教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

くうものくわれるもの

2019年08月12日 | 生き物

暑い日が続きます。


珍しく日傘をさして森をゆくと


オオシオカラトンボのメスが翅を休めていました。
翅に青空が映っています。


周りにはたくさんのコシロカネグモの円網が水平に張られていました。
蜘蛛が足先2本で触れている白い塊は何だろう?
コシロカネグモの卵のうでしょうか?

コシロカネグモの仲間にチュウガタシロカネグモ、オオシロカネグモ
がいるので腹部を見て確かめようと巣にかがんでいたら

オオシオカラトンボが巣にひっかかってしまいました。
しばらく静止・・・30秒ほどでしょうか、トンボは呆然としているよう。
コシロカネグモも網の中心でじっとしています。

網の糸に接しているのは翅先だけだったので
当然逃げられるだろうと思って見ていましたが


トンボがもがいた途端、コシロカネグモが突進してきました!


クモは翅の付け根、胸部と腹部の境目にかみついて

それでもオオシオカラトンボは定期的にもがいていました。


移動して前部にも。。
クモの網に引っかかってから2分ほどたったでしょうか、
トンボはすっかり麻痺したようで動かなくなりました。
何事もなかったようにクモはトンボから離れ網の中心に戻りました。

このところジョロウグモがだいぶ大きくなり
森に巣が目立つようになってきました。

そのひとつに

ヒグラシがかかっていました。

生きた獲物しか食べない肉食のクモも、鳥やカエルやトカゲに食べられ
狩りバチに狙われ寄生されたりカビに侵されたり。
自然は絶妙なバランスで成り立っているのですね。


杉林で出会ったヒグラシはセミヤドリガに寄生されていました。
この状態だと5齢だそうなのでそろそろセミから離れるのかな。
毎夏、セミヤドリガの繭を探そうと思うのだけれど忘れてしまう。。

大きなアブが何かを抱えていたので接近してみると

シオヤアブがハチをがっちり抱え込んで体液を吸っていました。
肉食のスズメバチさえ襲うこともあるという獰猛なアブですが
敵わない相手がいるはず。

いのちを燃やす夏の森の生き物たちを見ていると
気になるあれやこれやは忘れ‥無になれます。

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