

先日、世界地図で探し物をしていた時の事、ヨーロッパの国々を見ていた時、
フランスの隣にモナコ公国が目にとまりました。
モナコ公国、自動車のグランプリが開催されたり、以前ならグレース・ケリーさんが
王妃になったりと、小国ながらいろいろ話題のある国です。

その時、ふと思ったのですが「公国」ってなんだろう?という疑問。
「王国」なら王様が元首の国でしょう? では公国は誰が元首なのかって。

それで早速Wikipediaで調べてみると・・・

ヨーロッパにおいて、「公」を君主として有する国。「王国」が一般に「国王」を君主として
有するのに対し、公国は公を君主として有する。英語のduchy(duke が治める国、領地)と
principality(prince が治める国、領地)が「公国」と訳される。

と書かれていましたが、わかるようで分らない説明。

大体、「公」って何なんだ? 例えばイギリスのフィリップ殿下は「エジンパラ公」でしょう、
ちょっと遡るとエドワード8世が「ウィンザー公」ね、確かフランスだったと思うのですが
「ブルターニュ公」ってのもあったと記憶しています。
その「公」、貴族の称号だってことは知っていますが、どのくらい偉いのかわかりません!

それで調べてみると、「公」は公爵の意味なのだそうですが、国によって公爵の地位が事なり
イギリスだと「公」は「prince」と「duke」で、前者が王族の君主や諸侯、後者が諸侯。
日本では、それらを区別するため、前者を「大公」、後者を単に「公」と言うらしい。

そうか!モナコ公国のレーニエさんは、「レーニエ大公」と言いますよね。
(現在のモナコ公国の君主は、アルベール大公[グレース・ケリーの子]ですね)
だから、王ではないけど君主だから「公国」なんですね!!
本当なら「モナコ大公国」と言わないといけないんじゃないの?と思いますが。

そこでまたまた出てくる疑問! レーニエ大公は、どうして王を名のならないのか?
大体、爵位というものは、君主から拝命するものではないのか?
それなら、レーニエさんに、公爵の爵位を与えたのは誰か?

結局、誰が爵位を与えたかは、調べてもよくわかりませんでしたが、
ヨーロッパの様々な王室の血を引いているのがレーニエ大公であり、アルベール大公で
旧フランスの王室とも深い関係があるようです。

いずれにしても、ヨーロッパでは伯爵以上(王、大公、公爵、侯爵、伯爵)は自治権が
あるそうで(今は本当にあるのかどうか知りませんが)、君主に成りえるんですね。
ちなみにモナコ以外に、リヒテンシュタインも公国です。

ヨーロッパの場合、各国の王族が互いに近い遠いは別として、親戚関係にありますから
日本などとは異なり、人間関係や歴史が複雑です、難しい!!

さらに、君主が居る政治形態では「王国」「公国」「帝国」だそうで
日本の場合、天皇は象徴という扱いですが、国際的には「立憲君主制の帝国」に
分類されているらしいです。

「公国」を調べている間に、日本の爵位についてもいろいろ知識を得たのですが
それについては、また後日。
自称による爵位を名乗ったら「軽犯罪法」で罰せられるらしいです
んじゃぁ「男爵イモ」は、逮捕されなければなりませんね


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  東日本は大変な事になっているようですねー

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今日の一言:
 いろいろ調べるとホント勉強になりますなぁ~