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教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

4月四回目の教室 トンボ目覚める

2025年04月22日 | 教室風景

青空が広がる朝の森。
美しいさえずりにおどろいて見回すと


素晴らしい声の主はホオジロでした。


草も木の葉も広がって緑の密度が濃くなり
何の花か酸っぱい香りがただよっていました。

サルトリイバラの茂る場所へ行くと


ルリタテハがウロウロ。。
産卵するところかも!と追いかけまわしましたが時間切れ。

原っぱに行くと


ハラビロトンボが出現していました!
少し早いような気がします。
シオヤトンボもいないか注意しましたが会えませんでした。

4月4回目の教室日でした。


窓を網戸にし優しい風と小鳥のさえずりを楽しみながら。
「別天地だ。。」と呟いてしまうほど心地よい制作日和でした。


午後にHさんがパステル画を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

お昼には気温が上がりましたが風は爽やかでした。


葉っぱの大きなオオバウマノスズクサを見ると


早くも花が咲いていました。強烈な印象です。


横から見ても面白い。
折れ曲がった袋状のところに虫が入り出ようともがくと
受粉がなされる。うまい仕組みですね。


フワフワした2色の槍をもつこの植物は初めて出会いました。
帰宅してから調べるとヒゴクサという名前。
茶色い槍が雄性の穂、白い槍が雌性の穂なのだそう。


ハナイカダも咲いていました。


ハナイカダは雌雄異株でこちらは雄花。
ごくごく小さいアミメアリが訪れていました。


ひらひらと枯葉が舞い落ちてきた、と思ったら


クロコノマチョウでした。
翅は傷ついていますが無事越冬できてよかった。


頭部に土をつけているコアオハナムグリにも会いました。
こちらも成虫越冬、目覚めたばかりのようです。

空を見上げるとたくさんの小さな虫が飛んでいてびっくり。
森歩きがしみじみ楽しい季節です。



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