3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

エネルギー政策を考えるためには、やわらかい頭が必要である

2011-06-17 11:22:16 | エネルギー政策
このところ、TV朝日報道ステーションを見ていると、エネルギー政策についてかなり、感情論的なトーンなので、辟易する。
寺島氏が冷静な視点から今後の原子力技術について論じているのにもかかわらず、F氏は聞く耳をもたず、ゲンパツ怖いのトーンで、まことに興ざめである。
これでは、反原発運動から人は離れて行ってしまう。政策を語れるかが問題なのだ。経済の衰退を最小限に抑えつつ、次のエネルギーを冷静に語らなければならないはずである。さらに、フクシマは現在進行形であり、また、他の発電所も決して廃炉になったわけではなく、これから大変なエネルギーをつかって政策転換をするわけだから、相当の覚悟と見通しが必要なのだ。それを、あのような薄っぺらな言説でまとめるのではだめだ。そもそも「報道」などという名称の番組にはふさわしくないだろう。アンカーマンにはもっとやわらかい頭が必要であると思う。
コメント (1)
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