闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

これが日本の体質か?!

2011年07月22日 21時36分57秒 | Weblog
ようやくマニュフェストの見通しの甘さを認めましたね民主党は。
と思ったら今度は、お盆までに被災者全員を仮設住宅に入居させるという
菅さんの見通しが甘かった事も認めました、遅すぎますよ。

まぁ民主党に限った事ではありませんが、代議士先生達の予想は甘過ぎる。
いや代議士先生達だけじゃなく、役人も大企業もですけどね。
中小零細企業で、見通しが甘かったら大変ですから大変慎重です。
菅さんが中小企業のトップなら、とっくの昔につぶれていますよ。

福島原発の処理もなんだかんだと誤摩化して、第一ステップは予定通り
終了したと言いつつも、連日のように汚染水浄化システムや
燃料貯蔵プールの冷却装置がストップして、目標の半分ほどしか
処理できていないのが現実ですが、それを直視しない。

大体、失敗が次の教訓になるためには、現実をしっかり直視し、
綿密に分析して真因を突き止め、改善方法を考えだす事が必要だ。
そりゃぁ自分の失敗と向き合う訳ですから、勇気が必要です。

でも、それをやらなければ、教訓とならない。
その悪癖を象徴する諺が「臭いものには蓋をする」です。
この諺が日本の体質そのものを表しているとすると、
自分自身が日本人である事を恥じねばなりませんな。
(しかし外国人相手に、直ぐに認めたら逆にまずい立場になる事もある)

そして、過ちは勇気をだして認めるという行為の他に
過ちを認めるタイミングも大変重要な要素であり。
出来るだけ早い方が傷口が小さくて済む、後になればなるほど
指数関数の如く急激に大きくなり、ついには取り返しがつかなくなる。

取り返しがつかない状態になったのが、今の菅政権の姿であり
福島第一原発の現状であります。
そうなると、復帰するまでの時間も労力も天文学的数字になる。
そのツケは国民に回ってくる、冗談じゃない!!

代議士先生達は運転免許証をもっているんでしょうかね?
免許取得の時や更新の時に「だろう運転はダメ」「かもしれない運転をするように」
という事を何度も聞かされますけどね。
つまり見通しの悪い交差点などでは、「人が飛び出してこないだろう」
という運転じゃなしに「人が飛び出してくるかもしれない」と考えれば
徐行までいかずとも多少なりともアクセルを緩めるという話です。

「お盆までには仮設住宅がすべて建てられるだろう」の結果が上で書いた結果、
「お盆までに仮説住宅がすべてたてられないかもしれない」と考えておれば
二の矢三の矢を打てたかもしれないのに、やらなかった。

原発建設自体が「震度8以上の地震はやってこないだろう」の結果が今、
「やってくるかもしれない」と考えておれば、経費は掛けずとも
もうちょっと安全策を張り巡らせる事ができたはず。
こんな甘い連中に政治を任せて、本当に大丈夫?という気持ちになる。
自民党政権に戻っても同じ事でしょう。
もっと本当に頭のキレる人が、国のリーダーにならないと、日本に明日はない!


今日目に付いた記事:
 ・福島県、10月末に全避難所を閉鎖へ
  このように一律で決めてしまうのが政府や行政の浅はかさ!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 是は是、非は非。認めて再起すればいいじゃない?!