Tさんはオランダの旅で取材されました。
「アムステルダムの運河」 日本画 F10
穏やかな流れに風情ある街並みと清々しい空が映っています。
現地で描きとめた淡彩スケッチをもとに旅の出会いや感動を思い
ながら日本画に表しました。爽やかな風が吹き抜けてゆきます。
近づいてみました。
重厚な建造物は粗い粒子の岩絵の具を何度も重ね、柔らかな
初夏の緑、水面のゆらぎなど筆遣いを工夫して質の違いをよく
表されました。静かな中に人々の息遣いが感じられる作品です。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Tさんのページに制作順に掲載されています。また、ご自身のHP
「水彩スケッチ紀行」には日本のみならず世界各国を旅した際に
描かれた作品が多数おさめられています。ぜひこちらもご覧下さい。
寒さが厳しかったこの冬。雨も少なかったので
ヤマアカガエルの産卵はどのようになるかと案じていましたが
1月中旬の雨の日、カエル合戦があったようで1月19日に
横浜自然観察の森の池をのぞくといくつかの卵塊がありました。
卵塊がぐっと増えたのは2月中旬の雨と2月末深夜の大雨のあと。
両方ともこの場所には行けずカエルが産卵する様子を見ることは
できませんでした。
上の画像でコバルトブルーに見える下部は映った青空の色です。
3月2日に見た卵塊はまだ新しく2細胞期、4細胞期
8細胞期
16細胞期かな
同じ池にある卵ですがそれぞれ発生の段階が違うものが。
桑実胚期
見ている間にもどんどん発生が進んでいると思うとワクワクします。
神経胚期
いくつかの段階がぬけてしまっているけれど
これからまた観察できますように。
同じ日、違う池ではもう孵化したものがありました。
まだ目が見えていなさそうなものは泥に頭を突っ込み動かず
完全におたまじゃくしの形になったものは素早く泳いでいました。
さまざまな大きさのおたまじゃくしたち。
産卵の時期をずらせば種が生き延びる確率があがりますね。
カエルたちが鳴き交わしメスを争うカエル合戦はまだこれからも
見られるはず!雨の日が楽しみな時期が今年もやってきました。