闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

まだまだ「情報」への考えが甘い

2009年07月30日 22時39分14秒 | Weblog
アリコの顧客クレジットカード情報流出事件が拡大しています。
脇が甘かったですね、このまま情報の不正使用が拡大したら
損害賠償金が大幅に増えるでしょう。
簡単にデジタルの情報を持ち出す事ができる現代では
単一のセキュリティだけではダメです、人的、システム的、機械的に
何重ものセキュリティを実施しなければなりません。

今日だったか昨日だったか、Winnyを使っている人のパソコンから
情報が流出したニュースも流れていましたよね。
あれほどたくさんの情報漏えい事件にWinnyが関係しているのにもかかわらず
いまだに、大切な情報が入っているパソコンにインストールするとは...
余程、常識はずれか、大マヌケか、脳に疾患があるかのいずれかです。

私たちは日本人は未だに「情報」というものの価値を甘くみていますが、
時として「情報」は、核兵器より恐ろしい価値を持つ場合もあります。
特に、現在のように、今ここで起こった情報がインターネットで伝播し
数分後には地球の裏側まで伝わるような時代に、それを甘くみたらダメです。

逆に、冷静に考えたら全く価値の無いデマ情報がネットに流れてしまうと
真実を知らない人が、無責任にまた次の人に伝えるという伝言ゲームで
あっという間に広がってしまう場合もある。

先進国の多くで、諜報活動を行う省があるのにもかかわらず、
日本ではそれを集約できず、各省庁に分散して存在しています。
分散しているから横のつながりも薄く、国家という単位で見れば
そういうパワーの分散のメリットが少しもありません。
私は、世界中で諜報活動を行う独立した情報省を作るべきだと思いますけどね。

またそれに輪を掛けて日本人が、情報のためにお金を掛けない
原因になっているのがインターネットです。
ブラウザを開いて、検索サイトを開き、調べたい単語を入力して検索。
今では殆ど瞬時に、調べたいサイトのリストが表示されます。
そしてクリック一つでそのサイトに飛ぶと、確かに知りたい情報が出てきます。

ここで危険なのは、それで最終的に表示された情報の信憑性です。
信憑性を担保していないからインターネットは無料なんですよ。
でも中には、インターネットで表示された情報のすべてが正しいと
思っている人がおられますが、おめでたいですね。

少し考えりゃぁわかりますよね、
じゃぁニュースサイトの情報の信憑性は?と思われるかもしれませんが
公共性のある業種については、いかに正確な情報を提供するかどうかが
その業種の使命ですから、信憑性はまず高いと考えられます。
その代わりに、無料で提供される情報量と有料で提供される情報量が
差別化されている事がわかります。


今日目に付いた記事:
 ・オバマ大統領、不支持が4割に 米紙など調査
  まぁ熱が冷めてきて、冷静に判断できるレベルに落ち着いたのでしょう。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 平和も水も情報もタダじゃない!