3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

専門家会議の継続を強く求める

2020-06-27 12:16:14 | 新型コロナウイルス
なにがあったというのか。専門家会議を解散し、別組織を作るという突然の発表。
これは認められない。
これまでの専門家会議の果たした役割は大きく、信頼とともに国民の生活に浸透している。
専門家会議のおかげで日本は奇跡的にパンデミックを避けているのである。
切り替えて、経済優先の御用学者の専門家会議にしようという魂胆には絶対に賛同できない。
こういうやり方は絶対に許せない。
政府に強く抗議したいのである。

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with Corona の時代に4:wear masks and be quiet

2020-06-27 11:29:55 | 現代社会論
新しい日常といわれているが、飛沫感染を防止するためにマスクをつけて、大声でしゃべらない、他人とは2メートルあけて歩こう、というもの。
しかし、3月ごろから自粛生活がはじまり、4月からは全面的に自宅ワーク、5月6月と外出が思うようにできない日常にだんだんみんな飽きてきたようだ。
もう、みんな堰を切ったように外出しているのである。
遠距離バスは混んでいるという。新幹線も結構な混み具合で、自家用車の遠出で道は混んでいる。
飽きっぽいのである。
政治的スキャンダルもテレビでセンセーショナルに取り上げるが、粘り強く追及するわけではなく、熱が冷めて芸能人の不倫の話題などに興味が移って行ったりしてしまうのである。

コロナウイルスはそんな人びとの興味が薄れた、もう飽きた、などという気まぐれに合わせてはくれない。気を緩めればすぐにやってきて感染拡大する。

人類よ、お前たちのこれまでの悪行の数々、免罪はまだまだだといわんばかりである。

もういい加減にしてくれ、生活が破綻する、という悲鳴が聞こえてくるがそんなことはお構いなくウイルスはわれわれの生活の細部に入り込み、ちょっとでも緩めれば、すぐさまやってくる。

このウイルスは決してわれわれの都合で動いてはくれないのである、ということを肝に銘じるべきなのである。

気を緩めて歌舞伎町などに繰り出せばすぐさま感染拡大するということである。
歌舞伎町だけでなく、全国の歓楽街には、不特定多数を相手に商売をし生計を立てている女たち(男たち)が少なからずいて、国内を移動しているらしい。徳島の歓楽街で感染した女性はそのまえ、大阪で働いていたというし、そして何人と接したかわからない、それほどたくさんの客と接したということであろうが、ということである。

戦前期、結核もそうだが、梅毒が流行し、兵士が感染しては国力が落ちるということで花柳病対策という感染症対策がおこなわれたということを読んだことがあるが、まさに、現代版、歓楽街における感染症対策が必要になっているということなのだろう。
歓楽街で感染が拡大し、感染はそこだけにとどまらず、お客と従業員らに感染し、お客が働くその職場に広がり、またその家族に広り、妊婦や高齢者などにも広がり、結局、毎日感染者が増え続けている。

コロナ以前の生活に戻ることは絶対にないという状況に陥っている。

それにしても、緊急事態宣言が解除された途端に夜の街に繰り出すという、この文化をなんとかできないものだろうか。この問題と向き合い議論をし、まともに社会的な対応を考えてこなかったツケが回ってきたとしか思えないのである。
コロナウイルスはわれわれの社会の弱点を衝いてくる。
飽きやすく、金で何でも解決するような、そして自分のことしか考えないようなスタイルに変更を強くもとめる、それがコロナとともに生きる時代のニューノーマルなのだろう。






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