3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

2019.4.3 バルコニー便り ひどく風が強くそして寒い

2019-04-03 16:23:52 | 日記
このところ真冬の寒さである。
ダウンコートを引っ張り出し、毛皮の襟巻きも出してきた。
寒い。風も強く、引き飛ばされそうである。
真冬の寒さの東京。

4月になったのにこんなに寒いというのも珍しい。
随分前であるが、たぶん2004年の4月上旬も寒い日があったと記憶している。

昨日はお花見に行った。
寒くて花を楽しむ余裕もないくらいであった。
おまけに夕方、雨がふった。

不眠症である。
昨夜は眠れずほとんど寝ていない。
理由がわからなくはない。
お花見にいって友人と楽しくおしゃべりしすぎて脳が活性化しすぎて夜になっても覚醒しつづけ、夜明けまで静まることがなかった。
ということなのだと思う。さらに、元号が変わるということになり、過去30年を振り返っていたらますます眠れなくなったのである。

あれは19〇〇年で昭和〇〇年、あんなことがあったなあ、などと思い出し、あれは昭和何年だったのか?と確かめたくなって、ベッドから起きだして、ipad のカレンダーでさかのぼってみたりしているうちに、あれは土曜日だったのだなあ、とか、あの人に始めてあったのはこの日だったとか思い出し、ますます思い出が鮮明に蘇ってきた。ますます眠れなくなってしまったということなのである。

久しぶりに眠れない夜をすごした。

カレンダーをさかのぼる、どこまでもさかのぼることができる。
生まれた日、小学校に入った年の4月のカレンダー、など見ているとこの上なく懐かしくなってくる。
父と母が結婚した日にも、兄が生まれた日にも、さかのぼることが可能である。
懐かしい人々が別の顔をして、よりリアルに立ち上がってくるのはなぜだろう。
小学校4年の秋、音楽会で指揮をした。11月の寒い日だったなあ。

未来のカレンダー、どこまで私は生きているんだろうと思う。
このなかに私が死ぬ日もあるのだろう。
そう思うと未来のカレンダーを開くのは少し怖いものである。
ずっと先、100歳になるその年、きっと私はいないのだろうと思う。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする