高慢と偏見のファンなのだが、ジェイン・オースティンの生涯を描いた映画があるというので、見てみた。
本当のところはわからない。
悲恋を経験したらしい。
関連文献を読むと、実際、ある男性と恋に落ちたらしい。が、その男性は財産がなく、ジェインも貧しい牧師館の娘だったから、その恋は成就することがなかったようである。
一生その人の思い出を胸にかき続けていたのだろうか。
彼女の作品の中の男性のどれかがその人なのだろう。
ミスター・ダーシーかウイッカムか。
ハンサムな軍人にほれ込んで駆け落ちをしてしまう女性・・これもどこかで自分を描いているのかもしれない。
ルフロイ、ハンサムである。
ジェインは本当にルフロイのような男性と出会ったのかもしれない。そして、駆け落ちをしかけたか、不発に終わったか、どちらにしてもしたかったのだろう。
しかし、それはできなかった。その情熱を作家活動に傾けたのだろう。
何年もして、彼女は一流の作家として名を上げる。皆が「みて、あれがジェインオースティンよ!」と話している。上り詰めたジェイン。
そこへ、20年前に別れた彼氏、ルフロイが「娘」をつれてやってくる。その娘の名はジェイン。泣ける。
ルフロイの母は情熱的な恋をして、財産のない男と結婚し、子だくさんで貧乏である。
ルフロイは叔父に頼っている。自由に結婚相手を選ぶことはできない立場。
ルフロイは叔父にジェインとの結婚を許してもらおうとするが、貧乏な行きおくれの作家志望の娘など!と、叔父の逆鱗に触れ、撃沈。
なら、駆け落ちと計画するが、不成功に終わる。
結局、ルフロイは叔父の言うとおりに故郷の資産家の娘と結婚し、豊かな暮らしを手に入れるのだった。
駆け落ちを途中であきらめ、ジェインがハンプシャーに帰っていくシーン。馬車の中からルフロイの姿を探すジェイン。ルフロイが追いかけてくるのではという小さな期待。しかし、彼は追いかけてはこなかった。馬車の小さな窓のなかにどんどん小さくなっていくルフロイの姿。彼との最後の別れのシーン。これが一番泣ける。
誰でも一度くらいは、恋人と悲しい別れを経験するものであろうから、万人がこのシーンに共感するのだろう。
女はたぶん待っていたのである。ルフロイが猛烈に追いかけてくることを。そうしたら、馬車から降りて、駆け寄り、今度こそ二人でやっていこうとおもったかもしれない。
しかし、男はそうはしなかった。ずるい奴。ここに男の狡さがみえてくる。
ジェインはルフロイと一緒になっていたら、作家として大成できなかったかもしれない。
いや、逆に、別の作品を残すことができたかもしれず、それなりに成功し、結局、財産を築けたかもしれないのだ。
ルフロイも真面目に勉強して優秀な弁護士になったかもしれない。
人生はいくつもの岐路に立たされるシーンがある。
最善の選択とおもっても最悪の人生になることもある。
生涯独身だったジェインオースティンにも、一生ものの情熱的な恋があったのだと思うと、なんだかうれしくなる。
それにしても、時代をこえて、いつの時代も恋に泣き苦しむのは女、ずるいのは男、なのかなあと思うのである。
20年ぶりに再会するシーンで歌われているのは、フィガロのアリア
Le nozze di Figaro (The Marriage of Figaro), opera, K. 492: Act lV. Recitativo & Aria: "Giunse alfin il momento...Deh vieni"
「とうとう嬉しい時が来た~恋人よここに」
ほんと、イギリス人って(BBC)、フィガロがすきなのね。高慢と偏見もフィガロだったし。
さっそく、モーツアルトアリア集を広げて歌ってみたりしている。
もう一曲、ルフロイとの舞踏会シーン、パーセルのAbdelazer, Z. T683: Hornpipe 、とても美しいバロック。
あれほど効果的に音楽がつかわれているのをみたことがないほどである。
ジェイン役の女優はアメリカ人らしい。彼女の英語の発音がきれいではなく、ミャーミャーした英語で、不人気。また、雰囲気も見かけも決してジェインらしさからは程遠く興ざめであったが、それ以外は実によかった。
私だったら、ウイリー氏を選ぶが・・・。ルフロイよりずっと誠実そうだから。恋愛は一瞬、結婚は一生、生活だからね。
それでは、ハンサムなルフロイの画像を!


本当のところはわからない。
悲恋を経験したらしい。
関連文献を読むと、実際、ある男性と恋に落ちたらしい。が、その男性は財産がなく、ジェインも貧しい牧師館の娘だったから、その恋は成就することがなかったようである。
一生その人の思い出を胸にかき続けていたのだろうか。
彼女の作品の中の男性のどれかがその人なのだろう。
ミスター・ダーシーかウイッカムか。
ハンサムな軍人にほれ込んで駆け落ちをしてしまう女性・・これもどこかで自分を描いているのかもしれない。
ルフロイ、ハンサムである。
ジェインは本当にルフロイのような男性と出会ったのかもしれない。そして、駆け落ちをしかけたか、不発に終わったか、どちらにしてもしたかったのだろう。
しかし、それはできなかった。その情熱を作家活動に傾けたのだろう。
何年もして、彼女は一流の作家として名を上げる。皆が「みて、あれがジェインオースティンよ!」と話している。上り詰めたジェイン。
そこへ、20年前に別れた彼氏、ルフロイが「娘」をつれてやってくる。その娘の名はジェイン。泣ける。
ルフロイの母は情熱的な恋をして、財産のない男と結婚し、子だくさんで貧乏である。
ルフロイは叔父に頼っている。自由に結婚相手を選ぶことはできない立場。
ルフロイは叔父にジェインとの結婚を許してもらおうとするが、貧乏な行きおくれの作家志望の娘など!と、叔父の逆鱗に触れ、撃沈。
なら、駆け落ちと計画するが、不成功に終わる。
結局、ルフロイは叔父の言うとおりに故郷の資産家の娘と結婚し、豊かな暮らしを手に入れるのだった。
駆け落ちを途中であきらめ、ジェインがハンプシャーに帰っていくシーン。馬車の中からルフロイの姿を探すジェイン。ルフロイが追いかけてくるのではという小さな期待。しかし、彼は追いかけてはこなかった。馬車の小さな窓のなかにどんどん小さくなっていくルフロイの姿。彼との最後の別れのシーン。これが一番泣ける。
誰でも一度くらいは、恋人と悲しい別れを経験するものであろうから、万人がこのシーンに共感するのだろう。
女はたぶん待っていたのである。ルフロイが猛烈に追いかけてくることを。そうしたら、馬車から降りて、駆け寄り、今度こそ二人でやっていこうとおもったかもしれない。
しかし、男はそうはしなかった。ずるい奴。ここに男の狡さがみえてくる。
ジェインはルフロイと一緒になっていたら、作家として大成できなかったかもしれない。
いや、逆に、別の作品を残すことができたかもしれず、それなりに成功し、結局、財産を築けたかもしれないのだ。
ルフロイも真面目に勉強して優秀な弁護士になったかもしれない。
人生はいくつもの岐路に立たされるシーンがある。
最善の選択とおもっても最悪の人生になることもある。
生涯独身だったジェインオースティンにも、一生ものの情熱的な恋があったのだと思うと、なんだかうれしくなる。
それにしても、時代をこえて、いつの時代も恋に泣き苦しむのは女、ずるいのは男、なのかなあと思うのである。
20年ぶりに再会するシーンで歌われているのは、フィガロのアリア
Le nozze di Figaro (The Marriage of Figaro), opera, K. 492: Act lV. Recitativo & Aria: "Giunse alfin il momento...Deh vieni"
「とうとう嬉しい時が来た~恋人よここに」
ほんと、イギリス人って(BBC)、フィガロがすきなのね。高慢と偏見もフィガロだったし。
さっそく、モーツアルトアリア集を広げて歌ってみたりしている。
もう一曲、ルフロイとの舞踏会シーン、パーセルのAbdelazer, Z. T683: Hornpipe 、とても美しいバロック。
あれほど効果的に音楽がつかわれているのをみたことがないほどである。
ジェイン役の女優はアメリカ人らしい。彼女の英語の発音がきれいではなく、ミャーミャーした英語で、不人気。また、雰囲気も見かけも決してジェインらしさからは程遠く興ざめであったが、それ以外は実によかった。
私だったら、ウイリー氏を選ぶが・・・。ルフロイよりずっと誠実そうだから。恋愛は一瞬、結婚は一生、生活だからね。
それでは、ハンサムなルフロイの画像を!

